換気扇・レンジフードの外し方｜外すときの注意点やコツも

目次

1. 1）換気扇を外す前に準備すること
2. 2）換気扇タイプ別の取り外し方
3. 3）換気扇を取り外すときに注意すること
4. 4）換気扇が外れないときの対処法
5. 5）換気扇（レンジフード）を掃除する頻度は？
6. 6）レンジフードをすみずみまで綺麗にするならプロに相談を

1）換気扇を外す前に準備すること

換気扇を外す前には事前の準備が大切です。これから紹介する順番に沿って準備を整えましょう。

①換気扇の電源をOFFにする

まずは換気扇（レンジフード）の電源を消しましょう。
換気扇をつけたまま掃除をすると、感電やその他の事故につながる恐れがあります。
電源がOFFになっているか、または電源プラグが抜けているか確認をしてください。
電源プラグが抜きにくい場合は、ブレーカーを切ります。

参考：レンジフードのお手入れ・お掃除方法｜LIXIL、レンジフード | キッチン | お手入れマニュアル｜タカラスタンダード

②大きめのシートを換気扇の下に敷く

レンジフードは下にコンロがあり油汚れが落ちて発火する恐れがあるため、新聞紙や紙袋、段ボールなど、コンロを覆える大きさのシートやカバーをコンロにかぶせましょう。
その際、養生テープなどを使って固定しておくとより安心です。

③足場の準備

レンジフードまで手が届かない場合は、脚立や踏み台を準備します。
脚立を使用する場合は、しっかりと床についていること、脚立がしっかりと組みあがっているかなど、安全に使用するため細かいところまでチェックしましょう。

④ゴム手袋の装着・使用する道具を用意しておく

油汚れが肌に付着すると、肌荒れの原因になりかねません。また落とすのも大変なので、ゴム手袋を着用しましょう。

レンジフードの中の換気扇を取り出すためには、ドライバーが必要です。
型に合うドライバーを準備しておきましょう。

2）換気扇のファンタイプ別の取り外し方

換気扇のファンには「シロッコファン」と「プロペラファン」の2種類があります。
それぞれ取り外し方法が異なるので、換気扇のファンのタイプ別の取り外し方を紹介します。

ファンの種類		特徴
①シロッコファン		筒状、細かいギザギザとした羽がある
②プロペラファン		5〜6枚の羽がついている

シロッコファンの外し方

シロッコファンとは、筒状になっている複数のプロペラを回して空気を循環させる換気扇です。レンジフードでよく使われているタイプです。
プロペラ型に比べ吸込量が多く、近年のレンジフードに主流で使われているファンです。

1. フィルターを外す


油汚れが溜まっていると滑りやすいので、慎重に行ってください。

2. シロッコファンのカバーを外す


つまみをひねったり、ドライバーなどを使ってカバーを外します。外したネジは無くさないようにわかりやすい場所にまとめておきます。
排水口ネットにまとめておくと紛失予防になり、一緒に掃除できるので便利です。

3. シロッコファンの中心にあるビスを外す


シロッコファンは中心にある大きなビスで固定されています。つまみをひねる・ドライバーを使うなどして外します。

4. シロッコファンを取り出す


ファンに油や汚れが蓄積しているので、滑り落ちないように支えながら取り出します。

シロッコファンの掃除手順を紹介している記事があります。具体的な掃除方法を知りたい方は、あわせてご覧ください。

換気扇掃除はつけ置きで簡単！掃除を楽にするコツも紹介

プロペラファンの外し方

プロペラファンとは数枚のプロペラを扇風機のように回転させる換気扇です。

1. プロペラファンのカバーを外す

2. プロペラを外す


プロペラはドライバーなど使用せず、中央をひねると取り外せます

3）換気扇を取り外すときの注意点

換気扇を取り外すときに注意すべき点は以下の3つです。

汚れてもいい服で掃除する

作業中はレンジフードの奥まで手を入れるため、手や洋服に油汚れが飛び散ることがあります。汚れてもかまわない服で作業をしましょう。

ゴム手袋や、エプロンを装着して汚れがつくのを防ぐのもおすすめです。

ファンや部品を落とさないように注意

油で汚れている換気扇のファンや部品は滑りやすくなっています。
不注意で床に落とさないよう、ゴム手袋や換気扇の持ち方を工夫しましょう。

羽の先端がとがっているため取り扱いに注意

羽の先端がとがっているため、手を切らないよう取り扱いに注意してください。
ファンを持っているときは慎重に動く、ファンを持ったらすぐに置くなど工夫しましょう。

4）換気扇が外れないときの対処法

汚れが固まり、力を入れても換気扇が取り外せないことがあります。そういうときの対処法を紹介します。
以下の方法でも外れない場合は、無理に外そうとせずメーカー修理に問い合わせましょう。

潤滑スプレーを使う

固まってネジが動かない場所に潤滑スプレーを吹きかけると、滑りがよくなり取り外しやすくなります。
シロッコファンの真ん中にあるおおきなビスが油で固まりやすいため、潤滑油スプレーはシロッコファンの取り外しに効果的です。

潤滑スプレーは、100円ショップやホームセンターなどで簡単に手に入ります。

ドライヤーで温める

油は熱で柔らかくなる性質があります。
ヘアドライヤーで動かない場所を温めると油が溶け、取り外しやすくなります。
ただし、ドライヤーは長時間当てると高温になり変形の危険があるので、3分前後など短時間当てるように注意しましょう。（自己責任で行ってください）

参考：レンジフードの羽根が外れないのですが、どうすればいいですか。（動画説明あり）｜よくあるご質問｜Panasonic

5）換気扇（レンジフード）を掃除する頻度は？

レンジフードは、性能・機能を落とさないために定期的に換気扇を掃除する必要があります。
メーカーによると、換気扇を自分で掃除する推奨頻度は3ヶ月に1回です。お手入れ時期表示ランプの初期設定は、およそ3ヶ月（90日）毎に点灯するようになっています。

参考：レンジフード取扱説明書｜LIXIL

また、イヤな臭いが発生することもあるので、3ヶ月〜半年に1回程度の定期的な掃除が必要です。換気扇の臭いを消す方法を書いた記事がありますので、臭いが気になる方はこちらも参考にしてください。

換気扇（レンジフード）の嫌な臭い、どうしたらなくなる？

換気扇（レンジフード）から嫌な臭いがする、換気扇を回すと嫌な臭いがする…。特に手が届きにくい場所にある換気扇は、解決が難しいものです。換気扇の臭いに関する悩みがある方は以下のことを行ってみましょう。

上記のグラフは、一般社団法人 日本電機工業会が換気扇（レンジフード）のお手入れ頻度を調査した結果です。
「半年に1回程度」の頻度で換気扇（レンジフード）掃除をするという回答が35.6%で一番多い回答です。
次に多かった回答は「年に1回程度」（25.6%）という結果です。
換気扇は半年〜年に1回の頻度で掃除するのが一般的と言えますね。

出典：一般社団法人 日本電機工業会 『換気に関する意識調査DATA』

また、レンジフード（換気扇）を掃除するなら、夏の季節がおすすめです。
レンジフード（換気扇）は夏が向いている理由を記載している記事がありますので、詳しく知りたい方はご一読ください。

換気扇掃除は夏がおすすめって本当？理由と簡単な掃除法をご紹介

6）レンジフード（換気扇）をすみずみまで綺麗にするならプロに相談を

「もう何年もレンジフード掃除をしていない」「レンジフード（換気扇）掃除をしたことがない」という方は、一度専門事業者へレンジフード（換気扇）クリーニングの依頼をおすすめします。
自分では落としきれない頑固な汚れを落として、一度リセットしてから定期的な掃除をすると、キレイが長続きします。

レンジフード（換気扇）クリーニングはいくら？

換気扇クリーニングの費用は7500円〜1万5,000円程度です。換気扇クリーニングの費用の内訳や安く頼む方法を紹介した記事もありますので、検討中の方はぜひ一緒にご覧ください。

換気扇クリーニングの費用は7500円〜費用を安くする方法も紹介します！

7）レンジフード（換気扇）クリーニングを依頼するならくらしのマーケット

さまざまな「暮らしの困った」を解決するくらしのマーケットでは、レンジフード（換気扇）クリーニングを専門事業者に依頼することができます。

事業者一覧から価格や評価を比較でき、気になる事業者のページを開くと実際に利用した人からのリアルな口コミを確認できます。

【動画】1分半でわかる換気扇クリーニング プロの作業内容

お住まいの地域のレンジフード（換気扇）クリーニング料金をチェック

換気扇クリーニングサービスを利用した人の口コミ

くらしのマーケットの換気扇クリーニングサービスを利用した人の口コミを一部紹介します。

他にこんなサービスもあります

【洗濯機クリーニング】

くらしのマーケットでは、洗濯機クリーニングも依頼できます。
洗濯機クリーニングとは、専門事業者が洗濯機を分解し高圧洗浄や業務用洗剤などを使って、普段手の届かない洗濯槽の裏などのパーツをきれいに洗うサービスのことです。
いくら掃除しても洗濯機からカビが出る方や臭いが気になる方、引越しや赤ちゃんが生まれるのなど新生活が始まるから洗濯機をきれいにしたいという方におすすめです。

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【お風呂クリーニング】

くらしのマーケットでは、お風呂クリーニングも依頼可能です。お風呂クリーニングとは、浴室のカビや水アカなどの汚れをきれいに清掃するサービスのことです。毎日掃除しているのに、浴室の頑固な黒ずみやカビに悩まされていませんか？プロに依頼して徹底的にきれいにしてもらいましょう。

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ライター：muni
Webライター。「日々を少しでも楽に過ごせるように」をモットーにさまざまなジャンルを分かりやすく紹介します。資格はペットスタイリストやNAVA認定トリマー などを保有。動物が大好きです。趣味はゲーム、アニメ、漫画で生粋のオタク。

くらしのマーケットは、暮らしに関わるサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

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ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定・アンテナ工事・家具の組み立てなど、幅広いカテゴリがあります。あなたの「これプロに頼みたい」がきっと見つかるはず。

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