バスタオルの臭いが気になる方に！臭いの原因と消臭できる方法5選をご紹介

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目次

1. 1）バスタオルの臭いの原因は3つ
2. 2）バスタオルの臭いをなくす方法5つ
3. 　2-1）熱湯OKなバスタオルなら煮洗いする
4. 　2-2）白色または色落ちしなければ酸素系漂白剤でつけおきする
5. 　2-3）アイロンの使用可ならアイロンをかける
6. 　2-4）タンブラー乾燥機の使用可ならタンブラー乾燥機でにかける
7. 　2-5）上記4つの方法を使えない場合は重曹でつけおきする
8. 3）バスタオルに臭いが付くのを防ぐ方法4つ
9. 4）お風呂上がりには清潔なバスタオルを
10. 5）忙しすぎて洗濯物が片付かないときは

【動画】バスタオルの臭いを消しさる方法4選！

1）バスタオルの臭いの原因は3つ

バスタオルの臭いの元は雑菌です。この雑菌が繁殖し、臭いの原因となります。

そもそもなぜ菌が繁殖してしまうのか、理由は主に以下の3つです。

• 気温
  気温でいうと、30〜40℃の場合に雑菌が繁殖しやすいと言われています。この気温は主に浴室の温度です。つまり、浴室に保存しておくだけで臭くなってしまいます。


• 湿度
  湿度も原因の1つです。雑菌は、80〜85%のときに活発に増えます。 湿度の低い場所なら気温が高くても繁殖しにくいですが、気温同様に、浴室での湿度の高さは圧倒的に高いです。


• 皮脂や汗
  雑菌は皮脂や汗をエサにしています。そのため、いくら体を洗った後とはいえ、残っている皮脂や汗から栄養をとって、繁殖してしまうのです。

以上の理由から、バスタオルは雑菌が繁殖しやすく臭いがついてしまうことがわかります。ですが、正しい方法で対処すれば、臭いをしっかり落とすことができます。

以下で詳しい方法を見ていきましょう。

2）バスタオルの臭いをなくす方法5つ

バスタオルの臭いの原因が分かれば、あとは解決するのみです。
以下に消臭する方法を5つご紹介するので、タオルの洗濯表示等と照らし合わせながら、自分にあった方法で消臭しましょう。

2-1）熱湯OKなバスタオルなら煮洗いする

臭いの原因となる雑菌は60℃以上の高温で死滅します。

バスタオルの洗濯表示を確認し、60℃の熱湯に耐えられるなら熱湯で殺菌しましょう。繊維を痛めてしまうので、洗濯表示の確認を怠らないようにしてください。

よく使用される洗濯表示は以下のものです。

洗濯機で洗濯可能。40℃が限度。	洗濯機で弱く洗う。40℃が限度。	洗濯機で非常に弱く洗う。30℃が限度。	手洗い可能。40℃が限度。	家庭での洗濯はできない。

「新しい洗濯表示」（消費者庁）新しい洗濯表示 をもとにして作成

熱湯を使用した殺菌方法

60℃以上の熱湯に、温度が下がらないよう途中でお湯を足したりしながら、バスタオルを1時間ほどつけておきます。

1時間経過したら脱水し、風通しのいい日向で干しましょう。

2-2）白色または色落ちしなければ酸素系漂白剤でつけおきする

酸素系漂白剤は除菌や殺菌効果があるので、バスタオルの臭いを落とすには効果的です。

酸素系漂白剤としていま人気なのが「オキシクリーン」です。臭いだけでなくシミ汚れにも効果を発揮します。

　 また、使用する際は、最初に色落ちしないか確認する必要があります。
色落ちの確認方法は以下の通りです。

色落ちの確認方法

使用する酸素系漂白剤を綿棒につけ、バスタオルの目立たない部分を擦ります。
綿棒に色移りしていなければ大丈夫です。

また、殺菌方法はとても簡単です。

酸素系漂白剤を使用したバスタオルの殺菌方法

40〜60℃のお湯に少量の酸素系漂白剤を入れたものに、バスタオルを1時間ほどつけておきます。

1時間経ったら通常通り洗濯し、風通しのいい日向に干して完了です。

2-3）アイロンの使用可ならアイロンをかける

臭いの原因となる雑菌は60℃以上の高温で死滅するため、洗濯後、アイロンをかけても自然と臭いはなくなります。

しかし、バスタオルを痛めてしまう可能性もあるので、ここでも洗濯表示を確認してからアイロンがけを行なってください。

2-4）タンブラー乾燥機の使用可ならタンブラー乾燥機にかける

洗濯表示を確認し、タンブラー乾燥機の使用が可能なものであればタンブラー乾燥機を使用してみましょう。

タンブラー乾燥機とは、コインランドリーに置いてあるような乾燥機です。
バスタオルは衣類ではないため、型崩れする心配がなく、使用を許可していることが多いですよ。

普通の乾燥機よりも高温のため、乾かしながら殺菌してくれます。
さらに、乾燥機の中で回りながら温風を当てるので、固くなってしまったバスタオルもふんわりと柔らかい状態に戻してくれます。

2-5）上記4つの方法を使えない場合は重曹でつけおきする

熱湯やアイロン、タンブラー乾燥機だと高温で繊維を傷つけてしまったり、酸素系漂白剤を使うと色落ちしてしまったり、という心配もありますよね。
そんなときは重曹を使いましょう。

重曹には消臭効果・皮脂汚れを落とす効果があります。
重曹を使ってバスタオルを消臭する手順は以下の通りです。

重曹を使用したバスタオルの消臭方法

まず40〜60℃のお湯に少量の重曹を入れ、バスタオルを1時間ほどつけておきます。
1時間経ったら通常通り洗濯し、風通しのいい日向に干しましょう。

3）バスタオルに臭いが付くのを防ぐ方法4つ

バスタオルの殺菌方法を述べてきましたが、そもそも菌を発生させなければ殺菌する必要もありません。
菌を増殖させないためには、何に気をつければいいのでしょうか？

以下の4つのことに注意しましょう。

①洗濯物を溜め込まない

使った後のタオルを放置していると、菌が繁殖してしまいます。特に夏場は雑菌が繁殖しやすいので、なるべくこまめに洗濯し、溜め込まないようにしましょう。

時間がない場合はせめて、日当たりのいい場所で干すように心がけましょう。

②洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯槽の中は湿度が高く雑菌が繁殖しやすい条件が整っています。
洗濯が終わったらすぐに風通しのよい場所に干すようにしましょう。

③洗剤の入れすぎに注意

洗剤を規定の分量より多く入れたからといって、洗浄効果が大幅に高まるわけではありません。反対に洗剤かすが汚れの原因となる場合もあります。

洗剤は規定分量を守り、詰め込み洗いはしないようにしましょう。

④洗濯槽は常に清潔に

洗濯槽に生えているカビや汚れが、タオルの臭いの原因になっていることもあります。
2ヵ月に1回をめどに洗濯槽の洗浄をするのがおすすめです。

4）お風呂上がりには清潔なバスタオルを

以上、バスタオルの臭いの原因と消臭方法、洗濯頻度をご紹介しました。

バスタオルの臭いの原因は高温高湿な環境と、付着した皮脂や汗にあります。まずはその条件が揃わないよう、使用したらすぐに洗濯するようにしましょう。

一度臭いがついてしまったら、以下の5つのいずれかで殺菌・消臭しましょう。

• 熱湯
• 酸素系漂白剤
• アイロン
• タンブラー乾燥機
• 重曹

いずれも洗濯表示や色落ちチェックを忘れないようにしてくださいね。

せっかくお風呂で丁寧に身体洗ったあとは、誰もが綺麗なバスタオルで拭きたいと思うもの。
ぜひこれらの方法を試してみて、綺麗なバスタオルを使い続けてくださいね。

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