畳掃除の仕方/掃除機・ほうき・クエン酸で|カビやダニの対処法も

畳掃除の仕方について。畳掃除の注意点や普段の掃除の仕方をまずは説明。また、汚れがひどいときのクエン酸を使っての念入り掃除の仕方や、カビやダニが発生してしまったときの対処法、畳を汚れづらくするコツも解説します!

畳のイラスト

素足で歩いたり寝そべったりする機会の多い畳の上は、常に清潔にしておきたいものですよね。

しかし、畳はイ草という天然素材でできているため、フローリングよりもお手入れには気を遣う必要があります。

間違った方法で掃除をしてしまうと、畳を傷めてしまったり変色させたりしてしまう恐れがあります。

また、畳の素材はダニが発生したりカビが生えたりしやすく、長期間掃除をせずに放っておくと健康被害につながる可能性もあります。

畳を清潔な状態に保ち、長持ちさせるためには正しい方法で掃除することが大切です。

この記事でわかること

  • 畳掃除の注意点
  • 畳掃除の仕方(基本&念入り)
  • 畳に起こりやすいトラブルの対処法
  • 畳を汚れにくくするコツ

目次

1)畳掃除の注意点
2)基本の畳掃除の仕方
3)汚れがひどい場合の念入り掃除方法
4)畳に起こりやすいトラブルの対処法
  4-1)畳にカビが生えてしまった場合
  4-2)畳にダニが発生してしまった場合
  4-3)畳に何かをこぼしてしまった場合
5)畳を汚れづらくするコツ
6)どうしても畳の汚れが取れない場合は

1)畳掃除の注意点

天然素材のイ草でできている畳は、フローリングに比べてデリケートなので、間違った掃除方法をしてしまうと傷んだり変色したりしてしまう恐れがあります。

掃除の際の注意点を以下で説明します。

畳の目に沿って掃除をする

畳掃除は、ほうき・掃除機・雑巾などを使って行いますが、このとき必ず畳の目に沿うようにしてください。

畳の目

目に逆らって掃除をすると、傷が付いたりイ草がちぎれたりして痛みの原因になる上に、畳の隙間にゴミが入り込みやすくなるためです。

重曹の使用はNG

水回りの油汚れやフローリングの皮脂汚れなど、住まいのさまざまな場所の掃除に使えて環境にも体にも優しい重曹。常備している方も多いと思いますが、畳掃除に重曹を使ってはいけません。

アルカリ性の重曹は、イ草の天然成分を黄ばませてしまい、畳の中に重曹の成分が残ると黒ずんで落ちない汚れとなってしまう恐れがあるためです。

汚れがひどい場合につい重曹を使いたくなる方もいるかもしれませんが、重曹ではなく畳専用の洗剤やクエン酸を使うようにしましょう。

ただし、畳に黒カビが生えてしまった場合に限っては、カビを中和する働きがある重曹が効果的です。このときも変色に気を付けて少量の使用にとどめてください。

粘着式カーペットクリーナーの使用は厳禁

転がすだけで簡単にホコリをキャッチしてくれる粘着式カーペットクリーナー、通称コロコロは、カーペットなどを掃除するのに重宝しますよね。しかし、畳掃除に粘着式カーペットクリーナーを使うのは厳禁です。

粘着力が強いため、畳のイ草をほつれさせたり毛羽立たせたりしてしまうためです。畳のホコリは掃除機やほうきで除去するようにしてください。

2)基本の畳掃除の仕方

畳を清潔に保つためには、こまめな掃除をして汚れを溜めないことがもっとも大切です。普段の掃除のときに行う基本的な畳掃除の仕方を以下で説明します。

準備するもの

  • ほうき
  • 掃除機
  • 雑巾

実は、畳掃除には掃除機よりもほうきの方が適しています。細かい目のある畳は、ホコリを吸引する掃除機よりも、掻き出す力のあるほうきの方が隙間の汚れを除去しやすいためです。

畳をほうきで掃く

しかし、最近では室内用のほうきを持っていないという方も多いですよね。もちろん掃除機でも問題なく畳掃除ができるので、無理にほうきを用意する必要はありません。

ただし、最近普及率が高まっているロボットタイプの掃除機は、畳の掃除におすすめできません。自動で動くロボットタイプの掃除機は、畳の目に沿って掃除しないので、畳を傷つけてしまう恐れがあるためです。

畳の掃除には手動で動く一般的な電気掃除機を使うようにしてください。

掃除の仕方

基本の畳掃除の仕方は、畳の目に沿って掃除機かける、もしくはほうきで掃いたあと、取り切れなかったホコリを掻き出すように雑巾で乾拭きするだけです。

掃除機に畳モードがある場合は使用すると畳が傷みにくくなります。

畳に掃除機をかける

また、目のホコリを取るにはゆっくりと掃除機をかけるのがコツです。畳1枚に付き40~60秒ほどの時間をかけて掃除しましょう。

このとき、注意すべきなのが傷みやすい畳のヘリの部分です。琉球畳や置き畳など、ヘリのない畳の場合は気にしなくて構いませんが、ヘリのある通常の畳は、痛みを防ぐためにヘリには掃除機をかけないようにしましょう。

なお、畳は水分を吸うとカビが生えやすくなるため、雑巾がけは基本的に乾拭きのみです。

乾拭きで畳を拭く

ただし汚れが気になった場合のみ、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。その際も水拭きのあとはしっかり乾拭きし、和室の風通しを良くして畳をしっかり乾燥させましょう。

3)汚れがひどい場合の念入り掃除方法

畳のお手入れは、こまめに基本の掃除方法を行っていれば十分です。

しかし、しばらく掃除をしていなかった、大掃除なのでしっかり汚れを落としたい、といった場合には、クエン酸を使った念入り掃除方法を行ってください。

準備するもの

  • クエン酸
  • バケツ
  • 雑巾2枚

さまざまな場所の掃除に使えるクエン酸は、畳に使うと殺菌効果や消臭効果が期待できます。雑巾は水拭き用と乾拭き用の2枚を用意してください。

念入り掃除の仕方

  1. バケツに半分くらい水を入れ、クエン酸小さじ一杯を入れて混ぜる
  2. 作ったクエン酸水に雑巾を浸し固く絞る
  3. 畳の目に沿って雑巾で拭き掃除をする
  4. 乾いた雑巾で拭き、畳をしっかり乾燥させる

クエン酸は殺菌効果があるため、汚れが落ちやすくなるだけでなく、カビを生えにくくしたりダニを寄せ付けなくする効果もあります。特に梅雨などのカビが生えやすい時期の前に、クエン酸で畳を掃除しておくのがおすすめです。

ただし、まだ新しく青さが残っているような畳に使用すると、色褪せたように変色することがあるので、クエン酸での掃除は控えるようにしてください。

4)畳に起こりやすいトラブルの対処法

畳は天然素材で作られているため、カビやダニが発生したり、何かをこぼしてしまってシミになったりと、フローリングに比べてトラブルが起こりやすいです。

以下で畳に起こりやすいトラブルの対処法を説明します。

4-1)畳にカビが生えてしまった場合

カビのイラスト

畳はイ草という天然素材でできているため、その性質上どうしてもカビが生えやすく、少し換気や掃除を怠っただけで一面にカビが生えてしまうことも珍しくありません。

また、畳の上にカーペットや布団を敷く習慣がある場合は、畳が湿気を吸い込んでカビが生えやすくなります。

もし、畳にカビが生えてしまったら消毒用エタノールをカビの部分にスプレーし、雑巾で乾拭きをしましょう。

このとき、浴室用やキッチン用のカビ除去剤は絶対に使用しないでください。強力なのでカビには絶大な効果がありますが、畳が変色してしまう恐れがあります。

また、上記でも説明した通り、黒カビの場合は重曹を使って掃除するのもおすすめです。

畳

4-2)畳にダニが発生してしまった場合

ダニのイラスト

ダニは湿度の高い環境を好むため、湿気を含みやすいイ草でできている畳は、ダニが繁殖しやすい場所です。その一方、ダニは乾燥にとても弱く、乾燥した環境に置かれると長くても二週間ほどで死滅すると言われています。

そのため、畳にダニが発生してしまった場合はとにかく畳を乾燥させることが大切です。

駆除の仕方は、まずは畳の表面にいるダニを掃除して取り除いたあと、畳を取り外して畳の裏に生息するダニも掃除して駆除します。そして取り外した畳を、日当たりと風通しの良い場所に干して乾燥させます。

この方法はダニには効果てきめんですが、畳を外したり干したりする大掛かりな作業は頻繁には難しいですよね。

ダニの繁殖を未然に防ぐように、普段から畳をこまめに掃除をし、和室の湿度が高くならないように風通しをよくしましょう。

畳の目

4-3)畳に何かをこぼしてしまった場合

和室で食事を取る機会があったり小さな子供がいたりするご家庭では、ジュースやコーヒー、醤油などをこぼしてしまうことは多々あると思います。

そんなときに役立つ意外なアイテムが「塩」です。

塩

塩には臭いやぬめりを取る効果や研磨作用、抗菌作用がある上、イ草を変色させる心配もないため、畳掃掃除に非常に適した洗剤なのです。

  1. こぼした液体をすぐにタオルやキッチンペーパーで拭き取る
  2. 汚れに塩を振りかける
  3. 塩が湿ってきたら使い古しの歯ブラシやスポンジを畳の目に沿わせてこする
  4. 掃除機をかけて塩を取り除く
  5. 水で濡らし固く絞った雑巾で拭く

この方法なら、畳を傷めることなく掃除ができるはずです。

ただし、何かをこぼしてから時間が経ち、畳にシミができてしまった場合は、完全にきれいにするのは難しいです。その場合は畳の張替えを検討しましょう。

5)畳を汚れづらくするコツ

畳はフローリングに比べてデリケートなので、掃除するにしても注意点が多く、こまめに念入りなお手入れするのは大変ですよね。

そこで、以下に畳を汚れづらくする小技をいくつかご紹介しますので、できる範囲で実行してみてください。

フローリングワイパーでさっと掃除

フローリングを掃除するのに便利なフローリングワイパーですが、畳掃除にも使えます。ドライシートを装着し、畳の目に沿ってワイパーを動かせば、表面のゴミを簡単に除去できます。

掃除機をかけたり雑巾で拭いたりする暇がなくても、フローリング掃除のついでに畳にワイパーをかけるくらいなら、手間もそんなにかからないのでできそうですよね。

ただし、畳の目に入ったゴミや表面に付着してしまった皮脂汚れなどはワイパーではどうしても取り切れません。

フローリングワイパーでの掃除は、時間がないときの「とりあえず掃除」にとどめておき、掃除機や雑巾を使った掃除も定期的に行いましょう。

日干しする

ダニやカビ防止のためには畳を乾燥させることが大切です。畳を取り外し、日当たりのいい場所に干してイ草に溜まった湿気を乾燥させましょう。

畳をほうきで掃く

頻度が高いと畳が日焼けして変色したり劣化する恐れがあるため、日干しは半年~1年に一度くらいが適しています。

物を敷かない

畳の上にベッドやタンスなどの家具を置いてしまうと、その部分は掃除しづらくなる上、畳が変形したり変色したりしてしまう原因になります。

畳を長持ちさせるためには、畳の上にはなるべく何も置かず、掃除しやすく傷みにくい状態にしておきましょう。

6)どうしても畳の汚れが取れない場合は

掃除をしてもどうしても畳の汚れが取れない場合や、畳一面にカビが広がっているという場合は、思い切って畳の表替えがおすすめ。

一度新しい畳表に張り替えてから、こまめにお手入れをしていけばきれいな状態が保てるはずです。

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