鍵穴から鍵を作る方法とは？作成時間・費用を紹介

2024.3.6 更新

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1）鍵穴から鍵を作ることは可能

鍵穴から鍵を作ることは可能です。

自宅や車・バイクなどの「元鍵（オリジナルキー）を紛失した」「複製キーしかないのに紛失した・破損した」という場合、合鍵の作成に必要なアルファベットと数字を組み合わせた鍵番号がわかりません。

そのようなときは鍵屋さんに依頼すれば、鍵穴から合鍵を作ってもらえる可能性があります。

しかし、鍵屋さんによっては鍵穴から合鍵を作成する技術がない場合もあるので、事前に対応できるか確認しましょう。

ギザギザした形が特徴の「刻みキー」であれば、鍵穴から鍵を作ってもらえる可能性が高いですが、「ディンプルキー」や「ウェーブキー」は、構造が複雑で元鍵（オリジナルキー）と少しでも違うと解錠できないため、鍵穴から作ってもらうのは難しいです。

また、鍵穴が「錆びている」「損傷している」「ゴミが溜まっている」などの場合も、鍵穴から鍵を作れないことがあります。

複製キーの番号がわかっても合鍵作成ができないため注意

複製キーに刻印されている番号は鍵番号ではありません。元鍵と同じものではないので合鍵作成はできません。複製キーしかないのに「中折れした」という場合も、鍵穴から鍵を作成することになります。

参考：合鍵を希望されるお客様へ｜美和ロック株式会社

ディンプルキーの合鍵作成について詳しく知りたい方は、ディンプルキーの合鍵作成に関する記事もあわせてご覧ください。

ディンプルキーの合鍵は作れないの？複製できる条件や費用を解説

「ディンプルキーは合鍵を作れない」と思っている人もいます。実際は、ディンプルキーによっては合鍵の作成が可能です。この記事では、ディンプルキーの合鍵を作る方法や費用などを紹介します。

鍵穴から鍵が作成できず、自宅に入れなくて困っている場合は、玄関の鍵開けをプロに依頼するとよいです。

くらしのマーケットでは、「玄関の鍵開け」も依頼することができます。

即日・深夜対応してくれる事業者もいるので、いざというとき利用してみてください。

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2）鍵穴から鍵を作る方法

鍵穴から鍵を作成するには、鍵屋さんに依頼する必要があります。鍵屋さんが鍵穴から鍵を作る方法は以下の2つです。

鍵穴にブランクキーを挿して傷を確認しながら鍵を作成する
シリンダーを取り外して内部構造を確認しながら鍵を作成する

鍵の種類や作成方法によって作成時間は異なりますが、基本的に鍵穴から鍵を作成する時間は10分〜30分程度です。

例えば自宅の鍵を紛失して家に入れなくて困っている場合、その日に玄関ドアが開けられます。

鍵穴にブランクキーを挿して傷を確認しながら鍵を作成する

基本的に鍵屋さんであれば、シリンダーのメーカーや鍵穴の形状から合うブランクキーを選べます。

ブランクキーを加工前の状態で鍵穴に挿して抜き、ついた傷を確認しながらブランクキーを削って合鍵を作成します。

ブランクキーとは

錠前メーカー製の鍵を複製するときに使う、加工前の合鍵材料のこと。純正キーよりも柔らかい真鍮で作られているため、削りやすいのが特徴。

自分で鍵を作ることはできる？

鍵の知識や技術がなどがなければ自分で鍵を作ることはできません。
ブランクキーを削る方法ではなく、鍵を型取って複製しようとする人もいますが、解錠できる鍵を作るのは難しいです。
鍵穴に指してそのまま取れなくなったり、シリンダー内部を壊す危険もあるので、鍵穴から鍵をつくる場合は鍵屋さんに依頼するようにしましょう。

シリンダーを取り外して内部構造を確認しながら鍵を作成する

シリンダーを取り外して、内部構造を確認しながら合鍵を作成する方法もあります。

取り外したシリンダーを分解して、配置されているピンとタンブラーの位置関係を確認し、鍵が合うようにブランクキーを削ると合鍵完成です。

シリンダーを取り外す必要があるので鍵屋さんに合鍵作成を依頼する場合は、取り外し・取り付け費用がかかることもあります。

シリンダー内のピンとタンブラーとは

シリンダー内でピンは鍵の刻み目に合わせて配置され、タンブラーは鍵が回転できるように支える役割をしています。正しい鍵を使うとピンとタンブラーが合い、錠が解除される仕組みです。

車やバイクの場合はシリンダーを外すと側面に鍵番号が刻印されていることがある

車やバイクの場合は、シリンダーの側面に鍵番号が刻印されていることがあります。鍵番号がわかれば、すぐに鍵屋さんに合鍵を作成してもらえます。

3）鍵穴から鍵を作るときの費用

鍵穴から鍵を作るとき安いのは、「純正キー」の鍵番号から作成する場合です。料金は1本あたり1,000円前後〜作成してもらえます。

鍵穴から鍵を作成する場合は、鍵番号から作成するよりも作業の工程数が多くなるのでプラス作業料金が発生します。また、現地まで来てもらった場合は、出張帳料金がかかるため、事前に見積を取りましょう。

4）鍵は紛失・破損しないように大切に保管しよう

鍵は普段からキーケースに入れて持ち歩いたり、定期的に磨いたりと大切に保管するようにしましょう。

鍵は紛失・破損すると解錠・施錠できず、「玄関ドアが開けられない」「車やバイクが動かない」などという状況に陥ります。

鍵番号がわかる「純正キー（オリジナルキー・スペアキー）」が1本でもあれば、番号から鍵を作ってもらえますが、ない場合は鍵穴から作成してもらうか、シリンダーごとの交換が必要となります。

また、鍵は無理やり回したり、落としたりすると曲がって使えなくなることもあるので、扱いに注意してください。

参考：合鍵を希望されるお客様へ｜美和ロック株式会社

鍵を紛失したときの対処法について詳しく知りたい方は、鍵の紛失時の対処法についての記事もあわせてご覧ください。

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鍵を紛失した場合にとるべき行動と注意点を紹介します。自宅玄関や賃貸物件やマンションの鍵、会社や事務所などの職場、ロッカー、自転車の鍵など、鍵別の行動と注意点、また実際に鍵開けを依頼する場合の費用相場と安く依頼する方法を紹介します。

定期的に鍵のお手入れをするのもおすすめ

鍵は劣化により破損しやすくなるため、定期的にお手入れをするのもおすすめです。

「古い歯ブラシでブラッシング」「布で汚れを拭き取る」などの方法で鍵の表面を磨きましょう。

しかし、強く磨きすぎると鍵を傷つけてしまう可能性があるので、優しく行うとよいです。

また、鍵穴も汚れていると鍵が回りにくくなるため、鍵本体の破損につながります。鍵穴専用潤滑剤を使ってお手入れするとよいです。

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参考：製品のご注意・お手入れ方法｜美和ロック株式会社

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