庭の柿の木を伐採＆抜根したい！方法と注意点を解説《大木の場合はプロへ依頼》

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目次

1. 1）柿の木の抜根は自分でできる？木の抜根方法
2. 2）柿の木を伐採＆抜根する方法
3. 　オススメの時期は12~2月
4. 　伐採から抜根までの作業手順
5. 3）【注意】このような場合はプロに依頼しよう！
6. 4）【プロに任せる】柿の木の抜根作業を依頼！
7. 　伐採費用の相場
8. 　抜根費用の相場

ライター：たかおみきよ
コンテンツ制作全般に携わるフリーランス。私生活では、小学生男児のママ。
家事と仕事の両立に奮闘しながら、快適な生活と人生を模索中！

1）柿の木の抜根は自分でできる？木の抜根方法

庭のシンボルとなる、大事な柿の木。秋には美味しい実をつけ、葉が紅葉する様子が楽しみですよね。
しかし、柿の木は生長すると大木になってしまったり、木から落ちた柿の実や葉が隣の家へ落ちてしまったりと管理に困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実際に柿の木を抜根するとなった場合は、主に次の2つの選択肢があります。

• 自分で作業する
• プロに作業を頼む

抜根まで自分でやれば、費用は無料です。ただし慣れない中、安全を考慮しながら作業するのは思ったよりも大変です。
きちんと環境を整え、無理をしないように十分気をつけましょう。

自分で伐採・抜根できる範囲は、安全を考慮し高さは3mまで・幹の直径は20cm以下の木を目安にしましょう。

周囲に建物があると、木を倒したときに当たって破損する恐れがあります。
木が倒れたときにぶつかる範囲に建物がある場合は、安全のため自分で伐採するのは控えましょう。

足元に傾斜がある状態・足元が安定しない状態でのこぎりやチェーンソーを扱うと、バランスを崩して怪我をする可能性があります。
この場合も自分で伐採・抜根するのは控えましょう。

2）柿の木を伐採＆抜根する方法

庭の柿の木がまだ小さくて細く、自分で作業ができそうな場合は次を参考にしてみてください。

オススメの時期は12~2月

柿の木の伐採、及び抜根は、【12月～2月】がオススメです。なぜなら、この時期は柿の木の安全な伐採と抜根作業に適した条件が2つそろっているから。

多くの庭木は、秋の紅葉時期を終えると葉を落とします。柿の場合、これに加えて実を落とすことに。こうして枝だけになった柿の木は、比較的伐採もしやすくなることでしょう。

さらに冬になると、柿の木は休眠期に入ります。すると、土の内部から水を吸収しなくなることから乾燥し、伐採しやすい状態になるのです。

自分で安全に伐採・抜根する方法

1. 枝をできる限り、切り落とします。
2. 木が倒れる方向を決め、ロープを結びます。
3. 伐採用のこぎりを使って、倒れる方向に斜め下の切り込みを入れます。そして、反対側にも同じように切り込みを入れましょう。
4. 伐採用のこぎりを使って、倒れる方向に斜め下の切り込みを入れます。そして、反対側にも同じように切り込みを入れましょう。
5. 予め結んでいたロープを引くと、その方向に木が倒れます。
6. 伐採を終え、切り株になったら、その周囲の土をスコップで掘ります。
7. 地面や土の中を這うように横へ広がっている根を、ノコギリで切りましょう。
8. 4・5の作業をある程度進めたら、切り株を左右に揺らしてみましょう。この際、グラグラと揺れたら、引き抜くタイミングです。
9. 伐採した木、抜根した根を処分します。処分方法は、各自治体に確認してください。

柿の木の伐採も、他の庭木と同じように倒す方向を決めてロープで結んでおきます。枝がかなり多いので、できるだけ枝を落としてから伐採します。高さがある場合は、脚立を使い、上部を切り落としておくと後が楽です。

さらに詳しい伐採の手順や木の切り方は、「自分でもできる庭木の伐採」の記事を参考にしてください。太い幹の切り方を図で詳しく説明しています。

庭木の伐採を自分で安全にやる方法｜費用を安くするコツも

自分でできる木の伐採手順を紹介します。木の伐採を自分でやるか事業者に頼むか迷っている方は、判断基準をチェックしましょう。3mを超える木は、安全のため専門事業者に依頼します。費用相場と安く事業者を選ぶコツも記載しています。

また、日本では自宅の木の伐採を行う前に「お清め・供養」する風習があります。
詳しくはお清めや供養の方法を記載している記事をご覧ください。

庭木伐採のお清め・供養は樹木への感謝の意を込めて行うもの

自宅にある木の伐採を行うとき、お清めや供養が必要という話を聞いたことはないでしょうか。なぜ供養が必要なのか、どんな風に供養を行うのか、伐採の作業を行うまえに必要な、お清めや供養について調べてみました。

3）【注意】プロに依頼した方がいいケース

柿の木の伐採・抜根は、とても重労働で危険も伴います。安全に抜根するためにも、木の状態が次のようになっている場合、伐採・抜根のプロに任せた方が良いでしょう。

プロに任せた方がいいケース①木が生長しすぎた

柿の木は、高いものだと20mにも生長するといいます。また高さだけではなく、幹も太くなるため、たとえ2m程度だとしても、その重量は相当なものとなるでしょう。

すると伐採作業のために、かなり高い脚立が必要になったり、ノコギリでは切れない太い幹を切るためのチェーンソーが必要になったりと、より高度なものとなります。

さらに生長した柿の木の根は太く横に広がるため、自分で抜根作業をするのは難しいといわれています。なかには重機で土を掘り起こす必要があるほど、強く土に根付いていることもあるのです。

プロに任せた方がいいケース②斜面に生えている

斜面に生えた柿の木を倒す場合、大きな事故になることもあります。その理由は、斜面は、上、下、どちらに倒しても危険が想定されるためです。

まず斜面の上側に倒した場合、倒れた木が斜面を滑り落ちて、人や建物に追突する可能性があります。次に下側へ倒した場合、たとえ少しの力でロープを引いたとしても、木の高さや重量も加わり、勢いよく倒れることも考えられるでしょう。

こういった危険性の高い位置に生えている木の伐採・抜根は、素人判断では行わず、確かな経験と専門知識を持ったプロに依頼するようにしましょう。

4）【プロに任せる】柿の木の抜根作業を依頼！

大きな柿の木を自分で伐採・抜根をするのは難しいと判断した場合、プロに任せることとなります。くらしのマーケットには、庭木の伐採・抜根のプロが多数登録していますので、ぜひ依頼してみてください！

しかし、その費用が気になり、一歩踏み出せない方もいらっしゃることでしょう。そこで、くらしのマーケットで柿の木の伐採・抜根作業をプロに任せた場合の費用の相場を以下にご紹介します。事業者によっても費用が異なるため、希望予算に合ったプロを探してくださいね。

伐採・抜根費用の相場

柿の木をはじめ、庭木の伐採費用は高さによって異なります。

出典：くらしのマーケット 庭木の伐採・抜根の相場

抜根費用の相場

抜根作業は、幹の大きさ（周囲）によって異なります。

出典：くらしのマーケット 庭木の伐採・抜根の相場

また、伐採した幹や抜根した根も、高さや大きさによって3,000円～30,000円程度で回収してくれる業者もありますよ。

このように柿の木の伐採・抜根費用は、驚くほど安いというわけではありませんが、手が届かないほど高価でもありません。生長して大木になっていたり、作業が難しい場所に生えていたりする場合には、安全性や重労働を考えると、妥当といえる価格ではないでしょうか。

くらしのマーケットに登録しているプロは、伐採・抜根が1本からでも依頼可能なんです！ぜひ相談して、快適なお庭を作ってくださいね！

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