天井の壁紙（クロス）張替え費用相場│費用の内訳と安くなるコツも

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目次

1. 1）天井の壁紙（クロス）張替え費用相場
2. 　天井の壁紙（クロス）の費用算出方法
3. 　天井の壁紙（クロス）張替えの施工費用
4. 2）天井の壁紙（クロス）張替え費用が安くなるコツ5つ
5. 　①スタンダードクロスを選ぶ
6. 　②無地や柄のない壁紙（クロス）を選ぶ
7. 　③剥がした壁紙の処分を自分で行う
8. 　④DIYで張り替える
9. 　⑤3社以上の事業者を比較する

クロスと壁紙の違い

家庭用の壁紙の9割はビニールクロスが使用されています。ビニールクロスは「クロス」と略され、クロスと壁紙は同じ意味で使用されることが多いです。
今回の記事では壁紙（クロス）と記載しています。

参考：国産壁紙の生産・出荷量推移 2002年度-2021年度 │一般社団法人 日本壁装協会

1）天井の壁紙（クロス）張替え費用相場

天井の張替え費用は、壁紙（クロス）の費用＋施工費用の合計額で決定します。

天井の高さや使用する壁紙（クロス）の種類などによって異なりますが、壁紙（クロス）の費用＋施工費用の合計は、6畳で1.3万円〜3万円程度が目安です。

天井の壁紙（クロス）の費用算出方法

天井クロスの張替えは1平米あたり1,000～2,500円程度が目安です。

「平米あたりの費用 × 張替え面積（㎡）」が費用となりますので、張替える場所の面積が費用算出のもとになります。

畳数で考える場合は畳の大きさが様々あります。「ざっくりわかればいい」という場合は4.5畳、6畳などと考えるとよいのですが、クロスの使用量を出すなど正確な張替え面積を知りたい時は採寸が必要です。

※同じ6畳間でも、西日本に多い「京間」と集合住宅に多い「団地間」では2㎡ほど異なりますので、注意が必要です。

例えば6畳（10㎡前後）の天井の張替えを依頼した場合、壁紙（クロス）の費用は1万円〜2.5万円程度です。

※事業者によっても平米あたりの単価が異なります。

壁紙（クロス）張替え専門事業者の施工費用

事業者に天井張替えを依頼する場合、壁紙（クロス）費用以外に施工費用が必要です。

天井の張替えは、今あるクロスをはがし、下地を修正して新しいクロスを貼るという作業です。

天井が目透かしなど（壁と天井に間に段差があり隙間があるように見える）特殊な形状や、下地に補修が必要な場合は別途費用になる場合が多いです。

作業は1〜2日程度で完了しますが、現在の天井下地の状態が悪い場合は、下地のボードの張替えも必要な場合があるため時間が余分にかかるケースもあります。

なお、天井も壁も白の部屋で、天井だけを張替えると壁の色と差ができてしまいます。天井の張替えだけでなく、壁紙も一緒に張替えてしまうことを検討しても良いかもしれませんね。

部屋の壁紙を張り替える場合、6畳で4万円〜6.5万円程度が費用の目安です。クロス･壁紙張り替えリフォーム費用相場を部屋の広さ別、一軒家・マンション全体の費用を紹介しているこちらの記事も参考にしてください。

【2023年】クロス･壁紙張り替えリフォーム費用相場と安くするコツ

2）天井の壁紙（クロス）張替え費用が安くなるコツ5つ

天井の壁紙（クロス）張替え費用が安くなるコツ5つを紹介します。

①スタンダードグレードを選ぶ

クロスにはスタンダードな「スタンダードクロス」と呼ばれる量産クロスと、ハイグレードクロスと呼ばれる「1000番クロス」があります。

スタンダード（量産）クロスの特徴

シンプルで落ち着いたカラー、柄も控えめなクロスが多く、天井にも向いています。防カビや抗菌機能が付いたものもあり、ハイグレードクロスと比較し費用が安いため、値段を抑えたい場合におすすめです。

ハイグレード（1000番台）クロスの特徴

ハイグレードクロスは色や柄が豊富で、防汚機能や消臭機能など高機能クロスもあります。キッチンや洗面所など、汚れや臭いがつきやすい部屋は費用の高いハイグレードクロスでも、長い目で見るとお得な場合もあります。
事業者に依頼する場合は、クロスの色柄だけでなくクロスの持つ機能についてもアドバイスをもらいましょう。

②無地や柄のない壁紙（クロス）を選ぶ

柄のあるデザインの壁紙（クロス）はつなぎ目で柄を合わせる必要があり、無駄に壁紙を廃棄する必要があります。

また柄のあるデザインと比較し、無地や柄のない壁紙（クロス）は費用が安いという特徴があるため、費用を抑えたい、こだわりがない場合は無地や柄のない壁紙（クロス）を選ぶと費用を節約することができます。

③剥がした壁紙の処分を自分で行う

事業者によっては、剥がした壁紙の処分費用が発生する場合があります。追加で費用が発生する場合は、自分で壁紙の処分を行うことで費用を節約することができます。

④DIYで張り替える

最も節約効果が高いのはDIYで張替える方法です。

費用はクロス代と道具台ですみますが、天井に無理なく手が届く高さのある脚立も必要になります。

天井のクロスをDIYで張替えるのはかなり大変です。上を向いての作業になりますし、一目で見渡せるため、シワや隙間があるとかなり目立ちます。壁紙張りに自信がある場合におすすめする方法です。

自分で天井の壁紙張替えにチャレンジしてみたい方は、自分で壁紙を張り替える手順を紹介したこちらの記事を参考にしてください。DIYをするか迷っているときに決断する方法についても紹介しています。

壁紙張替えDIYのおすすめはのり付き壁紙！費用＆難易度が◎ 6畳なら約1万円

「なるべくお金をかけずに壁紙の張替えをしたい！」という方のために、壁紙張替えのDIY方法について紹介しています。壁紙を張り替えることで部屋の雰囲気をガラリと変えることが出来るので、気分転換におすすめです。

⑤3社以上の事業者を比較する

天井の壁紙（クロス）張替えを依頼する際は、3社以上の事業者の作業実績、料金、口コミを比較しましょう。

天井の壁紙は一度張替えを行うと、10〜15年程度は張替えが不要です。現状や希望を伝え、疑問がある場合は事前に相談し、納得した上で事業者に依頼しましょう。

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ライター：佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

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