\ 外壁塗装をしたい! /
くらしのマーケットで近くの外壁塗装事業者をチェックこの記事でわかること
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おすすめの外壁材は?
- 「金属系」「窯業系」「タイル」の外壁材をおすすめします。外壁材の品質にもよりますが、比較的メンテナンスが楽なのが魅力です。
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おすすめの塗料は?
- 耐久性の高い「ラジカル塗料」「ハイブリッド型塗料」「フッ素樹脂塗料」がおすすめです。しかし、塗料を選ぶときは、「家の外壁材」「機能性」「居住地の環境」も考慮する必要があります。
1)外壁のプロへアンケートを実施
くらしのマーケットには、外壁のプロが多数出店しています。
今回、くらしのマーケットに出店している外壁のプロへ「おすすめの外壁材・塗料・外壁の色」に関するアンケート調査を実施したので、調査結果を紹介します。
2)プロが選ぶおすすめの外壁材は?
「窯業系サイディング」「モルタル」などの外壁材の中で外壁のプロがおすすめするのは、以下の3つです。
金属系サイディング
金属系サイディングは、金属板の表面とアルミの裏面の間に芯材(断熱材)を挟んでいる外壁材のことです。
窯業サイディングと比べても軽いため建物への負担が少なく、耐震性にも優れています。また、金属系サイディングなので燃えにくく、防火性があるのも特徴です。
昔は亜鉛メッキ鋼板の「トタン」が使われていましたが、最近はトタンの3〜6倍の耐久性を持つ「ガルバリウム鋼板」が使われることがほとんどです。
アンケートでは「ガルバなら修繕が少なくなるし、劣化した後もメンテナンス可能でおすすめ」というコメントがありました。
窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメント質原料や繊維質原料などを成型・養生・硬化させた外壁材のことです。
耐震・防火性に優れていて、切断や穴あけなどの加工がしやすく、施工が簡易なのも特徴です。
2023年に戸建住宅に使われた外壁うち窯業系サイディングが約8割を締めていて、日本では圧倒的に人気のある外壁材で、あらゆる外壁材メーカーから販売されています。
木目やタイル調などのデザインや、カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
参考:2023年3月版『住宅用建材使用状況調査』の概要|日本サッシ協会
タイル
タイルは、土や石などを高温で焼き上げて作られた外壁材のことです。
外壁に採用することで、重厚感と高級感のある外観に仕上がります。
タイルは耐久性に優れていて、雨・風・紫外線・塩害などの影響で変色や劣化などがしにくいのが特徴です。
また、耐熱性や耐火性も備わっていて他の外壁材と比べて劣化しにくく、プロから寄せられたコメントの中には、「外壁のメンテナンスがほとんど必要ない」という意見もありました。
しかし、他の外壁材と比べると価格が高めなので、初期費用はかかります。
参考:外壁にタイルが使われてきた大きな理由|スカイコートWを使用した壁面防水の重要性|大日化成株式会社
外壁の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
関連記事
外壁材にはどんな種類があるの?特徴や選ぶときのポイント
おすすめ外壁メーカーは?
- ニチハ株式会社:窯業系サイディングを主体として製造・販売・国内大手の外壁メーカー
- アイジー工業株式会社:金属系サイディングを製造・販売。金属系サイディングのパイオニア
3)プロが選ぶおすすめの塗料は?
塗料は、「ウレタン塗料」や「フッ素塗料」「ラジカル塗料」などの種類がたくさんあります。
外壁のプロがおすすめする塗料は、以下の3種類です。
ラジカル塗料 | 塗料の被膜の劣化を抑制。塗料が劣化したときにできる「チョーキング」の発生やカビ・藻の発生を抑える効果を持つ。 |
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ハイブリッド型塗料 | 塗装の劣化が有機樹脂の部分で起こるため、無機物と有機物(樹脂)を混ぜ合わせて作った「ハイブリッド型の外壁塗装用塗料」。耐久性が高く割れにくい。 |
フッ素樹脂塗料 | 耐用年数が長く、高層ビルや鉄塔などの塗装にも使われている。汚れが雨で流されることから、外壁保護の効果が高い。 |
以上の塗料は「耐久性が高い」という理由で、プロがおすすめしています。
また、ラジカル塗料は「塗りやすい」「価格とのバランスがいい」という意見が多かったです。
しかし、フッ素樹脂塗料は「また修繕するとき、下塗り料金が高くなるので基本おすすめしていない」という意見もありました。フッ素樹脂塗料は耐久性が高いものの、使用するときは再塗装にかかる費用も考える必要がありそうです。
外壁塗料を選ぶときのポイントは?
外壁は10〜20年の間に1度は塗装が必要となるので、塗料選びでは「耐久性」を重視するのがポイントです。
しかし、塗料によって特徴が異なるので、「家の外壁材との相性」「機能性」「居住地の環境」も含めて塗料を選ぶとよいでしょう。
外壁の種類や選び方ついて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
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外壁塗装の塗料の種類と特徴・価格帯|失敗しない塗料の選び方
おすすめの塗料メーカーは?
外壁のプロがおすすめする塗料メーカー4つを紹介します。
日本ペイント | 創業130年以上で国内最大手の総合塗料メーカー。遮熱塗料のトップシェアを誇る。 |
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関西ペイント | 関西ペイントは1918年に創業された塗料メーカー。自動車用・工業用・外壁用など幅広い塗料を製造・販売している。 |
ロックペイント | 車両用塗料の国内トップクラスシェアを誇る。建築用の高機能塗料も有名。 |
エスケー化研 | 建築仕上げ塗材で国内トップシェア を誇る。セラミック系塗料の取り扱いが多いのが特徴。 |
特に「日本ペイント」「関西ペイント」「エスケー化研」は、日本三大塗料メーカーと呼ばれていて、おすすめしているプロは多いです。
なかでも「関西ペイント」は、「ラジカル塗料の品質がいい」「ほかのメーカーと比べて段違いの性能」というコメントも寄せられていて品質が高いのがわかります。
高機能な外壁の塗料やメーカーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
関連記事
外壁塗装の高機能塗料の種類(グレード)と国内塗料メーカー10選
4)プロが選ぶおすすめの外壁の色は?
アンケートでは、「汚れが目立たない」「退色しにくい」「断熱に効果的」「ここ1〜2年で人気」の4つの項目にわけておすすめの外壁の色について調査したので結果を紹介します。
汚れが目立たない外壁の色
外壁の汚れが目立たないおすすめの色は、以下の4色です。
外壁の汚れが目立たない色
- ブラウン系
- グレー系
- ベージュ系
- ブラック系
外壁には灰色っぽい「カビ」や、緑色っぽい「苔」などの汚れが発生することがあります。ブラウンやブラックなどの濃い色で塗装してあれば、これらの汚れはあまり目立ちにくいです。また、ベージュやグレー系の外壁は「土埃」などの汚れと同化しやすいです。
しかし、「居住地の環境」によって付きやすい汚れが異なります。「外壁の汚れが目立つのを避けたい」という方は、外壁にどのような汚れが付きやすいかを確認して、ごまかせる色を選ぶとよいでしょう。
退色しにくい外壁の色
退色しにくい外壁の色は以下の4色です。
退色しにくい外壁の色
- クリーム系
- グレー系
- ホワイト系
- ベージュ系
- ブルー系
- ブラック系
外壁は長時間、紫外線を浴びます。そのため、紫外線の影響を受けやすい色ほど退色しやすいとい傾向があります。
「酸化チタン(白顔料)」を含んでいるクリーム系やホワイト系・グレー系・ベージュ系などの色は、紫外線を反射するため色褪せしにくくプロもおすすめしています。
また、紫外線に強いカーボンブラックが顔料として使われているブラック系や紫外線を反射しやすいブルー系も退色しにくいようです。
断熱に効果的な外壁の色
断熱に効果的な外壁の色は以下の4色です。
断熱に効果的な外壁の色
- クリーム系
- グレー系
- ホワイト系
- ベージュ系
紫外線を吸収しにくい明るい色のほうが断熱に効果的なようです。
暗い色は光を吸収しやすいため、外壁の表面温度が高くなります。
特に断熱性能の低い家の場合、外壁の表面温度が室内温度に影響する可能性が高いので、明るい色を選ぶとよいでしょう。
参考:外皮表面温度(相当外気温度)はどこまで上がる?(心地よいエコな暮らしコラム25 日射熱制御3)|岐阜県立森林文化アカデミー
ここ1〜2年で人気の外壁の色
ここ1〜2年で人気がある外壁の色は、以下の6色です。
ここ1〜2年で人気の外壁の色
- クリーム系
- ブラウン系
- ホワイト系
- グレー系
- ベージュ系
- ブラック系
明るい外観となるクリーム系やホワイト系などが人気な一方で、落ち着いた雰囲気に仕上がるグレー系やブラックなども人気があるようです。
外壁の色選びついて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
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外壁塗装の色選びに失敗したくない!ポイントや注意点などを徹底解説
5)失敗しない外壁塗装事業者の選び方
外壁塗装事業者を選ぶ際は、以下のポイントに注目して選ぶと失敗を避けることができます。
失敗しない外壁塗装事業者の選び方
- 塗装工事業許可や塗装技能士などの資格があるか
- キャンセル可能か、クーリング・オフの説明があるか
- 保証やアフターサービスの内容が充実しているか
- 見積もりに不明な箇所がないか
- 価格・実績・口コミが信頼できるか
- 外壁塗装の施工期間に不明な箇所がないか
資格や塗装工事業許可があり、施工内容の説明が丁寧で真摯に対応してくれる事業者は、信頼できる事業者の可能性が高いです。
こちらの記事では、上記6項目をさらに詳しく解説しています。依頼先の選び方も紹介していますので、あわせて参考にしてください。
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外壁塗装はどこに頼む?優良な事業者の選び方やトラブル事例を紹介
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外壁塗装の事業者選びは相見積もりを
複数の事業者の見積もりを比べることを「相見積もり」といいます。
複数の見積もりを比べると、数万円から数十万円違う結果が出ることもあるため、外壁塗装を安く依頼したい方にもぜひ行ってほしい方法です。
【外壁塗装の見積書の標準項目】
- 外壁下塗り
- 外壁取材塗り
- 外壁上塗り
- 本体付属部塗装
- 仮設足場組立解体
- シート養生
- マスキング養生
- 外壁洗浄及び下地処理
- 発生材処分・清掃など
見積もりがあまりに多すぎると「迷って決められない」「見積もりを比較するのに疲れる」ということもあります。
外壁塗装の見積もりを依頼するのは、3社くらいがベストです。
安さだけで事業者を選ぶのではなく、価格が適正かどうか、不明な見積内容がないかを確認しましょう。
外壁塗装の見積もりをする際は見積もりの注意点などを解説したこちらの記事もぜひ参考にしてください。
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外壁塗装の見積もり7つの注意点|見積もり例と費用相場も
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5)くらしのマーケットは外壁塗装の相見積もりの手間が少ない
さまざまな「家の困った」を解決するくらしのマーケットには、外壁塗装事業者が多数登録しており、家の近くの外壁塗装業者の口コミ評価を確認して探せます。
くらしのマーケットは相見積もりの手間が少ない!
一般的な外壁塗装の一括見積りサイトでは、事業者ごとに現地調査を行うため、何度も現地調査の対応をする手間が必要です。
一方くらしのマーケットは複数の事業者の見積もりを依頼しても現地調査が1回で完了します。
1回の現地調査データをもとに、複数店舗の相見積もりができるため「現地調査の対応を何回もしないといけない」といった相見積もりにありがちな手間が省けます。
※施工条件によっては第三者による現地調査がない場合もあります。
くらしのマーケットの外壁塗装の現地調査の流れ
ご挨拶・図面の確認
外壁塗装の見積もり額を出すために必要な情報を確認します。図面がある場合は15分程度、建築図面が手元にない場合は現地計測のため30分程度が必要です。
外壁の状況を確認
外壁の色(苔の有無)、シーリングの劣化状況、チョーキングのレベルなどを確認します。
困りごとのヒアリング
最後にお客様の悩み事をヒアリングし、現地調査が終了です。現地調査には基本的に第三者の店舗が向かうため、その場で契約を迫られたり、不当な請求をされる心配もありません。
約1週間後に、くらしのマーケットのメッセージ上にて現地調査の結果報告書とあわせて見積書が送られます。
現地調査で点検した箇所の現状の様子と対応策が写真付きで簡潔に説明されています。
外壁塗装に詳しくない方でも理解しやすいように、専門用語の解説や塗料の説明があるため安心です。
現地調査の内容をもとに複数の店舗から見積もりを提案してもらうことが可能なため、現地調査は一回のみ対応すればOKです。
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- Q
申し込みから作業完了まで、どのような流れになりますか?
- A
お見積から作業当日までの大まかな流れは以下です。
①希望の見積日とお客様情報を入力し、見積を依頼
②現在の状況とご希望の状態を店舗に送り、店舗からの連絡を待つ
③現場にて訪問見積を実施、お見積金額を確認
④作業の打ち合わせ、作業日程の決定
⑤作業の事前確認、作業の実施
⑥作業が完了した後、お客様と作業の最終確認 - Q
施工期間はどれくらいですか?
- A
一戸建て住宅の外壁塗装を行った場合、おおそよ10日〜15日程が目安です。天候によって工期は左右される場合があります。
- Q
予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。
- A
店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。 - Q
予約方法が知りたいです。
- A
くらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。 外壁塗装を予約する
外壁塗装の費用相場
以下は、くらしのマーケットの外壁塗装の費用相場です。
外壁塗装にかかる費用は、トータルの金額の安い高いを見るのではなく、工事の工程や、塗料名などが詳細に記載されているかを確認しましょう。
外壁塗装面積 | 相場料金 |
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延床面積100平米 | 9万円〜48万円 |
外壁塗装の費用相場や、費用を安くするコツが知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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外壁塗装の費用相場|20〜60坪の費用内訳と安くする4つのコツ
外壁塗装の費用相場は、30坪で60~100万円程度です。使用する塗料の種類や外壁の状況、塗装方法、依頼する事業者の設定価格により費用は大きく変わります。30坪・40坪・50坪・60坪の外壁塗装の費用相場をまとめたので外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。
くらしのマーケットは口コミを見て自分で店舗を選べる
くらしのマーケットは実際に外壁塗装を依頼したユーザーの口コミが投稿されており、自分で施工店舗を選ぶことができます。
口コミ
5
外壁の面積が広い我が家ですが、他社の見積もりと比較してかなり良心的な提案をいただき、ほとんど即決しました。工藤塗装さんの扱っている塗料は一社だけでしたが、見積もりはシンプルで信頼でき、また外壁だけでなく自分では気づかなかった玄関ドアやベランダの防水防腐まで一緒に施工していただくことになりとても助かりました。 天気が不安定で気温も上がる中、お若い職人さん方が黙々と仕上げて行く様はとても安心できました。口数は少ないですが、質問には丁寧にお答えいただき、仕上がりも素晴らしくとても満足しています。 何かあったら連絡下さいと言っていただけて、今後、塗装に関することは工藤塗装さん一択かな、と思っています。 ありがとうごさいました‼︎
利用時期:2023年6月
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2年前に中古自宅を購入。テレビアンテナが壊れていたり、害獣被害に遭ったりしていますが、専門事業者さんに助けられ、やっと住心地が抜群になりました。
くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。
頼みたいカテゴリがある
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比較が簡単だから選びやすい
各事業者は一覧で同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。
さらに実際に利用した方の口コミを見てプロに依頼することができます。口コミ評価や量はもちろん、口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。
万が一の保証もしっかり
自宅で作業を行う出張・訪問サービスは不安に思う方もいるかもしれません。
くらしのマーケットは、厳正な出店審査や最高1億円の損害賠償補償制度など、安心してご利用いただくための仕組みがあります。万が一のときにしっかり対応します。
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