遺品整理はどこに頼む?失敗しない事業者選び4つのコツ

2024.1.22 更新

遺品整理事業者選びのコツ

目次

  1. 1)遺品整理はどこに頼める?
  2.  ①遺品整理会社
  3.  ②不用品回収会社
  4.  ③ハウスクリーニング会社
  5.  ④便利屋
  6.  ⑤デジタル遺品整理会社
  7. 2)遺品整理を事業者に頼むメリット・デメリット
  8. 3)遺品整理の事業者を選ぶ4つのコツ
  9.  ①現地見積りをしてくれるか
  10.  ②見積りの内訳が明確か
  11.  ③必要な許可証を持っているか
  12.  ④電話などの対応が良いか
  13. 4)遺品整理サービスの作業内容や費用相場
  14.  一般的な基本料金に含まれる作業内容
  15.  遺品整理の費用相場
  16. 5)ぼったくりNG!実際に起きた遺品整理トラブル
  17. 6)遺品整理するタイミングはいつがいい?
畑野 佳奈子

ライター:畑野 佳奈子
掃除が苦手でしたが…くらしのマーケットで紹介しているお手軽な掃除方法をフル活用しています。食品衛生責任者、整理収納アドバイザー準1級取得。


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1)遺品整理はどこに頼める?

遺品整理

亡くなった方の持ち物を整理したいときは、遺品整理を請け負っている事業者に整理を依頼することもできます。
利用する方は、遠方に住んでいて物理的に片付けるのが難しい方や、介護や子育てで十分に時間が取れない方、体力・精神的に整理が難しい方が多いです。
遺品整理を請け負っているのは次のような事業者です。

遺品整理を利用する人

  • 遠方に住んでいて物理的に片付けるのが難しい方
  • 介護や子育てで十分に時間が取れない方
  • 体力・精神的に整理が難しい方

①遺品整理事業者

遺品整理会社は、遺品整理全般を頼めることが多いです。
遺品整理士の資格を持っている方も多く、きめ細やかなサービスで、親戚への形見分けの手配や家の処分の相談までお願いできる会社もあります。

比較的新しい業種なので、事業者によってサービス内容や価格が大きく異なります。

②不用品回収事業者

家具や家電など、リユース可能なものをまとめて回収してくれます。
手放してもいい家財が多くあるときに便利です。
まだ使える家電などを買取りしてもらえれば、費用も抑えられます。

ただし、不法投棄や後から高額請求をされるなどトラブルもあるので、事業者の見極めが大事です。

③ハウスクリーニング事業者

ハウスクリーニング事業者は、クリーニングの技術や専門知識があるので、片付けだけでなく部屋をきれいにして明け渡したい方におすすめです。

なかには、特殊清掃の技術がある会社もあります。部屋の状態によってサービスを比較してみても良いかもしれません。

④便利屋サービス

依頼主に代わってさまざまなことをしてくれる便利屋も、遺品整理を受け付けていることがあります。
依頼する便利屋ごとに請け負える内容や技術力が異なるため、希望を伝えて相談してください。

⑤デジタル遺品整理事業者

故人のスマホやパソコンに残っているデジタルデータの処分を専門としている会社です。
ネット口座やSNSのアカウント、メールや画像などのデータを仕分けして処分してもらえます。

参考:一般社団法人 遺品整理士認定協会

遺品整理を事業者に依頼する

2)遺品整理を事業者に頼むメリット・デメリット

「遺品整理の代行なんて気がひける」と、遺品整理を自分でやるという方も多いと思います。
遺品整理を事業者に頼むメリットとデメリットをみて、依頼するかどうかを検討しましょう。

遺品整理を事業者に頼むメリット

  • 遠方に住んでいても同行なしで対応してもらえる
  • 自分で遺品整理をする時間や体力や精神力がないので助かる
  • 自分でやるより早く整理が出来る
  • 遺品整理の量が多すぎても手伝ってもらえる
  • 片付けをしながら買取・回収してもらえる
  • オプションでハウスクリーニングなどをやってもらえる

遺品整理を事業者に頼むデメリット

  • 費用がかかる
  • 高額請求など安心して頼める事業者の見極めが必要

遺品整理は自分でやるという方は、遺品整理のやりを紹介している記事があります。手順や準備するものなど、ぜひ参考にしてみてください。

3)遺品整理の事業者を選ぶ4つのコツ

どこに依頼するか

遺品整理を受け付けている事業者は多く、どこに依頼したらいいか迷ってしまいがちです。トラブルなく遺品整理するために、次のようなことを確認するのがおすすめです。
必ず最低でも3社以上の実績・価格・口コミ評価を比較しましょう。

①現地見積りをしてくれるか

遺品整理にかかる料金は、一般的に部屋の広さや処分する物の量などで決まります。
電話やメールでの見積りだけでなく、現地を見て必要な費用を計算し見積もりを出してくれる会社がおすすめです。

②見積りの内訳が明確か

見積りの明細が「作業一式」や「作業代」など大まかな項目で記載されている場合は、細かい明細の確認をしましょう。何にどのくらい費用がかかっているのか把握することで、対応してもらう作業の取捨選択ができます。

駐車場代やオプション費用、処分費用やキャンセル料も事前にしっかり確認しておきましょう。

③必要な許可証を持っているか

基本的に、不用品回収には不用品の売買には「古物商許可」が、廃棄物の収集には「一般廃棄物収集運搬業許可」などの許可が必要です。
また、近年では「遺品整理士」や「遺品査定士」などの遺品整理に関する資格もあります。

不法投棄などの心配をしないですむためにも、きちんと必要な許可を取得した安心できる事業者を選びましょう。

④電話やメッセージなどの対応が良いか

見積りを依頼するときの電話やメッセージでのやりとり、見積りに来てくれた人の様子なども会社選びのポイントになります。

また、インターネットで閲覧できる口コミはこれから依頼する人に向けて書かれた内容が多いので、読んでみるとイメージしやすくなり、参考になるでしょう。

参考:遺品整理士とは?|一般社団法人 遺品整理士認定協会遺品整理サービスを利用するときの手引き|独立行政法人 国民生活センター

くらしのマーケットで遺品整理を利用した方の口コミ

口コミ

★★★★★ 5.0
3LDKマンションの、家財全ての片付けをお願いしました。 見積もりの段階から、メールのやり取りを何度かさせていただき、対応も早く、安心してお任せすることができました。 一人暮らしの父が亡くなり、家族である程度の家財の分別をしてありましたが、当日は思ったより早く終わり、とても助かりました。 また、金額も他社の半値以下で驚きました。 家族ではとてもできなかった作業を、アッという間に片付けていただき、とても感謝しています。

利用時期:2022年5月

出典:口コミ|くらしのマーケット

口コミ

★★★★★ 5.0
見積もりの段階からとても信用できる担当者様でした。何社か見積もりを取らせて頂き、他の業者様でもっと安い値段を提示して下さった所もありますが、大切な母の大切な遺品整理なので、納得の行く方にお願いしたいと思い決めました。 結果、とても丁寧に、まるで自分の身内の遺品を片付けて下さるように扱って頂き、娘の私から見てもゴミのような物も、これは必要ないですか?と確認して頂きました。 遺品整理は不用品整理ではありません。 故人の思い出、残された家族の思い出が詰まった宝物整理です。 最後の最後までその気持ちに寄り添い、綺麗に片付けて頂き、本当に心から感謝致します。 あまりある機会ではありませんが、またの機会があるのならば間違いなくエンタウンさんにお願いしたいと思います。 迷っている方がいるなら是非お勧めしたいです。 本日ご担当して下さった方、本当にありがとうございました。

利用時期:2022年4月

出典:口コミ|くらしのマーケット

遺品整理の口コミをもっと見る

4)遺品整理サービスの作業内容や費用相場

作業のイメージ

遺品整理の料金は、整理する場所の広さや物の量で決められることが多いです。基本料金や追加料金には、どんな作業が対象になるのかを紹介します。

一般的な基本料金に含まれる作業内容

一般的に基本料金に含まれているのは次のようなものです。主に遺品の仕分け、不用品の回収と清掃がメインです。

  • 貴重品・思い出の品と不用品の仕分け
  • 建物の養生
  • 作業後の清掃
  • 不用品の回収

基本料金に含まれていない処分品や、部屋の位置などによっては追加料金がかかる場合があります。

【追加料金の例】

  • 遺品の合同供養も依頼する
  • エレベーターがない
  • 家の近くに車が停められず搬出しづらい
  • 消臭や害虫駆除などの追加作業が必要
  • エアコン、畳などの取り外しや廃棄がある
  • 遠方の場合の車両費

遺品整理の費用相場

くらしのマーケットに依頼した場合の費用相場は、次のようになります。
家の広さや遺品の量で金額が異なります。

依頼先の広さ 相場の料金
1R、1K 50,000円〜80,000円
1DK、2K 90,000円〜120,000円
1LDK、2DK、3K 130,000円〜160,000円
2LDK、3DK、4K 170,000円〜200,000円
3LDK、4DK 210,000円〜240,000円
4LDK〜 250,000円〜

※2022年6月時点の金額です

くらしのマーケットで依頼する場合、作業には、必要品と不用品の仕分け・回収、作業場所の簡易清掃(清掃用具持参) 、遺品梱包の段ボールの用意などが含まれています

依頼先によっては、オプションとして遺品のご供養をお願いすることも可能です。

遺品整理の費用をもっと見る

遺品整理の料金の決まり方や費用を安くするコツを紹介している記事もあります。遺品整理の依頼を考えている方は、ぜひあわせてご覧ください。

遺品整理サービスのよくある質問
Q予約から作業当日までの流れを教えてください
A遺品整理は、以下の流れで予約〜作業を行ないます。
①無料見積を依頼する
②見積日の決定
③訪問見積の実施
④見積金額の提示
⑤作業日の決定
⑥当日の作業、お支払い

Q作業当日の立ち会いは必須ですか?
A作業当日の立ち会いについては、事業者によって対応が異なります。
事業者の中には作業当日の立ち会いが不要なところもありますが、荷物を回収するか残しておくかの判断が難しい場合に確認をしたり、作業完了後に部屋の状況確認を行うため、立ち会いをお願いしている事業者もあります。
一般的に長時間の作業となるため、作業を通しての立ち会いが必要かどうか、一時的に席を外すことは可能か等、事前に事業者に確認をしておきましょう。

Q予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
A店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。
遺品整理を予約する

5)ぼったくりNG!実際に起きた遺品整理トラブル

遺品整理は比較的新しい業態なので、ルールや規則が定まっていないところがあります。ほとんどが優良な事業者ですが、一部の悪徳事業者によるトラブルの相談も増えています。

事例①

見積もりの際にせかされて契約したが、作業が始まらないので解約したい

契約前に作業日・作業時間・作業人数を確認しておく必要があります。いつ、どこで、誰が、どんな作業をするのか、何が必要なのかを契約前に確認しましょう。


事例②

解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された

見積もり時にキャンセル料について必ず確認しましょう。キャンセル料について事前に説明のない事業者は選ばないほうが良いかもしれません。


事例③

作業時に予定外の料金を請求され、最終的に見積金額の2倍の費用を請求された

見積額と異なる金額を請求された場合は、その内訳を必ず確認し書面でもらいましょう。見積もりは最低金額なのか、ここから増える可能性があるかどうかもきちんと確認しておきましょう。


事例④

処分しないようにと頼んだ物を勝手に処分された

処分するものと残しておきたいものは、誰もがわかるように区別しておくと良いでしょう。事業者の判断で処分すべきか迷ったものは、残してもらうか、確認をもらうか依頼しましょう。


引用:こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル |独立行政法人国民生活センター

6)遺品整理するタイミングはいつがいい?

お悔やみ

遺品整理はいつまでに終えなければならないというものではありません。ですが遺品のなかには遺産相続に関わる書類や貴重品などが隠れている場合があります

以下のようなタイミングを参考に、親族で話し合って決めるとスムーズに整理が進められます。

遺品整理するタイミング

  • 部屋の退去日
  • 四十九日の法典の後
  • 死亡後の手続きが完了した後
  • 遺産分割協議の前

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まとめ

遺品整理はどこに頼めますか?
遺品整理を請け負っている事業者は、主に①遺品整理事業者、②不用品回収事業者、③ハウスクリーニング事業者、④便利屋、⑤デジタル遺品整理事業者の5つです。
不用品を持ち出してほしい、ハウスクリーニングもお願いしたいなど希望に合わせて依頼先を選びましょう。

遺品整理を頼むといくらかかりますか?
遺品整理は家の広さや遺品の量によって異なります。遺品整理の費用相場は、1Rは5〜8万円、2Kは9〜12万円、2DKは13〜16万円程度です。基本的に部屋が広く、量が多いと必要な人数や時間も増えるため、金額が上がります。

くらしのマーケット

くらしのマーケットは、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

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