目次
- 1）成果の出る家計簿のつけ方
- 1-1）項目数は5個程度に分ける
- 1-2）項目を分類する基準を明確にしておく
- 1-3）貯金の目標金額を決めておく
- 1-4）項目ごとに使えるお金を決めておく
- 2）自分にあった家計簿を選ぼう
- 3）まとめ
1）成果の出る家計簿のつけ方
家計簿はただ収入と支出を記録しているだけでは、無駄遣いを減らしお金を貯めることにはつながりません。しっかりと成果をだすために、家計簿のつけ方を押さえておきましょう。
1-1）項目数は5個程度に分ける
家計簿の項目数は多すぎても少なすぎてもお金の使用用途がわかりづらくなってしまうため、項目数をある程度絞る必要があります。
「食費」「光熱費」「通信費」など、まずは定期的に必要となる項目をピックアップしてみましょう。不定期な出費や日常生活に必ずしも必要ではない費用に関しては、「特別費」などと一括りにまとめてしまうと良いでしょう。
1-2）項目を分類する基準を明確にしておく
お金の流れを的確に把握するために、何をどの項目に分類するか事前にしっかり決めておきましょう。
分類が曖昧だと何に無駄な費用を割いているのか原因がわからず、改善のしようがありません。例えば、「食費」に食材の購入費も外食費も全て含めてしまうと、「毎日の食材を買いすぎているのか」「外食が多すぎるのか」なぜ食費がかさんでいるのかわかりません。そのため、食材の購入費は「食費」、外食は「交際費」や「特別費」などしっかり区別する必要があるのです。
分類の基準としては「生活するために必ず必要な支出であるのか」「なくても生活できる余計な支出であるのか」という点を意識すると良いでしょう。
1-3）貯金の目標金額を決めておく
目的もなくただ家計簿をつけているだけでは、なかなか支出をコントロールすることができずお金も貯まりません。毎月の目標貯金額をあらかじめ決めておきましょう。あらかじめ目標額を差し引いたお金でやりくりをする習慣をつければ、自然とお金を貯めることができます。
また、目標を達成しやすくするためには、より明確な目標を立てることが大切です。 「貯金をする目的」「目標達成までの期限」「目標金額」を明確にし、漠然とした目標ではなく具体的な目標設定を行いましょう。
1-4）項目ごとに使えるお金を決めておく
食費や交際費など各項目ごとに、１ヶ月に利用できる金額をあらかじめ決めておきましょう。項目欄の横に金額を記載しておけば、今月はあと何円使えるのかしっかりと把握することができ意識的に無駄遣いを減らすことができます。
また、どの項目にお金を使いすぎているのか把握することができ、次月以降のやりくりに生かすことができます。
2）自分にあった家計簿を選ぼう
家計簿は非常に多様な種類のものがあります。毎日家計簿をつけるのが面倒になって辞めてしまうことがないように、自分にあったタイプの家計簿を選びましょう。
市販の手書きタイプのものや、最近ではアプリを使ってスマートフォンでも簡単に家計簿をつけることもできます。アプリの中にはレシートをカメラで撮るだけで自動で家計簿に反映してくれる便利なものもあり、めんどくさがりやの方でも無理なく続けることができます。
そのほか、ノートやパソコンを使って、オリジナルの家計簿を作ることも可能です。
3）まとめ
家計簿は家計の管理をするのに、非常に便利なツールです。ただし、単に収入と支出を記録しているだけでは、実質的なお金の流れを把握できません。項目分類をしっかりと行い、何にどれだけの費用を割いているのか的確に把握しましょう。
また、毎月しっかりとお金を貯めたい場合は項目別に毎月の予算設定を行い無駄遣いを減らすとともに、毎月の目標貯金額を設定し使える金額を意識して生活するようにしましょう。ポイントを押さえて家計簿をつけ、毎日の家計管理をしっかり行っていきましょう。
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