庭木の剪定って、木によってやり方が違うの?

おうちの手入れの中でも後回しにしがちな庭木の剪定。 素人でも剪定ができるケースが多いですが、樹種によってやり方が違うので、注意して作業する必要があります。 今回は木の種類ごとの剪定の仕方について説明します!

庭木の分類

庭木として植えられる木の種類は多種多様です。
1種類ずつ剪定方法を紹介していきたいところですが、分類によって剪定の仕方は似ているので、今回は下記の分類ごとに剪定のコツについてまとめてみました。

・常緑針葉樹(松、スギ、コニファー類、ゴールドクエストなど)
・常緑広葉樹(ツバキ、キンモクセイ、ツツジ、カシ、サツキなど)
・落葉広葉樹(アオハダ 、アオダモ 、ヤマボウシ 、ハナミズキなど )
・花木(花を楽しむ目的の木)
・果樹(果実を楽しむ目的の木)
・竹、笹

常緑針葉樹の剪定方法

・新芽が出る時期に刈込剪定をする
・強い剪定をする場合でも、必ず葉を残す

独特の紡錘型や円錐型のコニファー系統の針葉樹を、生垣に利用しているお宅も多いのではないでしょうか。
しばらく放置しても樹形は変わりませんが、その形のまま縦にも横にもどんどん大きくなってしまいますので、定期的な剪定は必須です。
剪定のコツは、新芽が出るころに刈込剪定(形を整える剪定)を行うことです。
その理由は、針葉樹は剪定すると切り口が白く変色してしまうことにあります。
変色を避けるには時間をかけて丁寧に剪定することがベストですが、素人には難しい作業です。
よって、すぐに新芽が出てくる時期なら、新芽で隠されて変色した部分を目立たなくすることができるのです。
また、針葉樹は葉がなくなってしまうと新しく葉が出にくくなってしまいます。
できるだけ深く剪定したい場合でも、必ず葉は残してください。

松の剪定は特殊なので注意!

常緑針葉樹の中で松は剪定の仕方が特殊です。
松の剪定は難しいと昔からよく言われていますが、難しいというよりは面倒という表現のほうが合っています。
そこまで技術を要するわけではないで、時期ややり方を注意して丁寧に作業すれば、素人でも松の剪定は可能です。
松の剪定の詳しい方法については、下記の記事で解説していますので、自分で剪定を考えている方はぜひ参考にしてください。
松の剪定って自分でできるの?

常緑広葉樹の剪定のコツ

・風や日差しが中心部に入るように剪定する

常緑樹は葉の密度が高くなりやすく、病害虫が発生しやすい種類です。
常に樹木全体の風通しに気を付け、内部にまで日差しが入るように剪定しましょう。
4~5月の落葉期に、枝の間引きや切り戻し(伸びすぎた枝や茎を切り取って株を短くする作業)がメインの強い剪定を行います。
また、ツツジなど春に花を咲かせた庭木は、花が咲いた枝を切り取って樹形を整える作業もこの時期に行います。
きれいな形の維持にこだわりたい方は、9~11月に形を整える軽剪定を行いましょう。

落葉広葉樹の剪定のコツ

・細い枝をこまめに切る
・冬に剪定する

全体的にどっしりとした、太めの幹や枝を持つ種類が多めです。
太い枝が邪魔だから、と切ってしまいたくなりますが、太い枝を切ってしまうとさらに力強い枝が生えてきてしまいます。
落葉広葉樹は細い枝をこまめに剪定するのが、きれいな樹形を保つポイントになります。
また、落葉広葉樹は特に冬の剪定がおすすめです。
夏になると樹木の勢いが強くなり、剪定してもすぐに葉が生い茂ってしまいますし、たくさんの葉で樹形が分かりづらくなっています。
葉が落ちた冬に強い剪定することで、木本来の形を整えやすくなります。

※注意※
モッコウバラ、カエデ、サクラの剪定は素人には大変難しいので、業者に依頼しましょう。

花木の剪定のコツ

・花が終わった直後に剪定する
・花柄摘みを行う

次の花芽ができる前に剪定を行わないと、せっかくできた花芽を切ってしまい花が咲かない!なんてことも。
それを避けるためにも、強い剪定は花が終わった直後に行いましょう。
また、花木を少しでも長くきれいに保ちたい際は、花柄摘みを行いましょう。
やり方は、咲き終わった花柄を花茎からハサミでカットすればOK。
大きな木などで作業的に難しい場合は無理に行う必要はありませんが、花柄を放置して葉や茎についてしまうと、傷んで病害虫の原因になるので、できるだけ行いましょう。
なお、四季咲きの花木は、花芽ができるサイクルが短いので、花後に剪定すると花が咲かなくなることもあります。
なるべく剪定は行わず、花柄摘みだけにしておくのが無難です。
四季咲きの花木をどうしても剪定したい場合は、業者に依頼することは必須ですが、それでも強い剪定のあとは花が咲かないことが多いです。

果樹の剪定

・花が咲くことが大事なので、コツは花木の剪定と同じ
・摘花、摘果を行う

花が咲かなければ果実は実りませんので、剪定のコツは花木と同じです。
その上で、果実をよりおいしくするために摘花・摘果の作業を行いましょう。
摘花は花が咲いた段階で生育の良いものを残し、悪いものは摘み取っていく作業です。
摘果も同じような作業で、実がついた段階で生育の悪い実を摘み取っていくことです。
果実の数が少なくなってしまうのでは……と摘み取ることに不安を覚える方も多いと思いますが、厳選した発育の良い実に十分に栄養を与え、味を濃厚にするにはとても大切な作業です。
小ぶりでおいしくない果実をたくさん作るよりも、数は少なくてもおいしい果実を実らせるように、不要な花や実は積極的に摘み取っていきましょう。

竹・笹

・どんどん際限なく伸びるので、毎年切り詰めて高さを調整する
・葉が生い茂っていて見栄えが悪いなら透かし剪定を行う

竹や笹は稲の中まで、木ではなく草本という草の仲間になります。
よって、剪定の仕方もここまで紹介した樹木とは異なります。
竹・笹の剪定でもっとも重要なのは、毎年3月ごろに切り詰めて高さを調節することです。
放っておくとどんどん大きく成長していく特徴があるので、必ず行うようにしましょう。
そして4月ごろに、葉が鬱蒼としている場合は透かし剪定(込み合っている枝葉を少なくする剪定)を行うと美しい樹形を保つことができます。
しかし、竹や笹は自然の成長に任せて伸ばして楽しむ場合が多いので、美観を損ねていない限りは樹形を整える意味での剪定は不要です。

難しそうな場合はプロに依頼しよう

種類ごとの剪定の仕方が分かれば、自分で剪定を行う場合にとても役に立つはずです。
また、剪定に適した時期や必要な道具についても下記の記事で説明しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
庭木の剪定ってどの時期にやるのがいいの?
庭木・植木の剪定に必要な道具と使い方、教えて!
しかし、美しさを求める場合の剪定は素人には難しく、技術と知識が必要な作業です。
ちょっとした剪定にはとどまらない作業は、プロにお願いすることをおすすめします。
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