メニュー

給湯器が水漏れ(ポタポタ)してる時の原因と適切な対処方法

2024.4.18 更新

給湯器

目次

  1. 1)水漏れする可能性がある場所と対処法
  2.  1-1)給湯器の水抜き栓から水漏れしている場合
  3.  1-2)給湯器本体から水漏れしている場合
  4.  1-3)給湯器の給水(給湯)配管から水漏れしている場合
  5. 2)水漏れの原因
  6. 3)給湯器リモコンの水漏れエラーコード
  7. 4)水漏れは自分で治して大丈夫?
  8. 5)修理依頼をする前の注意事項
  9. 6)まとめ
著者の写真

ライター:KIKUCHI
フリーランスwebライターとして活動中。特技は早寝早起き。趣味は旅行で、気に入った場所があれば国内外問わず長期滞在を楽しむ。

1)水漏れする可能性がある場所と対処法

給湯器関連で水漏れする可能性がある場所は主に以下の3ヵ所です。

  • 水抜き栓
  • 給湯器本体
  • 給湯器の給水(給湯)配管

まずどこから水漏れしているかを知り、その場所に応じた対応をすることが大切です。

ただし、給湯器の水漏れを自分で対応する場合は重要な注意事項がいくつかあります。 注意事項に関しては後半で解説していますので順番に確認してみて下さい。

1-1)給湯器の水抜き栓から水漏れしている場合

給湯器には自動的に内部の圧力を調整する為の水抜き栓があります。
ここから少量の水がポタポタと漏れている場合で、蛇口から出るお湯の温度などに問題もなく、しばらくして水漏れが解消される場合は問題ありません。

しかしこのように一時的なものではなく、水抜き栓からの水漏れがずっと止まらない場合は給湯器内部の故障などが考えられます。この場合は修理を依頼する以外の解決方法はありません。

被害を大きくしない為に給湯器の下にある給水バルブを閉める、もしくは止水栓を閉めて応急対応を行いましょう。

1-2)給湯器本体から水漏れしている場合

給湯器本体からの水漏れは給湯器内部のガスの不完全燃焼による一酸化炭素発生の危険性があり、二次災害を引き起こす可能性がありますので使用はすぐに止めましょう。

迅速に修理の依頼と、給水バルブもしくは止水栓を閉めるようにしてください。

通常は給湯器の安全装置が動作するはずですが、100%とは言い切れませんので給湯器とその内部への水の供給を停止することが最も重要になります。

ちなみに一酸化炭素は無色・無臭でとても気づきにくい反面、毒性は強いですので十分注意しましょう。

参照:厚生労働省e-ヘルスネット 一酸化炭素
経済産業省 一酸化炭素(CO)中毒 |

1-3)給湯器の給水(給湯)配管から水漏れしている場合

給湯器の給水(給湯)配管の根本から水が漏れるケースもあります。

前述した水抜き栓の付近ですが、症状によっては水漏れ防止テープなどを使用して接続し直すことで対応出来ることがあります。

ただし給湯器本体が高温になっている場合は火傷の恐れや撒いたテープが溶けることがありますので、まずは給湯器本体の温度を確認しましょう。

簡単に出来そうな修理に見えても、専門性と経験がないと適切に行えない場合というのは多いですので、安易に自分で修理を行うのは控え、ご自身での対処に不安がある場合はプロの事業者に相談するようにしましょう。

2)水漏れの原因

給湯器が水漏れするのには主に以下3つの原因が考えられます。

  • 給湯器本体の故障
  • 部品の破損(経年劣化含む)
  • 配管の凍結

2-1)給湯器本体の故障

給湯器の寿命は一般的に約10年とされています。ただし設置されている環境や使用頻度によっても異なりますのであくまで目安となります。いずれにしても長年使用している場合は本体内部の何らかの故障や破損で水漏れを引き起こす可能性があります。

2-2)部品の破損(経年劣化含む)

給湯器には大小様々な部品が使用されていますが、それが外傷などによって破損することもあります。また経年劣化が原因で水漏れの原因になることもあり、特に多いのはパッキンの劣化によるものです。

パッキンはゴムですので、伸縮性が失われて硬くなったり破れたりすることで、接続部分に隙間が出来て水が漏れてしまいます。

2-3)配管の凍結

気温が下がって配管が凍結すると内部の水の体積が大きくなり配管を破損させる原因になります。
給湯器に凍結防止機能(凍結予防ヒーターや凍結防止運転機能)がついていれば防ぐことはできますが、前述したように給湯器本体の故障などで正常にこの機能が動作しなくなることもあります。

ちなみに取付けたばかりの新品の給湯器から水漏れしている場合は製品の初期不良もしくは施工不良の可能性がありますので、購入店や施工業者に連絡して対応してもらうようにしましょう。

3)給湯器リモコンの水漏れエラーコード

給湯器のリモコン

給湯器リモコンは何か問題があった時にエラーコードを表示して知らせてくれる機能がついています。水漏れの場合のは漏水検知機能が働き、エラーコードとして「173」が表示されます。場合によっては暖房補水異常の「543」も水漏れによって表示されることがあります。

ちなみにこれらのエラーコードは主要メーカー(ノーリツ・リンナイ・パーパス・パロマ)で共通しています。

3-1)エラーコードが出たらどうするの?

エラーコードが出た場合は給水機まわりをチェックして水漏れしていないか確認します。もし水漏れしていた場合はその場所によって上記でお伝えしたような対処を行いましょう。

目視で確認しても水漏れがない場合は給湯器本体とリモコンをリセットしましょう。 それでエラーコードが再度出なければ誤作動ということで問題ありませんが、再度エラーコードが出る場合は、目視出来ない場所で水が漏れている可能性があります。

3-2)水漏れは水道メーターで確認

水道メーター

本当に漏れしているかどうかの確認は水道メーターで確認可能です。

確認方法はまず家の水道を全て止めて水がどこからも出ていない状態にします。その後に水道メーターを見てメーターの回転の有無を確認します。

メーターが完全に止まっているようであれば、給湯器のリモコンか本体のセンサー類の故障が原因でエラーコードが表示されている可能性が高くなります。

4)水漏れは自分で治して大丈夫?

悩む夫婦のイラスト

結論を言うと給湯器関連の水漏れの修理は「極力自分で直すべきではない」となります。この理由は以下のようなものが挙げられます。

  • 専門知識がないと正確な原因が特定出来ない可能性がある
  • 修理箇所によっては無資格修理となり法令違反となる
  • 予期せぬトラブルやケガなどの安全上の問題がある
  • 修理するつもりが状況を悪化させる可能性がある

これらは全て様々な二次トラブルにつながるリスクになりますので、給湯器の水漏れに関しては症状の大小に関わらず専門家に修理を依頼する方が確実で安心です。

5)修理依頼をする前の注意事項

水漏れトラブルの場合はまずは給湯器の使用を止めて、給水バルブを閉める、もしくは止水栓を閉めましょう。これが誰でも出来る応急対応です。
その後にメーカーやプロの事業者などに修理の依頼をします。

ただし賃貸の場合は修理依頼を独断で判断せずに大家さんや管理会社に連絡して指示を仰ぎましょう。
原因が経年劣化の場合は自己負担なく対応してくれる可能性がありますが、事前連絡がないと例外扱いとなることも考えられます。

また賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社の「付き合いのある事業者」というのが存在するケースもよくあります。これらの事業者は物件のことをよく把握していることはもちろん、両者の間で取り決めしている修理価格などがある場合もありますので、勝手に別の事業者に修理をすると、費用負担でトラブルになる可能性も考えられます。

6)まとめ

今回は給湯器の水漏れに関してお伝えしました。水とガスを使う給湯器の修理に関して一番に考えるべきことは安全です。

それを考慮すると必然的に専門知識を持った人、つまりメーカーや専門の事業者に依頼することが最も確実で安心出来ます。今回お伝えした内容を予備知識として正しく対処出来るようにしましょう。

くらしのマーケットでは、給湯器交換のプロを口コミ・料金で比較検討ができます。
給湯器本体と取り付け込みでプロを探す事もできますし、取付けだけをプロに依頼する事もできます。

水漏れやその他不調等で給湯器の交換を検討している場合は、くらしのマーケットで自分に合うプロの事業者を探してみて下さい。

給湯器交換サービスのよくある質問
Q不要になった古い給湯器の回収もお願いできますか?
Aはい。可能です。取り外した給湯器の回収もサービス内に含まれていますので、古い給湯器の処分は事業者にお任せ下さい。

Q予約前に事業者に確認・伝えておいたほうが良いことはありますか?
A商品を自分で用意して設置工事のみ依頼する場合は、予約前に設置希望の「メーカー名・型番名・品番名」を分かる範囲で伝えておきましょう。
また、メッセージで画像を送る事も可能なので、現在付いている給湯器・リモコン・設置位置が分かる全体の画像も送っておくと作業がスムーズに進みます。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。

Q予約方法が知りたいです。
Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

給湯器交換を予約する

くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

頼みたいカテゴリがある

ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。

はじめての方へ

比較が簡単だから選びやすい

各事業者は一覧で同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
さらに実際に利用した方の口コミを見てプロに依頼することができます。口コミ評価や量はもちろん、口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。

万が一の保証もしっかり

自宅で作業を行う出張・訪問サービスは不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。

くらしのマーケットの安心・安全

サービスカテゴリ一覧はこちら

※サービス比較や口コミ閲覧に会員登録は必要ありません

給湯器交換をプロに依頼するといくら?

はじめての方へ

くらしのマーケットとは?