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目次
- 1)徘徊防止の鍵の必要性
- 2)徘徊防止の鍵を取り付ける場所
- 3)徘徊防止の鍵の種類
- 着脱サムターン付きシリンダー
- 両面シリンダー
- 補助錠
- 「鍵付き」「ダイヤル錠付き」クレセント
- 4)その他の徘徊防止対策
- 5)自分で取り付けられるおすすめの徘徊防止の鍵 3選
- 6)徘徊防止の鍵を取り付ける費用
この記事でわかること
徘徊防止の鍵の種類は?
取り付ける場所(玄関ドアや窓)によって使える鍵の種類は異なりますが、徘徊防止には「着脱サムターン付きシリンダー」「両面シリンダー」「補助錠」「鍵付き・ダイヤル錠付きクレセント」が役立ちます。
徘徊防止の鍵を自分で取り付けることもできる?
徘徊防止の鍵を自分で取り付けることも可能です。通販サイトでは簡単に取り付けられる鍵が販売されています。
シリンダー錠やクレセント錠などの取り付ける場合は、不安なら鍵の取り付けを行っている事業者に依頼すると安心です。
1)徘徊防止の鍵の必要性
家族が徘徊する場合、徘徊防止の鍵で自宅のセキュリティを高める必要があります。
徘徊症状は、主に認知症の周辺症状(BPSD)のひとつです。
認知症になると記憶障害や理解力・判断力の低下したり、現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど基本的な状況を把握できなくなる「見当認識障害」を引き起こしたりするため、自宅から出て徘徊してしまいます。
警察庁生活安全局人身安全・少年課の調査結果では、令和6年度の行方不明者84,910人中、18,709が認知症が原因で行方不明になっていると発表されています。
事故や怪我にもつながるので「認知症を患っている家族を守るため」「家族が安心して暮らすため」にも、徘徊防止の鍵を自宅に導入するとよいでしょう。
周辺症状とは
参考:認知症で徘徊が始まった原因と対処法について解説|フランスベッド株式会社,令 和 4 年 に お け る 行 方 不 明 者 の 状 況|警察庁生活安全局人身安全・少年課
2)徘徊防止の鍵を取り付ける場所
徘徊防止の鍵は以下のような場所に取り付けると、徘徊対策に効果的です。
- 玄関ドア
- 勝手口
- 窓
基本的に人が出入りできる玄関ドアや勝手口は、主錠鍵だけでは外に出てしまう可能性が高いので徘徊防止の鍵を取り付ける必要があります。
また、窓も同様です。通常、窓にはクレセント錠が付いていますが、内側から簡単に開けられてしまいます。特に大きな掃き出し窓は、すぐ大人が出入りできるため徘徊対策をしないと危険です。
3)徘徊防止の鍵の種類
以下の鍵を玄関ドアや窓に取り付ければ、解錠して屋外に出るのが難しくなるので徘徊防止に役立ちます。
「どこに取り付けるのか」「どのように鍵をかけられるようにしたいのか」など、目的に合わせて選びましょう。
徘徊防止の鍵の種類 | 取り付ける場所 |
---|---|
着脱サムターン付きシリンダー | 玄関や勝手口 |
両面シリンダー | 玄関や勝手口 |
補助錠 | 玄関や勝手口、窓 |
「鍵付き」「ダイヤル錠付き」クレセント | 窓 |
※※注意※※
賃貸物件の場合は、鍵を取り付けるのに管理会社や大家さんの許可が必要です。
着脱サムターン付きシリンダー
着脱サムターン付きシリンダーとは、ツマミの部分を取り外せるサムターンが備わったシリンダーのことです。施錠後にツマミを取り外すと、室内からドアを解錠できなくなります。
就寝時のように、誰かが室内にいて目を離さなければいけないときの徘徊防止におすすめです。
しかし、取り外したツマミの保管場所を決めておかないと、紛失したときに開けられなくなるので注意が必要です。
サムターンとは
両面シリンダー
両面シリンダーとは、ドアの内側と外側に鍵穴があり物理的な鍵を使ってのみ施錠・解錠できるシリンダーのことです。
通常のシリンダーは、外側に鍵穴があり内側にサムターンが備わっています。しかし、両面シリンダーの内側にはサムターンでなく鍵穴が備わっていて、物理的な鍵がないと解錠できないので徘徊防止に役立ちます。
外側から鍵をかけられるので、庭先に出たり、近所へ行くときにも便利です。
しかし、鍵の保管場所に注意しないと、解錠・施錠ができなくなるため注意してください。
窓に両面シリンダー錠は取り付けられないの?
補助錠
徘徊防止の対策として、補助錠の取り付けもおすすめします。
補助錠とは、主錠(ドアのシリンダー錠や窓のクレセント錠など)に追加して取り付け、セキュリティを強化するためのものです。
玄関ドアに取り付ける補助錠には、通常の物理的な鍵が必要なものだけでなく、スマートロックや暗号式などのデジタル錠もあります。
しかし、「サムターンの着脱ができる」「内側から暗証番号での解錠が必要」など、室内側から解錠しにくい仕様のものでなければドアを開けられてしまうので注意してください。
また、窓にはハンドルを上下させて解錠・施錠する「クレセント錠」が取り付けてありますが、内側から簡単に開けられる仕組みです。
窓の内側か外側に物理的な鍵で施錠できる補助錠を取り付ければ、クレセント錠を解錠してもサッシが開かないようにすることができるので徘徊防止に役立ちます。
窓の外側から鍵をかける方法について詳しく知りたい方は外から補助錠を取り付ける方法の記事もあわせてご覧ください。
サッシの外から鍵をかけたい!鍵の種類や後から鍵を付ける方法
参考:快適防犯 どあロックガード ディンプルキータイプ|株式会社ノムラテック
「鍵付き」「ダイヤル錠付き」クレセント錠
窓を内側から開けられないようにするため、窓の鍵を物理的な鍵や暗証番号でハンドルをロックできる「鍵付き」や「ダイヤル錠付き」のクレセント錠と交換するのもよいでしょう。
解錠しないとハンドルが上がらないので、窓を開けられないようにできます。
特にダイヤル錠付きのクレセント錠なら、鍵の紛失を気にせずに済むのでおすすめです。
「窓から出ようとしないか不安」という場合は、補助錠と組み合わせて使うのもよいでしょう。
窓の鍵について詳しく知りたい方は窓の鍵に関する記事もあわせてご覧ください。
窓の鍵(クレセント錠)|窓の防犯性を高める方法
4)その他の徘徊防止対策
徘徊防止の鍵を取り付ける以外の、対策は以下の3つです。
空転モード付きのサムターンと交換する
空転モード付きのサムターンとは、サムターン回しによる侵入犯罪対策アイテムとして開発されたものです。
サムターンを空転モードにして外から鍵をかけることで、サムターンを回してもノブが空回りしてドアが解錠できない仕組みなので、徘徊対策にも役立ちます。
取り付けてある鍵のメーカーや型番に合うものがあれば、サムターンを交換するだけでよい場合もあります。
サムターンカバーを取り付ける
サムターンのツマミを掴んで解錠できないように、サムターン全体を覆えるタイプや、鍵でカバーの取り外しができるタイプを選ぶとよいでしょう。
センサーを設置する
徘徊対策としてセンサーを設置するのもよいです。
「人感センサーが備わっていて廊下を通ると音が鳴る」「ドアや窓を開けると振動で音が鳴る」などのセンサーを設置すれば、外に出ようとしたときに音で知らせてくれます。
「室内にいるけれど見ていられないとき」や「就寝時」の対策として導入するのがおすすめです。
GPS機能が備わった追跡装置を使う
紛失防止タグのようにGPSが備わった追跡装置を使うのもよいでしょう。
万が一外出してしまった場合、すぐに居場所をつきとめることが可能です。
しかし、身につけていないと追跡できないため、洋服に忍ばせておきやすいGPS付きのタグや、GPS機能が備わっている靴などを活用するのをおすすめします。
一人で外出しないように対策をしたうえで活用するのがおすすめです。
参考:人感センサーチャイムセット XP750A/XP750AG/XP50A/XP50AG (XPN750A/XPN750AG)共通|REVEX
5)自分で取り付けられるおすすめの徘徊防止の鍵 3選
通販サイトでは徘徊防止のために、自分で取り付けられる鍵が販売されているので紹介します。
ひとりで出掛けないで|株式会社ガードロック
認知症対策として販売されている、外開きドア用の鍵です。「鍵」だけでなく、「4桁の暗証番号」でも施錠・解錠できるので、鍵を紛失しても暗証番号を忘れなければ利用できます。
デジタルロックスーパースリム30|朝日工業株式会社
着脱サムターン付きの暗号式のデジタル錠です。外開き・引き戸問わず取り付けられ、配線工事が必要ありません。
また、外側から暗証番号で施錠することもできるので、庭作業などでちょっと屋外に出るときの対策としても役立ちます。
ウインドロック サッシ用補助錠|株式会社ノムラテック
ツマミを回すだけで簡単に窓に取り付けられる補助錠です。
施錠した状態でツマミを取り外せば、内側からサッシが開けられないため、窓から屋外に出てしまわないように対策できます。
6)徘徊防止の鍵を取り付ける費用
徘徊防止の鍵を取り付ける費用は、「自分で行うか」「鍵取り付け事業者に依頼するか」で異なります。
自分で鍵を取り付ける場合
自分で徘徊防止の鍵の取り付けを行う場合は、商品代のみですみます。
基本的に簡単な補助錠であれば、ネット通販サイトで400円前後〜販売されていて自分で簡単に取り付けることが可能です。
シリンダーやクレセント錠も自分で交換可能ですが、「自分で鍵を取り付けようとして失敗し余計にお金がかかってしまった」というケースもあります。
自分で鍵を取り付けをするのが少しでも不安なら、鍵取り付けを行っている事業者に依頼するのがおすすめです。
自分で玄関の鍵を交換する方法について詳しく知りたい方は、玄関の鍵交換に関する記事もあわせてご覧ください。
玄関の鍵交換を自分でDIY!事前準備や交換方法を解説
クレセント錠の交換方法を詳しく知りたい方は、窓の鍵についての記事もあわせてご覧ください。
窓の鍵の名前って何?金具の特徴や交換方法を解説
鍵取り付けを行っている事業者に依頼する場合
鍵取り付けを行っている事業者に依頼する場合の費用は、商品代+施工代がかかります。
玄関ドアの鍵交換や補助錠の取り付けにかかる費用相場は以下のとおりです。
- 玄関の鍵交換:50,000円前後
- ドアの補助錠の取り付け:8,000円〜18,000円
- 窓の補助錠の取り付け:6,000円〜10,000円
依頼する内容(「玄関の鍵か」「窓の鍵か」「前の鍵と交換するのか」「新規で追加するのか」)や、事業者によって費用が異なるため、必ず見積もりを取るようにしましょう。
また、家族が要介護者の認定を受けている場合、鍵の交換費用に介護保険が適用される可能性があります。
ケアマネジャーなどに相談してみるとよいでしょう。
くらしのマーケットでは、「鍵(補助鍵)の交換・取り付け」のサービスも提供しています。信頼と実績のある事業者が揃っているので、徘徊防止のために補助錠を取り付けたいという方は利用してみてください。
「鍵(補助鍵)の交換・取り付け」の料金・口コミを見るまた、「窓の鍵(クレセント錠・カムラッチハンドル)の交換」も行っているので、窓の解錠対策を徹底したい方にはこちらもおすすめします。
「窓の鍵(クレセント錠・カムラッチハンドル)の交換」の料金・口コミを見る他にこんなサービスもあります
最近、玄関のドアの開け閉めが大変な方や鍵が閉めづらくなった方、防犯対策に不安がある方には玄関ドアリフォームがおすすめです。現在販売されているドアは軽いので開け閉めが楽になる可能性が高いです。玄関リフォームするだけで、費用も少なく印象も変わります。おうちを大切にかつ快適に住み続けるために依頼してみてはいかがでしょうか。
玄関ドアリフォームを利用する鍵の取り付けはドアや窓に適した防犯アイテムを取り付けてもらえます。鍵やガードプレート、ドアチェーン、ドアクローザーを取り付けると防犯対策になります。引越しに伴い防犯強化したい方や、長年住んで玄関の鍵が回りづらい方、玄関を電子キーに変えたい方におすすめです。
鍵の取り付けを利用する
ライター:森田さなえ
主婦8年目です。自宅を購入したものの、思いのほか大通りから自宅の中が見えて防犯対策を試行錯誤しています。
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