自宅に電気自動車の充電機の設置|手順と工事を簡単解説

2024.1.22 更新

充電する電気自動車

目次

  1. 1)戸建てに電気自動車の充電装置を設置する場合
  2. 2)マンションに電気自動車の充電装置を設置する場合
  3. 3)充電が必要なエコカーはEVとPHV
  4. 4)まとめ
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ライター:佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

1)戸建てに電気自動車の充電装置を設置する場合

戸建ての場合は、EVコンセント(電気自動車充電用)の設置は電線を分岐し充電装置を取り付ける工事になります。コンセントの位置や電気の線の種類にもよるため金額に幅が出ますが、およそ7~12万円程が目安です。

充電装置を設置する際、実際に検討することは以下の3点です。

  1. 設置場所を決める
  2. 何ボルトにするか検討
  3. 充電器の種類を選定

設置する場所によっても工事費用が変わりますので、事業者に見積もりを依頼する際に事前に相談をするとよいでしょう。

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電気自動車のイメージ画像

1-1)設置位置により充電装置は2パターン

①自宅の壁に取り付ける壁掛けタイプ

壁のEV充電用コンセント

車を自宅の横や前など自宅の壁に近い位置に設置する場合に取り付けをできる位置です。壁掛けタイプは、宅内の配線を外壁側へ抜いて充電装置を取り付けます。

②スタンドタイプ

電気スタンドで充電するEVのイラスト

駐車位置が離れている場合は、電線を埋設するなどして、駐車位置に近い場所にスタンドタイプの充電器を取り付けます。

充電器には、コンセントだけのものや、充電ケーブルを収納できるタイプ、また戸外に取り付けるため、鍵がかかるなど工夫がされたものがあります。ニーズに合うモノを選びましょう。

1-2)電圧は200V

一般的に家庭に入っている電圧は100Vの普通電圧です。
100 Vでも充電はできますが、充電にかかる時間が長くなるため、電圧を200 Vに変更するほうがよいでしょう。

200Vに変更するためには、電力会社との契約変更が必要となり切り替え工事に数千円がかかりますが、電気代には差がありませんのでご安心ください。夜間に充電する場合には、深夜電力で安く充電する方法もあります。

例えば、日産リーフ(40kWh)にフル充電する場合、200V 6kWで約8時間がフル充電に必要な時間となります。100Vではさらに充電時間が長くなりますので、200 Vの方がよいというわけです。

参照:Panasonic LEAFの充電設備

1-3)工事はプロの事業者に依頼

工事は専門の資格を持った技術者が行います。まずは、自宅の駐車場の状況などを伝え、事業者へ見積もりを依頼しましょう。専門の知識のあるプロの事業者であれば、不明点の相談にも乗ってくれるので安心ですね。


2)マンションに電気自動車の充電装置を設置する場合

車と集合住宅

2-1)賃貸物件

賃貸のマンションや集合住宅、賃貸の駐車場では、大家さんに充電器の設置を依頼することになります。現状では設置してもらえる可能性は低いと考えた方がいいでしょう。将来、電気自動車が増えてくれば設置される可能性は出てくると考えられます。

2-2)分譲マンション

分譲マンション の場合は、理事会や総会での「承認」を得て、コストの問題を解決し、業者を選び設置工事となります。課金のシステムを構築することも必要ですので、年単位の時間が必要になる事が考えられます。

充電インフラの補助金もありますので、でマンションの住民で「電気自動車購入希望者」の人数を把握するなど、下準備を進めておくと工事のために一歩を踏み出すきっかけを作れます。

賃貸・分譲とも、さしあたっては、ディーラーの充電設備や、コンビニ、大手施設の充電設備などを利用しての充電が現実的でしょう。移動範囲で充電ポイントを確認しておくと、出先での充電に焦らずにすみますね。

3)充電が必要なエコカーはEVとPHV

そもそも、次世代車には大きく分けて4種類あります。
そのうち、充電が必要な電気自動車は、「EV」と「PHV」です。

EV(電気自動車)電気モーターが付いておりバッテリーの充電で走行する
PHV(プラグインハイブリッドカー)バッテリーへの充電とガソリンでも走行できる
HV(ハイブリッドカー)充電は不要 ガソリンを利用して発電しながら走行
FCV(燃料電池自動車)充電は不要 水素ステーションで水素を供給して走行する

「EV」「PHV」は自宅への充電設備工事が必要ですが、電気代はガソリンに比べ安いため、燃料コストが下がります。また、ガソリンスタンドに行く手間がなくなります。

▼こちらの記事でも詳しく紹介しています

充電中の電気自動車

4)まとめ

まだ数が少ない自宅での充電設備も、十数年後には、車がある家庭には当たり前にある事が予想されます。
電気自動車の購入を検討している場合は、早めに事業者に相談をして、納車後にスムーズに充電を始められるように工事を進めておきましょう。

EVコンセント(電気自動車充電用)設置サービスのよくある質問
Q設置サービスの申し込みと一緒に、充電用コンセント本体の購入もできますか?
AくらしのマーケットのEVコンセント設置サービスでは、EVコンセント本体のご用意はお客様にお願いしております。
事前に必要品を揃えたうえで、設置サービスのお申込みをお願いいたします。

Q予約前に事業者に確認・伝えておいたほうが良いことはありますか?
A予約前に事業者に以下の内容を確認・お伝えいただくとスムーズです。
・取り付ける電気自動車充電コンセントの品番
・車の車種
・ブレーカーからEV(電気自動車)コンセントの設置箇所まで15mを超えるかどうか
ブレーカーの空き状況
作業について気になる事や疑問点があれば、予約前に事業者にメッセージで確認をしておきましょう。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
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Q予約方法が知りたいです。
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