引越しにかかる日数は距離で違う？引越しの搬出と搬入が別の日になる理由

目次

1. 1）【距離別】引越しにかかる日程はどのくらい？
2. 2）200km未満でも搬出と搬入が別日になる場合
3. 3）搬出と搬入を別日にしたいときに利用できる引越し会社のサービス
4. 4）搬入と搬出を別日にするメリットとデメリット
5. 5）長距離の引越しを安くする方法
6. 6）長距離の引越しは搬出と搬入が別日になる可能性も入れた計画を

1）【距離別】引越しにかかる日程はどのくらい？

長距離の引越しの場合、荷物の搬出と搬入が別日になることもあります。引越しに必要な日数はその距離により異なるもの。ここでは距離ごとの引越しに必要な日数を確認しましょう。

200km未満：1日

一般的に引越しを1日で終えることができるのは200kmまでといわれています。200kmはトラックで約3～4時間かかる距離です。
200km未満なら、搬出と搬入を1日で終えることが可能です。
200kmは東京から関東地方内や静岡まで、大阪から名古屋や倉敷あたりまでの距離です。

200km〜500km：2日

200kmを超えると引越しを1日で終えるのは難しくなります。
トラックの移動だけで3時間以上、そこに渋滞や運転手の休憩などを考慮すると搬出と搬入を同じ日に行うことはできない可能性が高く、2日は必要になります。
東京から大阪がおよそ500kmです。

500km以上：3日以上

500km以上の引越しであれば、3日以上かかると思っておいた方がよいでしょう。ゴールデンウィークや年末年始の高速道路が混雑するようなときはさらに時間がかかる可能性もあります。

2）200km未満でも搬出と搬入が別日になる場合

比較的近距離でも搬出と搬入が別日になる場合があります。

単身パックを利用した場合

専用のコンテナボックスを利用する「単身パック」とは、少量（単身）の複数人の荷物を一度に運ぶプランです。
費用を大きく抑えることができますが、荷物が集まったあとの出発となるため、200km未満の距離でも荷物が届くのは翌日以降となります。

繁忙期の引越しの場合

引越しの繁忙期は3〜4月。この時期の引越しには、1台のトラックに複数人の荷物を運ぶ混載便を利用することもあり、その場合は荷物の到着が遅くなります。
場合によっては1日で荷物が届かない場合もあります。

立会人がいない場合

荷物の積み残しや降ろし忘れ、紛失などのトラブルを避けるため、ほとんどの引越し会社では搬出と搬入の際に立会人を必要とします。
新居での立会人は代理でも構いませんが、どうしても都合がつかない場合は、あえて搬入の日をずらすこともあります。

3）搬出と搬入を別日にしたいときに利用できる引越し会社のサービス

引越しの搬出と搬入をあえて別日にしたいときに利用できるサービスは以下のとおりです。

一時保管サービスを利用する

引越し会社のなかには、荷物を一時的に保管するサービスがある会社があります。すべての引越し会社で行っているサービスではないので、事前にサービスの有無を確認しましょう。

コンテナ便を利用する

「コンテナ便」とは、荷物を貨物コンテナに積載し列車で運ぶ引越し方法です。
複数の駅で荷物の積み下ろしをしながら目的地まで向かうため、トラックでの引越しより時間がかかります。
荷物の搬出日と搬入日を別にしたい場合は、コンテナ便の利用も検討しましょう。

4）搬入と搬出を別日にするメリットとデメリット

搬出と搬入を別日にするメリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】余裕を持って引越し準備と旧居の掃除ができる

搬出と搬入を別日に行うなら、搬出の日は荷造りやその後の掃除に専念することが可能です。
大きな荷物を運び出したあとなら、退去前の掃除が楽です。

【デメリット】引越し費用がかかる

搬出と搬入を別日に行うデメリットは引越し費用がかかる可能性があること。引越し会社の一時保管サービスを利用する場合は通常の費用に追加の料金が必要になります。

5）長距離の引越しを安くする方法

長距離の引越しは、料金が高くなりがちです。少しでも長距離の引越し料金を安くする方法を紹介します。

混載便やコンテナ便を利用する

混載便とは、宅配サービスのように1台のトラックに複数の依頼主の荷物を一緒に積載して輸送する引越し方法です。
コンテナ便は、荷物を貨物コンテナに積載し列車で運ぶ引越し方法です。
どちらもトラック輸送より時間はかかりますが、輸送コストが削減されるため、引越し費用を抑えることが可能です。

繁忙期を避ける

引越しの繁忙期は3月〜4月にかけて。
可能であれば、この時期を避けて引越しの予定を立てましょう。
繁忙期でなければ、引越し会社に余裕があるため、値段の交渉に応じてもらいやすいでしょう。

家具を新調する

遠方への引越しなら、引越し先で家具を新調するのも良いでしょう。
引越し費用を抑えるには荷物を減らすことが重要です。
輸送する荷物が減り、引越し費用を抑えることができます。

こちらの記事では大型家具の処分方法を紹介しています。処分したいケースに合わせた6つの方法を掲載しているので、引越しに伴う大型家具の処分を検討している方はぜひご一読ください。

大型家具の処分6つの方法｜手間をかけずに安く処分するには？

6）長距離の引越しは搬出と搬入が別日になる可能性も入れた計画を

一般的に移動距離が200kmを超える引越しは、搬出と搬入が別の日になります。
搬出と搬入が別日だと荷造りや旧居の掃除を落ち着いてできるメリットがありますが、長距離の引越しのため、費用が高くなる可能性があります。

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ライター：鶴野ふみ
男の子2人を育てるワーキングマザー。「ちょっと楽に、もっと楽しく」をモットーに毎日の生活に役立つ情報にいつもアンテナを張っています。 心が前向きになるようなちょっとした暮らしのコツをお伝えできればうれしいです。左利きのスパイスカレー好き。

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