蜂の巣を安全に駆除するには│やり方・スプレーの使用方法・料金相場を徹底解説!

自分でできる市販の駆除スプレーを使った蜂の巣駆除の方法をご紹介します。用意するものや駆除する際の注意点など気になるポイントをまとめました。ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチの見分け方や、自治体・蜂の巣駆除のプロに頼む際の注意点、料金相場もご紹介します。

2020.9.16 更新
いろいろな形と大きさのスズメバチの巣の水彩イラスト

もし自宅の軒先や屋根裏などに蜂の巣を発見したら、不安になってしまいますよね。駆除はプロに依頼をすれば安全で確実ですが、自分で駆除ができないか検討検討している場合もあるかもしれません。

まずは自分で駆除が可能な蜂の巣かどうかを判断する必要があります。以下で蜂の種類の見分け方と、自分で駆除できる蜂の巣のサイズや蜂の巣の場所、駆除を行う場合の注意点や方法を説明しますので、駆除前に確認をしておきましょう。

また、市区町村役場やプロに駆除サービスを依頼した場合の料金相場についても説明します。


目次

1. 蜂の巣は自分で駆除していいのか
2. ミツバチの見分け方
3. アシナガバチの見分け方
4. スズメバチの見分け方
5. 蜂の巣の場所
6. 蜂の巣の大きさ
7. 蜂の巣の駆除のやり方
  7-1. 駆除前の注意点
  7-2. 準備するもの
  7-3. 駆除の手順
  7-4. 駆除後の注意点
8. 蜂の巣駆除サービスと料金相場
9. 蜂の巣駆除のプロを料金と口コミで選ぶなら


1. 蜂の巣は自分で駆除していいのか

蜂の巣を発見したら一刻も早く駆除したいですよね。しかし自分だけで対処しようとすると危険です。

蜂の巣の駆除は場合によっては自力で行うことが可能ですが、素人では駆除が難しい場合がほとんどです。自分で駆除を行う場合は以下のチェックもポイントを確認して慎重に行う必要があります。

  • 蜂の種類
  • 蜂の巣ができた場所
  • 蜂の巣の大きさ

日本の家屋に巣を作る蜂は、以下の3種類であることがほとんどです。

  • ミツバチ
  • アシナガバチ
  • スズメバチ

蜂の種類によって駆除の危険度が大きく変わりますので、駆除前に種類を見極めておくことが大切です。

巣の大きさや巣ができた場所にもよりますが、ミツバチは比較的安全に巣の駆除ができます。アシナガバチやスズメバチの場合は非常に危険です。

アシナガバチやスズメバチの巣の駆除は命を落とす危険性もありますので、プロに依頼することを強くおすすめします。


2. ミツバチの見分け方

ミツバチ

ミツバチの体の特徴

黒っぽい胴体に、はっきりした縞模様が特徴です。体長は20mm程で、全体に毛が密生しています。

攻撃性が低くおとなしいので駆除時の危険は低いですが、刺激すると集団で攻撃をしてくることもあります。

丸くてかわいらしい外見ですが、毒性はそれなりに高く、刺された養蜂場のスタッフがショック症状を引き起こしたケースもあります。

ミツバチの巣の特徴

平面で板のような形をした巣板が垂れ下がった形をしており、巣の規模が大きくなるにつれて巣板の枚数が増えていきます。

最初は白っぽい色をしていますが、ミツバチが蜜を集めていくにつれ、次第にゴールドに染まっていきます。


3. アシナガバチの見分け方

キアシナガバチ

アシナガバチの体の特徴

体長は25mm前後でミツバチより大きく、細身で腰がくびれていてスズメバチとよく似ています。スズメバチとの見分け方のポイントは、足が黄色いかどうかです。

アシナガバチは胴体も足もレモンイエローであるところが特徴ですが、スズメバチは足が黒いので、比較的簡単に見分けることができるはずです。

また、名前の通り長い後ろ脚をダラリと垂らし、フラフラと比較的ゆっくり飛びます。攻撃性は低いですが、巣に異変があると防衛のために攻撃してきます。

毒性は強く、一部のアシナガバチには、スズメバチを凌ぐ痛みを与える種類もいます。また、刺されたことによる死亡例もあります。

アシナガバチの巣の特徴

アシナガバチの巣は、お椀を逆さまにしたような半円の形をしていて、色は薄いグレーです。

半円でむき出しになっているため、外から六角形の巣穴がよく見え、幼虫やサナギが見えることもあります。スズメバチの巣と同程度の高い強度を誇り、ちょっとつついた程度では壊れません。


4. スズメバチの見分け方

オオスズメバチ

スズメバチの体の特徴

蜂の中でもっとも大きい種類であり、大きめの個体だと40mmを超えるものも。見た目はアシナガバチによく似ていて腰がくびれた細身ですが、足が黒いのが特徴です。

また、黄色いアシナガバチに比べると若干オレンジよりの色をしています。非常に狂暴で、巣の近くを通っただけで攻撃してくることも少なくありません。

また、毒性も高いため早急に病院で治療を受けなければ大変危険です。特にスズメバチに二度刺された場合は注意が必要で、アナフィラキシーショックを起こして死に至るケースもあります。

スズメバチの巣の特徴

スズメバチの巣は、作っている最中はお椀のような形をしていますが、完成形は球体やフラスコのような形をしているものが多いです。

大きいものだと直径60cmを超え、色はブラウン系で、美しいマーブル模様も見られます。外側は木片や樹皮をスズメバチの唾液で固めたものが何層も重なってできていて、非常に高い強度があります。


5. 蜂の巣の場所

蜂の巣の場所によっても、安全に駆除できるかどうかを判断できます。以下のどちらの場所に該当するかを確認してください。

  • 軒下、ベランダ、窓際、天井などの開放的な場所
  • 床下、屋根裏、壁の隙間などの閉鎖的な場所

開放的で梯子を使わなくても簡単に手が届く場所にできた蜂の巣なら、比較的安全に駆除を行うことができます。

反対に、密閉気味の閉鎖的な環境だと、駆除時に蜂が密集しやすく刺される可能性が上がり、危険度が跳ね上がってしまいます。

また、屋根裏や床下などの蜂の巣は壁や床板をこじ開けたり外したりする技術も必要になってくるため、素人には難しい作業です。よって、自力で蜂の巣駆除を行えるのは、ミツバチが開放的な場所に巣を作った場合のみと考えてください。


6. 蜂の巣の大きさ

自分で駆除が可能なのは、作りはじめの状態の巣のみです。具体的な大きさで言うと、一辺が15cm未満の巣です。

それ以上の大きさの巣は、働き蜂の数が急激に増えており、巣に異変があったときに攻撃してくる蜂の数が段違いに多いので、駆除が著しく難しくなります。


7. 蜂の巣の駆除のやり方

蜂の種類・大きさ・巣の場所を確認し、自分でも駆除が可能なレベルの場合のみ駆除に取り掛かりましょう。ただし、少しでも危険を感じたら、無理はせずに駆除は取りやめて必ずプロにお願いするようにしてください。

以下で駆除前の注意点・準備するもの・駆除の手順・駆除後の注意点を詳しく説明します。


7-1. 駆除前の注意点

駆除は夕方~夜間の時間帯に

暗くなると蜂は活動が鈍るため、夕方から日没後の2~3時間の間に駆除を行いましょう。この時間帯なら巣から外出していた働き蜂も戻っているため、一気に退治することができます。

もし、日中駆除を行ってしまうと、駆除の最中に働き蜂が次々と巣に戻ってきてしまうので刺される危険性が増します。

ただし、暗いと巣がよく見えなくなってしまうため、日中の間に巣の位置関係を把握しておくなどして、駆除しやすい対策を立てておきましょう。

匂いがするものはNG

蜂は匂いに非常に敏感です。匂いに刺激されて攻撃してくるケースも多いので、整髪料や香水などは付けずに作業を行いましょう。

また、汗の匂いにも反応するので、駆除前に体をシャワーで流してくとよいでしょう。


7-2. 準備するもの

防護服

専用の防護服がもっとも安全ですが、購入するとなると数万円かかってしまいます。自治体によっては防護服の無料貸し出しを行っているところもあるので、まずは問い合わせてみてください。

防護服が用意できない場合は、襟や袖口に隙間のない厚手の長袖長ズボンの服に、レインコートを着用しましょう。作業着が丈夫でおすすめです。

このとき、黒などの濃い色は蜂を引き寄せてしまうため、できるだけ白に近い色を選んでください。

頭を保護するもの

養蜂家が使っている防蜂ネットがもっとも安全です。3,000円程度で購入できます。防蜂ネットが用意できない場合は、厚手の帽子かヘルメットを被り、ゴーグルで目を保護してください。首の隙間をタオルで覆って隠すのも忘れずに。

手袋、長靴

手には、蜂の針を通しにくいような厚手の軍手や革製の手袋を着用します。足はズボン裾の下に長靴を履き、さらにその上から紐で縛って蜂が入り込まないようにしてください。

殺虫剤

ホームセンターなどに販売されている、合成ピレスロイド系の成分が含まれている蜂専用のスプレータイプの殺虫剤を用意してください。

合成ピレスロイドはミツバチ・アシナガバチ・スズメバチに対して非常に高い殺傷能力を持ち、噴射すると数秒後には死亡します。

なお、ゴキブリなど他の害虫用の殺虫剤の大半に合成ピレスロイド系の成分は包含されているので、蜂専用の殺虫剤ではなくても代用可能です。

長い棒

蜂の巣を落とす際、直接手で落とすのは大変危険なので用意してください。

ゴミ袋と虫取り網

棒で落とした蜂の巣は最終的にゴミ袋に入れて処分するのですが、蜂の巣に虫取り網にゴミ袋を被せたものを用意し、落とす際に網に入れるようにすると処分が楽になります。

懐中電灯

懐中電灯をそのまま使用すると、光に反応して懐中電灯に蜂が突進してくるので、必ず赤いセロファンを被せて使用してください。


7-3. 駆除の手順

  1. 少し離れた位置から巣の表面に殺虫剤を噴射する
  2. 巣から2~3m離れた場所から、巣の表面に殺虫剤を噴射します。このとき中から蜂が飛び出してきて大きな羽音がしますが、怯まずに2~3分は続けてください。

    小さな殺虫剤の缶だと空になることもあるので残量に注意してください。そのまま巣の入り口辺りを狙って殺虫剤を噴射します。

  3. 巣に近づいて入口から中に向かって殺虫剤を噴射する
  4. 巣の中にいる蜂の大変にも殺虫剤が効いているはずなので、近づいても危険性は低いです。中に向かって殺虫剤を噴射して、残っている蜂を駆除しましょう。

    巣の中から蜂が出てきても、素早く飛び立てないので慌てないで殺虫剤の噴射を続けてください。このとき、周囲にまだ残っている蜂がいたら殺虫剤を噴射して退治してください。

  5. 長い棒を使って巣を落とす
  6. 巣の下にゴミ袋を被せた虫取り網を置き、長い棒を使って巣を落とします。このとき、なかなか落とせない場合は無理をせずに諦めるのも大切です。

    また、駆除しきれなかった蜂が襲ってきた場合は、慌てて急に動いたり大声をあげたりせずに、ゆっくりと後退しましょう。

    そして巣を落としたあと、巣があった場所にも殺虫剤を撒いておきます。こうすることで蜂が同じところに再び巣を作るのを阻止できます。

  7. ゴミ袋を閉じる
  8. 念のため、ゴミ袋内に殺虫剤を噴射してから閉じます。燃えるゴミとして処分してください。


7-4. 駆除後の注意点

駆除時に退治して死んだ蜂が落ちているかと思いますが、むやみに触らないようにしてください。蜂は死んでも1日ほどは針の部分だけ反射的に動くので、刺されてしまう可能性があります。

また、駆除時に留守にしていた蜂や殺虫剤から逃れた蜂が、巣があった位置に戻ってくる可能性があります。このような蜂は戻り蜂といい、巣を除去したあと1週間ほどは飛び回ると言われています。

対策としては、1週間は巣があった場所に殺虫剤をこまめに噴射しておくことです。スプレーには蜂を忌避する作用のある成分も含まれているため、蜂が寄り付かなくなります。

雨が降ると殺虫剤の効果は消えてしまうため、雨上がりの際は再度殺虫剤を撒くのを忘れずに行ってください。


8. 蜂の巣駆除サービスと料金相場

蜂の駆除を依頼する場合、事業者もしくは役所に依頼することができます。それぞれのメリット・デメリットをご説明します。

自治体の蜂の巣駆除サービス

自治体によっては、蜂の巣駆除を無料や格安で行ってくれるところもあります。管轄の自治体に問い合わせて、サービスを行っているかどうかを確認するとよいでしょう。

ただし、自治体が駆除を依頼するのがプロの事業者とは限らず、ボランティアを募って駆除を行うケースも多いため、駆除の精度が低く、巣を撤去したのに再度巣を作られてしまったなどという場合もあるようです。

また、自治体にサービスを申し込んでも、順番待ちや書類の不備などですぐに駆除をしてくれないこともあります。緊急性の高い場合はプロに直接依頼しましょう。

蜂の巣の駆除サービスを行う自治体は財政的な問題から年々減ってきているようです。それでも駆除にかかった費用を一部負担してくれるという自治体もあるので、一度管轄の役所に問い合わせてみてください。


プロの害虫駆除サービス

害虫駆除の高い技術を持ったプロによるサービスなので、確実に蜂の巣の駆除を行ってくれます。

基本的には、一度現地で蜂の巣の様子を見て見積もりを取って後日駆除を行うか、蜂の巣の状況をあらかじめ伝えすぐに駆除を決行するという流れになります。

費用は張りますが、蜂を徹底的に駆除し、再発防止策もきちんと行ってくれるため、安心して任せることができます。


駆除をプロに依頼した場合の料金相場は、事業者の料金設定や、蜂の種類によって変わってきます。蜂の種類ごとの平均的な相場は以下の通りです。

蜂の種 料金
ミツバチ・アシナガバチ 8,000円~20,000円
スズメバチ 10,000円~30,000円

相場に幅がありますが、巣の大きさや巣の場所によっても値段が変動するためです。依頼時に蜂の巣の状態や場所をしっかり伝えれば、おおよそかかる費用を教えてくれるはずです。


9. 蜂の巣駆除のプロを料金と口コミで選ぶなら

蜂の巣駆除は自分で行えばかなり割安に済みますが、高い危険の伴う作業です。また、サービスを行う自治体も近年では少なくなってきているので、安心・確実に蜂の被害から逃れるためには、やはりプロへの依頼を強くおすすめします。

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