洗濯機の水漏れ修理の費用ってどれくらい？｜相場や水漏れ原因を知りたい！

＼洗濯機から水が漏れる！／

目次

1. 1）洗濯機のよくある水漏れ個所と原因
2. 　洗濯機の蛇口・給水ホースの水漏れ
3. 　排水ホースの破損による水漏れ
4. 　本体底面からの水漏れ
5. 　ドアからの水漏れ（ドラム式洗濯機）
6. 　排水口の水があふれる
7. 2）洗濯機の修理費用はいくら？
8. 3）洗濯機購入時の補償期間を確認
9. 4）洗濯機の水漏れ対応は自分でできる？
10. 5）水漏れ修理はプロに依頼！

1）洗濯機のよくある水漏れ個所と原因

まずは、洗濯機の水漏れの際によく原因となる箇所を確認していきましょう。

1-1）洗濯機の蛇口・給水ホースの水漏れ

洗濯機に給水するための蛇口からホースのどこかで水漏れするケースです。

• 蛇口とホース・ホースと洗濯機の取り付け部分のゆるみ・破損
• ホースの破損や内部での汚れによるつまり
• ホースが短いため引っ張られた状態で水漏れ

1-2）排水ホースの破損による水漏れ

洗濯機から排水溝に水を流す途中で水漏れするケースです。防水パンが水浸しになったり、防水パンがない場合は床に水があふれたりします。

• 排水ホースの亀裂や破損
• 排水口につながっているエルボ（排水トラップと排水ホースをつなぐL字のパーツ）からの水漏れ
• 排水ホースに延長ホースをつけている場合、接続部分からの水漏れ

1-3）本体底面からの水漏れ

洗濯機の底は通常見ることが難しいのですが、洗濯機の下が濡れているという認識になります。

• 洗濯機本体と排水ホースをつなぐ箇所のゆるみやトラブル
• 洗濯機と周囲の温度差による結露で、洗濯機下部に水滴が落ちて床が濡れた

もしも結露の場合は修理の必要はありませんが、それ以外が原因で洗濯機下部に水がたまっているような場合は確認が必要でしょう。

1-4）ドアからの水漏れ（ドラム式洗濯機）

ドラム式洗濯機では、ドア周りの水漏れが起こることがあります。

• ドアパッキンの亀裂・破損

1-5）排水口の水があふれる

排水口のつまりにより、水があふれてくるケースです。

• 排水トラップ内でつまりを起こしている
• 排水溝内でつまりを起こしている

まずはトラップの掃除をします。その後水を流して流れない場合には、排水溝内で見えない部分につまりが発生している可能性があります。自分での対処は難しいためプロの事業者に依頼が必要です。

2）洗濯機の修理費用はいくら？

メーカーに修理を依頼した場合はどれくらいかかるのでしょうか。主な修理代を東芝・日立・シャープのメーカーサイトでリサーチしました。

• ホース類の水漏れ修理　11,000～33,000円（東芝・日立・シャープ）
• 給水弁の水漏れ修理　17,000～21,000円（東芝）
• ドアからの水漏れ（ベローズ交換など）　17,000～36,000円（東芝・シャープ）
  ※ベローズはドラム式洗濯機のドアのパッキンのようなもの
• 給水ホース・排水ホースの取り付け修理　11,000～31,000円（シャープ）

※いずれも2024年10月時点の基本的な「技術料、部品代、出張料」の合計金額

メーカーによってサイトに記載のない修理項目もあります。修理個所や部品により金額が異なりますので、洗濯機の状態をサポートなどにご相談の上、修理費用をご確認ください。
また、出張料は距離によって異なる場合があります。

参考：全自動洗濯機　出張料金概算料金表｜東芝ライフスタイル株式会社、ドラム式洗濯乾燥機　出張料金概算料金表｜東芝ライフスタイル株式会社、修理料金の目安｜日立の家電品、洗濯機 出張修理概算料金｜シャープ

3）洗濯機の購入時の保証期間を確認

ほどんどの家電には、購入から1年以内のメーカー保証がついています。

期間内であれば修理が無料（ユーザーの不適切な使用・設置などで除外されるケースあり）になります。保証期間内の水漏れなどは、購入店かメーカーに相談しましょう。

また、購入時に量販店などの長期保証を付けた場合（商品代とは別に長期保証代金を支払った、ポイントを充当したなど）には3年、5年など保証期間が延長されます。長期保証をつけた場合は期間内かどうかの確認をし、修理を購入店に依頼しましょう。

【注意！】メーカーの部品の保存期間は、一般的に製造打ち切り後6〜8年と言われています。この年数を過ぎてもメーカーが部品を保有している場合もありますが、部品がなく修理ができないケースもあります。

参考：有料長期保証・家電総合保証サービス「家電保」｜ヤマダウェブコム、Q補修用性能部品は何年保有していますか｜東芝ライフスタイル株式会社、補修用性能部品の保有期間｜一般社団法人日本電機工業会

4）洗濯機の水漏れ対応は自分でできる？

洗濯機の水漏れのなかでも、蛇口のナットのゆるみや、排水ホースの取り換えなどであれば、DIYになれていれば自分で対応することも可能です。

自分で対応するメリットは何といっても安くつくこと。取り換えが必要な部品は、型番を確認してホームセンターなどで購入し、取り換え作業をしましょう。

しかし、工具が必要な場合や、洗濯機を持ち上げて下部を触らなければならない場合もあります。部品のサイズ間違いや、取り付けがうまくいっていない場合は再び水漏れが起こってしまいます。

自信がない場合には、プロの事業者に依頼する方が確実に水漏れを修理できるでしょう。

5）水漏れ修理はプロに依頼！

洗濯機から突然水漏れしたら慌ててしまいますが、まずは落ち着いて対応しましょう。給水の水漏れは蛇口を閉め、排水の水漏れは漏れた水をふき取ります。その後、水漏れ個所を確認して、自分で対処できない場合は修理を依頼しましょう。

洗濯機の下部などで原因がわからない場合は無理に自分でなおそうとするよりも、プロに相談する方が安心です。相談時に修理費用を確認し、必要であれば見積もりをとり納得できる形で修理を依頼しましょう。

くらしのマーケットでは、洗濯機修理のプロを探すこともできます。気になる洗濯機周りの水漏れ修理の相場は、くらしのマーケットでは以下になります。

※2024年10月時点の情報です。

まずは、相談してみてくださいね。急ぐ修理の場合、日程や時間も一緒にご相談ください。

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ライター：佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

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