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外壁塗装の耐用年数は10〜20年|寿命を長くするコツとは?

2024.1.22 更新

外壁塗装耐用年数

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目次

  1. 1)外壁塗装の耐用年数は10〜20年
  2. 2)外壁塗装の耐用年数を決めるポイント
  3.  ポイント①:塗料の種類
  4.  ポイント②:外壁材の種類
  5.  ポイント③:コーキング(シーリング)
  6. 3)外壁塗装の耐用年数が過ぎているかチェックする
  7. 4)外壁塗装の塗料は耐用年数が長い方が費用がかからない
  8. 5)外壁塗装の耐用年数の寿命を延ばすコツ
  9. 6)失敗しない外壁塗装事業者の選び方
  10.  外壁塗装の費用相場
  11. 7)外壁塗装の法定耐用年数と塗料の耐用年数の違い

監修者の写真
監修:宮本 輝一氏(有限会社 宮本建装)
一級建築塗装技能士、住宅塗装診断士の資格を保有。
千葉県松戸市にて外壁塗装を専門に28年の豊富な業歴を持ち、適切な状況診断と最適な提案、適正な価格に定評がある優良店。真摯な対応と丁寧な施工に「またお願いしたい」という口コミも多数。

1)外壁塗装の耐用年数は10〜20年

塗料

外壁塗装の「耐用年数」とは、次の塗装が必要になるまでの期間のことを指します。外壁塗装の耐用年数は通常10〜20年です。

ただし外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類や外壁材の種類、コーキングのほか、家が建っている場所の気象条件や、施工の仕方、外壁の素材によって差があります。
新築の場合は30年持つものもあります。

2)外壁塗装の耐用年数を決めるポイント

外壁塗装の検討する際に「塗料の種類」「外壁材の種類」「コーキング」の3つにポイントがあります。それぞれに耐用年数があり、組み合わせによって長さが異なります。

外壁塗装の耐用年数を決めるポイント

ポイント①:塗料の種類

外壁塗装の塗料の種類は主に5種類あり、それぞれ耐用年数が異なります。前回塗装した塗料の種類を確認しておくと、おおよその外壁塗装の塗り替え時期の見当がつきます。

塗料の種類塗り替え時期の目安特徴
アクリル樹脂系約5~8年安価。他の塗料に比べ汚れやすく耐久性が低い。小規模な塗り替えに適している
ウレタン樹脂系約8~10年コストパフォーマンスに優れている。手頃な価格で密着性が高く施工しやすい
アクリルシリコン樹脂系(シリコン系)約10~15年コストパフォーマンスがよく、現在最も使われている塗料。色も豊富で汚れに強いのが特徴
フッ素樹脂系約15~20年耐久性が高く信頼性が高い。高価だが、汚れに強い。鉄塔や大型ビルの外壁の塗装に使われることが多い
光触媒塗料約20年光が当たると化学反応を促進する物質を含み防汚性・耐久性を発揮。耐久性が高く、価格は控えめでコストパフォーマンスに優れているが、下塗りする材料によって防汚性に差が出る
無機塗料約20~25年フッ素樹脂系の1.5倍と高耐久性の塗料。高価。塗装面の環境や紫外線の当たり方によって耐用年数が変わる

※上記の年数はあくまで一般的な目安です。必ず塗料の目安どおりの年数耐久するとは限りません。 ※各メーカーから販売されている商品や家の立地によって、耐用年数が大きく異なる場合があります。

参考:日本住宅塗装協会塗料の種類とは?水性塗料や粉体塗料、樹脂系別|大日本塗料株式会社

ポイント②:外壁材の種類

家の外壁は、一見どれも同じに見えてしまいますが、実は素材に種類があります。次に5つの例を挙げますが、その素材自体にも耐用年数があり、だいたい20〜40年程度といわれています。

外壁に使われている素材の例

  • モルタル
  • サイディング
  • ガルバリウム鋼板
  • タイル
  • ALC(軽量気泡コンクリート)

塗装の際には、上記のような素材自体の耐用年数や、外壁の状態なども事前に確認してもらいます。
家の立地や気候などによって外壁が傷んでいる場合もあるので、必要であれば修繕も検討します。

そうなると、さらに費用がかかる可能性もありますので、依頼先の担当の方とよく相談した上で、適切なタイミングでメンテナンスを実施しましょう。

ポイント③:コーキング(シーリング)

「コーキング」とは、外壁材の一種であるサイディングの目地や、窓枠と外壁の間を埋めているゴム状の部分のことをいいます。「シーリング」と呼ぶこともあります。
外壁の修繕や、塗装のタイミングで同時にメンテナンスする部分です。

外壁の素材部分とコーキング部分の耐用年数が異なると、後々コーキング部分だけ別工事が必要になる場合もあるため、依頼する事業者に見積もりの段階で確認しておくといいでしょう。


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3)外壁塗装の耐用年数が過ぎているかチェックする

外壁塗装の時期は、新築や前回の塗り替えから10年目あたりで考えはじめる方が多いでしょう。しかし、大切なのは実際の壁の状態です。

以下のような劣化の兆候があれば、一般的に言われている耐用年数を待たずに、補修・塗り替え等のメンテナンスを加える必要が出てきます。

外壁塗装の劣化のサイン

  • モルタルやコンクリートなどの壁面のひび割れ
  • 外壁を触ると、指に白い粉がつく(チョーキング)
  • 雨のあと黒い筋がつく(ほこりの汚れ ・色あせ)
  • 壁面のカビ・藻・苔が掃除をしてもとれない
  • 外壁を止めつけているビスやクギなど金属が錆びている
壁の状態

参考:一般的にはどのようなタイミングで外壁の塗替えをするのがよいでしょうか?|日本ペイント一戸建ての塗り替え|東京都塗装工業協同組合

家の外壁を確認して上記のサインを見つけたら、塗装事業者に相談して外壁の状態を確認してもらい、見積もりを取るところから始めましょう。

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4)外壁塗装の塗料は耐用年数が長い方が費用がかからない

外壁塗装で使用する塗料は、長い目で見ると耐用年数が長い方が費用がかかりません。
塗料の価格が高くなりますが、塗り替えの期間が開くためコストパフォーマンスが高くなるからです。

20年に一度耐久性の高い高価な塗料での塗装と、耐久性10年の塗料で2回行う外壁塗装では、費用面で以下の図のような違いがあります。

外壁塗装の頻度と費用

※画像はイメージです。金額の割合は工事面積や依頼する事業者、外壁の状態により異なります。

宮本 輝一氏(有限会社 宮本建装)

宮本さん

外壁の塗装は、初回のメンテナンス時期がとても大切です。すでに壁がボロボロになってしまったあとでは、塗料の効果や性能が現れにくいので注意しましょう。適切な時期が来たら、まずは速やかにメンテナンスすることをおすすめします。
また、使う塗料はできれば長いものを選ぶのが安心。現場では、15年くらい持つシリコンをおすすめすることが多いです。



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5)外壁塗装の耐用年数の寿命を延ばすコツ

外壁塗装

外壁塗装の耐用年数を長く保つために自分でできることとしては定期的な外壁の掃除があります。
定期的に掃除をすることで、外壁の藻やカビの発生を防ぐことができます。またひび割れ、チョーキングなどの異常を早期発見でき、早めに対応することができるためおすすめです。

軽度のほこりや軽い汚れは水洗いでかんたんに掃除できますが、頑固な汚れには高圧洗浄機を使用しましょう。こちらの記事では、詳しい外壁の掃除方法を紹介しています。 レンガやタイル、サイディングやモルタルなどの素材別の掃除方法も紹介しているため、あわせて参考にしてください。

自分で外壁を洗浄するには?|汚れる原因や素材に合った掃除方法

外壁塗装の掃除以外で外壁塗装の耐用年数を長く保つコツは、耐用年数が長い塗料を選ぶことと、優良業者に外壁塗装を依頼することです。

耐用期間の長い塗料を使用しても、塗料の目安年数どおりに耐久するとは限りません。
施工した事業者が、①外壁塗装の標準とされている「下塗り・中塗り・上塗り」をしているかどうか、②技術力があり信頼できる事業者かどうかが、外壁の耐久性を維持する上で大事です。

外壁塗装は専門の方でない限り、直後にちゃんと施工されているかどうか、自宅の壁がどんな状態かなどの見極めが難しいものです。
塗装から数年後に、劣化がみられてはじめて気が付くこともあります。

塗装の際には事前に見積もりを取り、疑問点をきちんと相談して、納得しながら作業をすすめてくれる事業者を選ぶことが大切です。

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6)失敗しない外壁塗装事業者の選び方

外壁塗装事業者を選ぶ時は、以下のポイントに注目しましょう。ただし、一つの項目だけがクリアしているから「優良事業者」というわけではありません。「すべての項目で納得できる場合は優良事業者に近い」ということを忘れないでください。

失敗しない外壁塗装事業者の選び方

  • 塗装工事業許可や塗装技能士などの資格があるか
  • 価格・実績・口コミを確認
  • 保証やアフターサービスの内容を確認
  • キャンセル可能か、クーリング・オフの説明があるか確認
  • 工事期間を確認
  • 見積もりに不明な項目がないか確認

外壁塗装をどこに頼むかじっくり調べたいという方は、外壁塗装の依頼先とトラブル事例を記載している記事もご確認ください。実際に起きているトラブル事例から、優良な事業者に依頼する方法を紹介しています。

外壁塗装はどこに頼む?優良な事業者の選び方やトラブル事例を紹介
外壁塗装事業者を探す

外壁塗装事業者はくらしのマーケットで頼める

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こちらの記事では実際に見積もりを依頼したユーザーの現地調査の様子を詳しく紹介しています。外壁塗装に詳しくない方でも理解しやすいように、専門用語の解説や塗料の説明があり、耐用年数も紹介していますのであわせてお読みください。

口コミから施工店舗を選べる!くらしのマーケットで外壁塗装を依頼する3つのメリット
外壁塗装のよくある質問
Q申し込みから作業完了まで、どのような流れになりますか?
Aお見積から作業当日までの大まかな流れは以下です。
①希望の見積日とお客様情報を入力し、見積を依頼
②現在の状況とご希望の状態を店舗に送り、店舗からの連絡を待つ
③現場にて訪問見積を実施、お見積金額を確認
④作業の打ち合わせ、作業日程の決定
⑤作業の事前確認、作業の実施
⑥作業が完了した後、お客様と作業の最終確認

Q施工期間はどれくらいですか?
A一戸建て住宅の外壁塗装を行った場合、おおそよ10日〜15日程が目安です。天候によって工期は左右される場合があります。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。

Q予約方法が知りたいです。
Aくらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

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くらしのマーケットの外壁塗装の費用相場

以下は、くらしのマーケットの外壁塗装の費用相場です。
外壁塗装にかかる費用は、トータルの金額の安い高いを見るのではなく、工事の工程や、塗料名などが詳細に記載されているかを確認しましょう。

外壁塗装面積相場料金
延床面積100平米9万円〜48万円

外壁塗装の費用の内訳や相場料金をもっと知りたい方は外壁塗装の費用相場の記事をご参照ください。坪数ごとにかかる費用相場や安くするコツを掲載しています。

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くらしのマーケットで外壁塗装サービスを利用した方の口コミ

くらしのマーケットで外壁塗装サービスを利用した方の口コミを一部紹介します。

口コミ

★★★★★ 5.0
まず、質問したら丁寧な説明で、分かり易い。 仕事に対する疑問等も後期中に何度か説明していただき、安心できました。 価格も納得の値段です。 地元業者さんがやはり安心です。 若いので、テキパキ仕事されていました。

利用時期:2023年8月

出典:口コミ|くらしのマーケット

口コミ

★★★★★ 5.0
親切丁寧で、とても良心的な方です。 仕上がりも大満足です。 また、10年後もこちらに依頼すると思います。

利用時期:2023年8月

出典:口コミ|くらしのマーケット


7)外壁塗装の法定耐用年数と塗料の耐用年数の違い

外壁塗装の家

塗料の耐用年数と「法定耐用年数」は異なります。

税務上外壁塗装の「法定耐用年数」は指定がないため、外壁塗装の法定耐用年数は建物自体と同じとなります。

外壁塗装は「修繕費」と「資本的支出」によって処理方法が異なる

外壁塗装は「修繕費」または「資本的支出」として経費計上が可能です。

一般的に建物の老朽化による修繕やメンテナンスに必要な費用は修繕費で、その年の経費として一括で計上されます。一方建物の耐用年数を延ばす投資に必要な費用は資本的支出となり、償却費として複数年にわたって分配計上されます。

修繕費や資本的支出についてさらに詳しく知りたい方は、詳しく解説したこちらの記事をぜひお読みください。

外壁塗装は修繕費?資本的支出?費用計上できるケースや内訳を紹介

参考:No.5402 修繕費とならないものの判定|国税庁

他にこんなサービスもあります

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著者の写真

ライター:笹倉さくら
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。



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