引越しの日に雨が降ったらどうなるの?

2024.1.22 更新

家の中から雨を見る男女

雨天の引越し・・・対処方法は?

運悪く、引越し当日に雨天となりそうな場合の対処方法としては2つです。
万全の対策をしたうえで引越しを予定通り行うか、キャンセルして別の日に延期するかです。

キャンセルは2日前までに

もし可能であれば、雨の降りやすい時期の引越しを避けることがベストです。
万が一、運悪く引越し当日に雨が降ったとしても引越し事業者は雨天を理由に引越しの延期や中止を求めてくることはありません。
運送業界内の取り決めによって土砂災害や二次災害が起こる恐れのある破天荒でない限りは、雨天を理由に引越しを断ることは不可と定められているからです。
従って、引越しのキャンセルや延期をするとしたら、原則お客さん側の申し出によってのみ可能となります。
雨の中の引越しが心配であれば早めにキャンセルの連絡を入れるようにしましょう。
少なくても引越しの2日前までならばキャンセル料はかかりませんので、早めに決断して事業者へ連絡を入れておく必要があります。

予定通りに引越しを行う場合の対処

予定が動かせない、事業者を信頼して任せる、など理由はいろいろですが、とにもかくも雨天でも引越しを予定通り決行すると決めた場合は、前もって事業者との打ち合わせをしておきましょう。
荷物の搬入出の際の水濡れ対策の梱包についてはサービスなのか、別途料金が発生するのか、その点はしっかり確認してくことがとても大切です。
無用のトラブルを避けるために必ず事業者側へ確認しておきましょう。
いうまでもなく、引越し事業者はプロですから、雨の日の引越しのノウハウも持っていますし、荷物が雨に濡れないように配慮はしてくれるはずです。
具体的にどのように、という点を確認しておくことは事業者との信頼関係にもつながります。

荷造りも水濡れ対策をしておく

自分で荷造りをする場合は、水濡れ対策をあらかじめしておくことも大切です。
電化製品や衣類などの水濡れや湿気に特に弱いものはビニールに包んでから段ボールで梱包するなどの対策が必要です。
自分で梱包する場合には、段ボールの大きさと中身のバランスにも注意が必要です。
特に雨天の引越しの場合は、段ボールが濡れてしまったり、湿気を吸ってしまいがちです。
湿気を含んだ段ボールは強度が下がりますので重さのあるものを梱包するときには特に慎重に行いましょう。

新居に荷物を搬入してから注意すること

荷物が新居に到着したら、荷解きをすぐに行い、段ボールに詰めっぱなしにすることは避けましょう。
雨の中の引越しで、段ボールは多少なりとも湿気を帯びています。
カビや傷みの原因になりますのでできるだけ早く梱包を解き、湿気を逃がしましょう。
また荷物の破損などがないかのチェックももれなく行いましょう。
事業者も細心の注意を払って荷物を運んでいるはずですが万が一ということもあります。
その場でチェック、もしも気づいた点があればその場で対処、が鉄則です。

事業者への確認をしておくと安心

雨の日に引越しはそうでない日の引越しよりも、より一層の注意を払う必要があります。
非常に気も遣いますし、重労働です。
事業者も幌付きのトラックで雨の日対策をしてくれるところがあったり、雨対策用の梱包材をサービスしてくれたり、あるいは雨の日値引きの交渉に応じてくれる場合もありますので、雨になりそうな心配のある引越しの場合は見積もりの段階でよく確認をとっておくと安心して引越しをすることができます。
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