スマートキーを無くしたときの費用は？鍵紛失時の対処法

目次

1. 1）スマートキーを無くしたときの対処法
2. 2）スマートキー紛失時の鍵作成費用
3. 3）ディーラーと鍵屋さんはどっちがいい？メリット・デメリットを比較
4. 4）スマートキーを紛失したらディーラーに依頼がおすすめ！

1）スマートキーを無くしたときの対処法

スマートキーを無くしてしまった場合、焦らず冷静に行動しましょう。対処法は4つあります。

まずは最後に車のスマートキーを見かけたときのことを思い出して探してみてください。

見つからない場合は警察に連絡して届いていないか確認し、届いていなかったら第三者による悪用対策として遺失物届を提出しましょう。

もし、スペアキーがあるなら鍵を開けて動かせますが、ない場合はディーラーや鍵屋さんに連絡して作成してもらう必要があります。

また、ロードサービスは鍵閉じこみをした場合に有効ですが、鍵作成はサービス対象外なので注意してください。

詳しく知りたい方は鍵を紛失した時の行動の記事の「鍵を紛失したら今すぐとるべき行動3つ」もあわせてご覧ください。

鍵を紛失した時の行動｜自宅・会社・ロッカー・自転車の鍵別の行動と注意点

ディスクリプション

2）スマートキー紛失時の鍵作成費用

スマートキーを紛失した場合、ディーラーや鍵屋さんに依頼すると鍵を作成してもらえます。スペアキーの有無や車種・年式・イモビライザー搭載かなどによって作成費用は異なりますが、実際どれくらいの費用がかかるのでしょうか？

参考：イモビライザーとは？仕組みと車両盗難への対策｜ALSOK

ディーラーに鍵作成を依頼するとかかる費用

日産やトヨタなどの公式サイトを確認したところ、鍵の作成費用は公表されていません。

鍵の作成は車種や鍵の種類によってかかる費用が異なり、ディーラーの店舗ごとに価格設定をしていることがほとんどです。お近くのディーラーの店舗に問い合わせをしてください。

また、外出先で鍵を紛失しスペアキーがない場合、ロードサービスで自宅やディーラーへ移動させることになります。自動車保険やJAFのロードサービスを使えない場合は別途料金が発生することも覚えておきましょう。

参考：鍵の作成と費用を教えてください。 ｜SUBARU、会員でなくても、ロードサービスを利用できますか？｜JAF

鍵屋さんに依頼するとかかる費用相場

国産車や外国産車、車種、年式・鍵の種類などによって費用が異なり、イモビライザー搭載キーの場合は鍵作成の費用が高くなります。また、鍵屋さんによっては出張費や時間外料金が別途発生することもあるので事前見積は必須です。

イモビライザー搭載キーに対応していない鍵屋さんもあるので、依頼するときは事前確認をしましょう。

あらかじめ以下のポイントを確認して車にイモビライザーが搭載されているかを確認しておくと、鍵屋さん探しや見積もりを出してもらうときに役立ちます。

メインキーとスペアキーでは作成費用が違う

車の鍵にはメインキーとスペアキーがあります。メインキーは車を購入したときに渡される主要な鍵ですが、スペアキーは予備なので紛失時や追加の鍵が必要な場合に使用します。

新たにメインキーを作る場合、車に合わせて製作・セキュリティプログラムへの登録などの作業が必要となるので、スペアキーを作成するよりも費用が高いです。

その車の鍵だと特定するための「キー番号」や「車の所有権証明書」「車体番号」がわかればスペアキーや純正キーをスムーズに作成できます。

ただし、ディーラーによってはすべての鍵を紛失し、「キー番号」もわからないと、スペアキーの作成はできてもメインキーの作成は難しいです。また、新たにメインキーを作成する場合、鍵の施錠や解錠を行うキーシリンダーの交換も必要になり費用がかさむことがあります。

参考：キーナンバープレートを紛失した場合、イモビライザー搭載車のスペアキーは作成できますか？｜SUBARU、スペアキーの注文方法を教えて。｜日産

任意の自動車保険で紛失補償が適用となる場合も

車の鍵を紛失したとき、任意の自動車保険で紛失補償が適用となる場合もあります。

「鍵の紛失」「車両の鍵開け」「新しい鍵の作成」など、補償の範囲は加入している自動車保険により異なります。特に鍵の作成は、補償されない場合がほとんどです。

また、補償を受けるには「一定期間保険に加入が必須」「盗難による紛失でないと適用されない」という条件が設けられている場合もあるので加入している保険の内容をよく確認しましょう。

参考：鍵紛失時の鍵開け／鍵の作成【プレミアム限定】｜SBI損保、自動車保険の無料ロードサービス｜ZURICH

3）ディーラーと鍵屋さんはどっちがいい？メリット・デメリットを比較

鍵を紛失したときディーラーと鍵屋さんではどちらに頼むのがよいのでしょうか？以下の表にそれぞれの特徴をまとめました。

ディーラーに鍵作成を依頼するメリット・デメリット

ディーラーは信頼性が高いのが最大のメリットです。純正品の部品を取り寄せて作成するため完成までに2週間程度かかりますが、鍵作成を依頼すると正確なプログラミングによって互換性のトラブルが少ない鍵を作成してもらえます。

また、外出先で鍵を紛失してスペアキーもない場合は、ロードサービスやレッカーを頼みディーラーや自宅まで移動。イモビライザー搭載キーの場合は、鍵作成時に車も預ける必要があります。

参考：スマートキー｜Honda Cars 金沢北

鍵屋さんに鍵作成を依頼するメリット・デメリット

鍵屋さんは、ほとんどの場合即日対応してもらえるのがメリットです。スペアキーもなく車が動かせない場合でも、鍵開けや鍵作成をしてもらえるので急ぎのときに助かります。

しかし、鍵屋さんによってはイモビライザー搭載キーやセキュリティの高い車の鍵を作成できなかったり、純正品の鍵ではないことがあります。

また、見積もりより高額な請求をされる悪徳事業者もいるので、依頼する鍵屋さん選びは慎重に行う必要があるのがデメリットです。

参考：鍵の開錠・修理等に関 する役務の取引に関する注意喚起 ｜消費者庁

4）スマートキーを紛失したらディーラーに依頼がおすすめ！

スマートキーを紛失したらディーラーに依頼するのがおすすめです。

その場ですぐに鍵を作成してくれることを考えると鍵屋さんは魅力的です。しかし、ディーラであれば鍵作成に時間がかかるものの、店舗まで移動させられれば間違いなく高品質な鍵を手に入れられます。

また、スマートキーの場合、新車を購入したときに受けとったスマートキーが1つでも残っていれば紛失した鍵を使えなくしてもらえるので、盗難された可能性を考えると安心です。

参考：スマートキー（またはキーフリーシステム）を紛失してしまいました。紛失したキーのみ使えなくすることは可能ですか。 ｜TOYOTA

ディーラーに鍵作成を依頼する流れ

ディーラーに鍵作成を依頼する流れは以下のとおりです。

1.ディーラーに連絡

鍵を紛失したらまずディーラーに連絡しましょう。

営業時間内であれば、鍵作成にかかる費用やこれからどうすべきか教えてもらえます。

このとき、鍵の作成に車を持っていったほうがよいのかディーラーに確認してください。

スペアキーがない場合は、鍵作成が完了するまで自分で動かせません。車の車種や状態によっては車がないと新しい鍵を作成できないので、事前にディーラーへ車も持ち込んだほうがよいか把握しているとスムーズです。

2.外出先でスペアキーがない場合はロードサービスで移動させる

外出先で紛失し、スペアキーがない場合は加入している自動車保険会社やJAFなどロードサービスに連絡して鍵開けと移動を依頼します。行きつけのディーラーであれば、保険会社のロードサービスを手配してくれることもあります。

スペアキーがある場合は自分でディーラーまで移動。しかし、マスターキーで施錠したのに、スペアキーで鍵を開けるとアラーム音が鳴ることがあるので注意してください。エンジンをつければ止まります。

参考：ロードサービス 車の故障・トラブル発生後の流れ｜ZURICH

3.店舗へ行き鍵作成を依頼する

ディーラーへ行き、鍵作成を依頼しましょう。

鍵作成をするときに必要な書類は以下の通りです。

家族が作成に行く場合は、車検証記載の使用者との関係がわかる書類（住民票など）を持っていく必要があります。

また、会社の車の鍵を紛失して作成する場合は、会社との関係がわかる書類（社員証や名刺など）が必要です。

参考：紛失などによりトヨタ販売店でクルマのキーを追加・新規作成する際、必要な書類などはありますか。｜TOYOTA

その他にこんなサービスもあります

【車内清掃（車内クリーニング）】

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くらしのマーケットでは、車の出張タイヤパンク修理サービスも依頼できます。
外出先でタイヤがパンクしたというときに対応してもらえます。修理できない場合はスペア装着をしてくれる事業者さんもいるので安心です。

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ライター：森田 さなえ
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