伐採費用の相場｜庭木の伐採に補助金制度はある？安くする方法も

本ページはプロモーションが含まれています

＼ 伐採費用はいくら？／

1）木の伐採費用の総額｜1.9万円〜17万円が相場

3m〜5m程度の木の伐採費用（伐採＋伐根＋処分費）の総額は1.9万円〜17万円です。抜根をせず伐採＋処分のみを依頼した場合の総額は6,000円〜11万円が相場です。

木の高さや幹の太さによって差がでます。また、伐採だけでなく、根を取る抜根作業を行うか、伐採・抜根した木の処分を事業者へ依頼するかでも総額が異なります。

伐採費用と抜根費用、処分費用の相場を紹介します。

伐採の費用相場

伐採費用の計算方法は事業者によって異なりますが、「木の高さ」「必要な重機」「必要人数」などを計算する方法と、工程ごとに金額が決まっている2つのパターンがあります。

基本的に木が高く太く・本数が多いほど、作業に必要な人数・重機・時間は増え、料金は高くなります。

工程ごとに決まった料金設定の「くらしのマーケット」に掲載されている1本あたりの庭木の伐採の費用相場は以下の表のとおりです

3m未満の木は3,000円〜9,000円、3〜5m程度（2階建て一軒家の2階窓くらいの高さ）の木は8,000円〜2万円、5m以上の木は1.5万円〜3万円です。（※2024年9月時点）

参考：くらしのマーケット

なお、木の高さの目安は3mが2階建ての1階の屋根あたり、5mが2階建ての窓あたりです。

参考：庭木の伐採・抜根の相場｜くらしのマーケット

抜根の費用相場

伐採ではなく、木の根まで抜いてほしい場合、料金相場は以下の通りです。こちらも1本ごとの料金を表示しています。（※2024年9月時点）

切った根を放置すると、切り株につまづき怪我をしたり、シロアリや蜂などの住処になることがあります。
放置が続くと新しい芽が伸びてきて、生活や建物に影響を与える可能性もありますので、抜根も一緒に依頼することをおすすめします。

幹・根の処分費用相場

伐採・抜根した木を処分してもらいたい場合は、追加オプションを付けることができます。
伐採費用に入っていることもあるので、事業者による処分を希望する場合は事前に伝えておきましょう。

「言われるがままにお金を払ってしまったけれど、結局妥当な金額だったのかわからない…」 「他の事業者に頼んでいたらかなり安く済んだのに…」と後悔しないよう、最低でも依頼先のサービス内容と料金は確認しましょう。

2）【注意】木の伐採で費用が高くなるケース

伐採を専門事業者に頼む場合、相場よりも費用が高くなるケースを紹介します。
基本的に高い技術や人件費がかかる場合は、相場よりも高額になる場合があります。ご自宅の木や周りの環境と照らし合わせてみましょう。

「大きな枝や幹の切断」「狭い場所での作業」「倒れる方向を制御したいとき」などは、樹木をロープなどで吊り上げてから切断する作業（吊るし切り）を行うケースがあります。高所作業やクレーンなどの重機などが必要となるため、その分伐採費用が高額になります。

スギやケヤキなど20m以上の高さに育つ大木の場合、伐採費用や処分費用が高くなります。また、伐採する環境によって追加料金が発生するので、現地調査をしてもらい見積もりを必ずとりましょう。

参考：令和6年度　樹木管理等作業委託　単価一覧表｜枚方市、スギ ｜近畿中国森林管理局、ケヤキ ｜岡山理科大学

「庭に植えてある大きな梅の木を伐採したい」とお考えの方は、大きな梅の木を抜根したい時に考えること」をご覧ください。根が広く張った梅の木の伐採は難易度が高めですが、安全に伐採する方法を記載しています。

関連記事

大きな梅の木を抜根したい時に考えること｜安全に伐採・抜根する方法とは

「桜の木が枯れてしまったので伐採したい」「実家の庭の桜の木を伐採する」という方は「桜の木の伐採・抜根を検討したら」をお読みください。桜の木の病気や根上がりする桜の根の特徴など詳しく紹介しています。

関連記事

桜の木の伐採・抜根を検討したら｜安全に抜根する方法と注意点

3）自宅の木の伐採に補助金制度はない

森林所有者を対象とし木の伐採に補助金制度を用意している自治体もありますが、自宅に植えてある木を伐採したときの補助金制度は用意されていません。

「家の木を伐採したい」という場合の費用は、自身で負担する必要があります。

参考：危険木伐採支援事業について｜京都市情報館、森づくりを応援します！造林補助金のご案内｜大阪府、森林所有者のための初級講座｜全林協

4）木の伐採費用を安く抑える3つのコツ

木の伐採費用を少しでも安く抑えるコツを紹介します。
できることから対応してみましょう。

①自分で伐採する

伐採を自分でやれば、費用は無料です。ただし慣れない中、安全を考慮しながら作業するのは思ったよりも大変です。
きちんと環境を整え、無理をしないように十分気をつけましょう。

自分で伐採できる範囲は、安全を考慮し高さは3mまで・幹の直径は20cm以下の木を目安にしましょう。

周囲に建物があると、木を倒したときに当たって破損する恐れがあります。
木が倒れたときにぶつかる範囲に建物や車などがある場合は、安全のため自分で伐採するのは控えましょう。

足元に傾斜がある状態・足元が安定しない状態で作業をすると、バランスを崩して怪我をする可能性があります。
この場合も自分で伐採するのは控えましょう。

参考：令和３年度に建設工事で発生した事故事例｜岐阜県公式ホームページ、安全作業のために ボランティアによる安全作業ガイド ｜滋賀森林管理署

伐採時期は冬がベスト

伐採する時期は、1〜4月頃が適しています。この時期は空気が乾燥し、木の水分が少なくなります。
木の重量や密度が少なくなり、伐採するにも運搬するにも扱いやすくなります。

花が咲く樹木は、花が咲く前に伐採すれば、ハチなどの害虫被害の予防にも効果的です。
なお、昔から暦の上で木を伐ると、虫が入ったり腐りやすくなる「大つち」「小つち」の期間があると言われています。奇数月の月末と偶数月の月初は当てはまる日が多いです。伐採の目安にしても良いでしょう。

参考：立木伐採カレンダー｜静岡県森林組合連合会

自分で安全に伐採する方法

自分で安全に伐採する方法を紹介します。

角利スーパー技工 替刃式のこぎり Amazonで見る楽天で見る

三共コーポレーション 雄峰 パイプ柄丸形ショベルミニ Amazonで見る楽天で見る

倒したい方向に引っ張るようにロープを張っておくと、予想外の方向に倒れる可能性が低くなります。

ノコギリや剪定バサミを使って、枝を切ります。

伐採した庭木を移動させ、残った根の処理を行います。根を完全に除去したい場合は、完璧に除去したい場合は、除草剤を使用して枯らすとよいです。

参考：伐木作業安全マニュアル｜厚生労働省

詳しい伐採の手順や木の切り方は、「自分でもできる庭木の伐採」の記事を参考にしてください。太い幹の切り方を図で詳しく説明しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。

関連記事

庭木の伐採を自分で安全にやる方法｜費用を安くするコツも

②事業者に依頼する場合は伐採範囲を決めておく

事業者の見積もりを取る際に、予め伐採の範囲を決めておかないと「あれもこれも」とおすすめされ、最終的な見積もり額が高くなる可能性があります。
また、当日の追加作業によって事前見積もりよりも高くなることも…。

事業者に依頼する場合は、事前に伐採の範囲を決めておき、追加で勧められた場合はその作業内容が本当に必要なのか吟味しましょう。

また、事業者によって価格が異なるため、依頼する前に3社以上の事業者を比較して選ぶとよいです。

シルバー人材センターへ依頼する

シルバー人材センターは比較的安価な費用でお仕事を依頼できますが、高齢者が多いため高所での作業など事故につながる危険な仕事は引き受けてないところがほとんどです。
しかし、シルバー人材センターによっては、背の低い木を根元から切る伐採作業であれば1時間1,200円〜1,800円程度で（チェーンソーやゴミ処理が必要な場合は追加料金が発生）で依頼できる場合があります。
伐採できる木の高さや条件などがセンターによって異なったり、抜根作業は引き受けてもらえない可能性もあるので事前に確認しましょう。

参考：作業職種のご紹介１（植木剪定／立木伐採）｜東海村シルバー人材センター、どんな仕事でも引き受けていただけますか？｜よくある質問｜市川市シルバー人材センター、お庭・植木の手入れ｜つくば市シルバー人材センター、お引き受けできる仕事の具体例と料金のめやす｜飯能市シルバー人材センター

5）木の伐採は専門事業者へ依頼が安心

高さは3mまで・幹の直径は20cm以下の木であれば自分で伐採できる場合もありますが、伐採・伐根・処分となると素人では時間がかかったり、うまく抜根できなかったりすることもあります。

特に3m以上の木になると、思わぬ方向に木が倒れたり、周辺の建物や電線に被害が及ぶ危険性も。プロに依頼すれば、安全対策も万全で、専門的な知識と技術を持っているため安心して作業を任せられます。

6）失敗しない伐採事業者の選び方

伐採事業者を自分で選ぶとなると、技術力に安心できるところを選びたいものです。
また、「どんな人が来るのかセキュリティ面が怖い」「莫大な金額を請求されたらどうしよう……」などの不安を感じている方もいるでしょう。
木の伐採を依頼する事業者選びに失敗しないためには、以下のポイントを確認しましょう。

①口コミで利用者のリアルな声をチェック

利用者のリアルな声を確認しましょう。口コミを確認することで、「自分がどんなサービスを受けられるのか」「そのサービスで満足できそうか」をイメージしやすくなります。

また、伐採を依頼したことがなくて利用イメージがわかない時にも、口コミを見ることで、自分がどんなサービスを期待しているのか、考えを整理するのに役立ちます。

②料金やサービス内容が事前に説明されていると安心

お客様にわかりやすいように、料金や作業内容の説明を細かく依頼前に説明（サイトに掲載）しているところがおすすめです。

伐採の基本料金だけでなく、どういう場合に追加費用がいくら発生するのかや、出張費用は必要か、作業範囲の細かな説明など、事業者によっては詳細な情報を載せているところもあります。

料金の明確さやサービスの事前説明の充実度は、お客様目線で対応してくれる事業者を見つける指標になります。

分からないことや不安なことがあれば、依頼前に事業者に質問をしておきましょう。親切にわかりやすく回答してくれるかどうかも、信頼できるかを判断する材料になります。

③どんな人が作業しに来る？自己紹介やブログを確認

どんな人が作業しにくるかは、料金や作業内容と並んで重要です。

事業者の名前を検索したり、口コミやブログをチェックしたりして、どんな人が作業しにくるのかを確認してみましょう。
評判が悪い事業者の場合は、不要なトラブルを避けるためにも別の事業者に依頼するとよいでしょう。

7）費用を抑えて伐採依頼をするなら「くらしのマーケット」

くらしのマーケットには木の伐採・抜根の専門事業者が登録しており、庭木の伐採は3,000円〜利用できます。

エリアを絞り込み、複数の事業者の料金・口コミを比較できます。

「どの事業者を選んでいいかわからない」という方は、口コミや利用者の評価などの順に並び替えて探すことも可能です。

また、事業者の顔写真入りの自己紹介やブログを事前に確認したり、女性スタッフ同伴で作業してくれる事業者を選べたりするので、「この人なら安心しておまかせできそう」な事業者を効率よく選べます。

くらしのマーケットで伐採を依頼した人の口コミ

お住まいの地域の伐採・伐根の費用をチェック

ライター

金森あさみ

自分じゃできない！と思った時は何かとくらしのマーケットを活用しています！くらしのマーケットを活用してからは、家族と毎日快適に過ごせています。

くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

頼みたいカテゴリがある

ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。

はじめての方へ

比較が簡単だから選びやすい

各事業者は一覧で同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
さらに実際に利用した方の口コミを見てプロに依頼することができます。口コミ評価や量はもちろん、口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。

万が一の保証もしっかり

自宅で作業を行う出張・訪問サービスは不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。

くらしのマーケットの安心・安全

サービスカテゴリ一覧はこちら

※サービス比較や口コミ閲覧に会員登録は必要ありません