一人暮らしの引越し費用の総額は30万〜120万円が目安│安くする方法も紹介

2024.3.6 更新

一人暮らしの引越し費用の総額は30万〜120万円が目安│安くする方法も紹介

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この記事でわかること

一人暮らしの引越し費用の総額はいくらですか?

一人暮らしの引越し費用の総額は30万〜120万円と幅があります。物件にかかる費用・家具家電の購入費・引越し費用・初月の生活費と生活雑貨の購入費などが必要で、荷物量や運搬距離、引越し先で揃える家具家電によって費用は大きく異なります。

一人暮らしの引越し費用を安くする方法が知りたいです。

一人暮らしの引越し費用を安くする方法は①繁忙期を避け、平日に引越しをする②単身パックを利用する③荷物が少ない場合は、宅配便で送る④格安引越しの事業者に依頼するの4つです。遠距離や荷物量が多い場合でも格安引越し事業者を利用すると費用を大幅に安くできるためおすすめです。

1)一人暮らしの引越し費用の総額は30万〜120万円が目安

一人暮らしの引越しにかかる費用は大きく分けて、次の4つです。

一人暮らしの引越し費用目安は、総額で約30万〜120万円。荷物量や運搬距離、引越し先で揃える家具家電によって費用は変わります。


一人暮らしの賃貸物件にかかる初期費用は家賃の4~6倍

賃貸物件の契約をしている写真

引越し費用総額のうち大部分が賃貸物件にかかわる初期費用です。4~6か月分にプラスして保険料と鍵の取り換え費用がかかります。

家賃初期費用の目安
5万円20万〜30万円
6万円24万〜36万円
7万円28万〜42万円
8万円32万〜48万円
9万円36万〜54万円
10万円40万〜60万円

費用の内訳は次のとおりです。

内訳費用の目安
敷金1か月分賃料
礼金1か月分賃料
仲介手数料0.5~1か月分賃料
初月の日割り家賃変動(0~1か月賃料)
前家賃(2ヶ月目の家賃)1か月分賃料
鍵の取り換え費用1.5万~2万円
火災保険料1.5万~2万円
保証会社利用料金0.5~1か月分賃料

賃貸住宅に入居する際は、賃貸借契約に基づき敷金、礼金、補償金等の費用が必要となる場合があります。契約時の賃貸借契約書をよく確認しましょう。

物件や地域によっては敷金・礼金が不要な場合もあります。保証会社利用料は保証をしてくれる人がいればかかりません。部屋のクリーニング代などが必要な場合もあります。

参考:賃貸住宅の入居・退去に係る留意点│国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)のダウンロード│国土交通省



一人暮らしの家具・家電の購入費用は約20万円

一人暮らしに必要な家電製品

初めての一人暮らしであれば、部屋の電灯や冷蔵庫やレンジ・洗濯機などの家電や、家具・寝具などをそろえる必要があります。すべてを購入すると安く見積もって20万円ほどかかるでしょう。

すでに一人暮らしをしている場合は、今ある家財をもって引越せばこの費用はかかりません。

引越し時の荷物が増えてしまいますが、家電類を一からそろえるよりは安くなるでしょう。

必要な家具・家電の例

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • カーテン
  • 寝具類
  • テレビ
  • 掃除機
  • 照明
  • エアコン
  • 収納家具
  • テーブルなど

引越し料金は通常期:2.5万〜13万円 繁忙期:3.5万〜23.5万円

引っ越し事業者がトラックに荷物を積んでいる

引越し費用は荷物の量や距離によって料金が異なります。荷物の量と通常期・繁忙期による金額の違いを見てみましょう。

通常期

距離相場料金
同一市区町村内(15km以内)2.5万円〜4万円
同一都道府県内(50km以内)2.7万円〜4.2万円
中距離(200km以内)3万円〜4.6万円
長距離(500km以内)4.2万円〜5.5万円
長距離(500km以上)7万円〜13万円

 繁忙期

距離相場料金
同一市区町村内(15km以内)3.5万円〜7.5万円
同一都道府県内(50km以内)4.5万円〜9.8万円
中距離(200km以内)5.1万円〜13.5万円
長距離(500km以内)5.7万円〜15万円
長距離(500km以上)6.9万円〜23.5万円

一人暮らしの初月の生活費は約5万〜15万円

一人暮らしの部屋

初月にかかる費用は、食費や交通費、スマホ代などの生活費のほか、生活雑貨や消耗品を購入する費用です。5万~15万円くらいを想定しておきましょう。

生活雑貨・消耗品はキッチンで使う調理用品や、トイレットペーパー・歯磨きなどの消耗品は、すぐ使うものから揃えます。

水道光熱費は契約した月には請求がありません。翌月から請求が始まります。



2)一人暮らしの引越し費用を安くするポイント4つ

引越し費用を安くできれば、その分お気に入りの家電を購入したり引越し後の生活費の足しにすることができます。

引越し費用が高くなる理由

荷物の量大きな家具や家電など量が増えるほど高い
距離遠距離になるほど高い
引越し時期繁忙期といわれる3~4月と9月は高い(予約もとりにくい)
曜日・時間週末や休日、午前中や夕方が高い

こちらの記事でも、引越し料金が高くなる理由を詳しく紹介していますので、気になる方はあわせてお読みください

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引越し料金が高くなる理由5つと安くする方法│見積もりの注意点も

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引越し費用を安くする方法

一人暮らしの引越し料金を安くするために次の4つのポイントを抑えておきましょう。

一人暮らしの引越し費用を安くするポイント

  • 繁忙期を避け、平日に引越しをする
  • 単身パックを利用する
  • 荷物が少ない場合は、宅配便で送る
  • 格安引越しの事業者に依頼する

繁忙期を避け、平日に引越しをする

引越しの繁忙期は就職や進学、転勤など新生活を始める人が多い3月〜4月です。

逆に引越し件数が比較的落ち着いている閑散期は6月、11月、1月で、年の始まりである1月は、1年でもっとも引越し件数が少ない月とされています。

引越しの時期にこだわりがないのであれば、繁忙期である3〜4月を避けると引越し費用を大幅に安くすることができます。

また平日の引越しは週末よりも料金が安い傾向にあるため、繁忙期であっても平日を選択すると費用を節約することができます。

参考:令和2年度における大手引越事業者6者の引越件数│国土交通省

単身パックを利用する

一人暮らしの引越しは「単身引越しパック」を利用するのもおすすめです。

単身引越しパックはコンテナサイズが決まっており、複数の依頼者の荷物をトラックに載せることで運搬コストを削減することが出来る割安なプランです。

参考:単身引越しならクロネコヤマトのヤマトホームコンビニエンス |ヤマトホームコンビニエンス小口便引越プラン |サカイ引越センター

荷物が少ない場合は、宅配便で送る

荷物が少ない場合や、引越し後すぐに使わないものはダンボールなどに詰めて宅配で送ると、費用を節約できる場合があります。
ただしダンボールの量が多い場合は、引越し事業者へ依頼したほうが安くなるケースも多いです。利用する前はきちんと計算をしましょう。

宅配の費用の例

料金
ヤマト運輸 1,850円(20kgまで)
佐川急便 1,848円
ゆうパック 1,780円(25kg以下)

※2024年2月時点の情報です。東京都から同じ東京都へ、140サイズの段ボールで宅急便を利用したときの料金を紹介しています。

参考:ヤマト運輸│宅急便の基本料金輸送料金 │佐川急便 ゆうパックの運賃・料金計算 │日本郵便

格安引越しの事業者に依頼する

格安引越し事業者なら、遠距離や荷物量が多い場合でも引越し料金を安くおさえられます。

格安引越し事業者の作業内容はシンプルで、養生してから部屋からの運び出し・積み込み・積み下ろし・部屋へ運び込みのみ。基本的に梱包材の用意や梱包は自分で行います。

「一人暮らしだけど単身引越しパックを利用できなかった」「余計なサービスは要らない」「近距離引越しだけど自分で運ぶのは難しい」という方にもピッタリです。

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3)信頼できる格安引越し事業者を探す方法

引越し費用を抑えるなら、格安引越し事業者への依頼がおすすめです。

信頼できる引越し事業者の探し方は3社以上の実績・料金・口コミを比較することです。

3社以上を比較するとおおよそのサービス内容や料金の相場がわかるので予算を立てることができます。さらに口コミを確認し、引越し当日の様子やオプションサービスの必要・不要もチェックできます。

くらしのマーケットは一括見積もりの面倒ごとナシ!

生活に関する300以上のサービスを提供するくらしのマーケットには、格安引越し事業者が多数出店しています。

電話・訪問見積もりなしで事業者の比較と予約が可能で、一括見積もりによくある大量の電話やメールがくることなく、事業者探しから予約までオンラインで完結します。

Q

事前の訪問見積もりなしで本当に予約できるんですか?

A

はい。くらしのマーケットの格安引越しサービスでは、引越し元から引越し先までの距離と、運びたい荷物の量をサイト上で選択するだけで事業者を探し、希望日に予約をする事ができます。
ただし、事前に伝えていた内容よりも荷物が多くてトラックに乗りきらないなどの場合、当日に追加料金が発生することがあります。トラックに乗せる荷物量は必ず事前に確認・把握をしておきましょう。

Q

引越し当日に、エアコンなどの家電取り外しやベッドなどの家具の解体もお願いできますか?

A

くらしのマーケットの格安引越しサービスは、以下の作業を行います。
①部屋からの運び出し
②積み込み・積み下ろし
③養生
事業者によって、家電の取り外しや家具の解体はお受けできない場合がございます。希望の場合は、予約前に事業者にメッセージで対応可能か確認しましょう。

Q

予約前に事業者と連絡を取る方法が知りたいです。

A

店舗のページ内にある【このサービスに質問する】ボタンからメッセージを送信すると、直接事業者へ連絡することができます。
メッセージの送信にはくらしのマーケットの会員登録が必要です。

Q

予約方法が知りたいです。

A

くらしのマーケットはオンラインで予約できます。
①依頼したい店舗の詳細ページを開き「予約日時を入力する」をクリック
②必要事項を入力し「確認画面に進む」をクリック
③内容を確認し予約リクエスト(仮予約)に進む ※会員登録がお済みでない方は会員登録が必要です
④ログイン後、予約リクエストに進むをクリックし、予約リクエストが完了
⑤店舗が作業日時を確定させると予約成立です。

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くらしのマーケットの格安引越し費用相場

距離相場料金
10km8,200円〜20,000円
20km10,200円〜23,000円
30km12,200円〜24,500円
40km14,200円〜27,000円

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地域 都道府県
北海道 北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
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九州・沖縄

くらしのマーケットで格安引越しを依頼した人の口コミ

口コミ

5

3度目の単身転居でした。1度目は赤帽、2度目にくらしのマーケットを利用しましたが、そのとき予測より荷物が増えてしまい、自分でタクシーで運んだ記憶があります。そのため今回2名+2tトラックを頼むか迷ったのですが、収納がほぼない部屋への転居だったので断捨離するつもりで、なおかつ口コミ評価の高かった千葉さんにお願いしました。 しかし、転居1週間に風邪でダウンしてしまい、計画通りの準備ができず…何度も投げ出しそうになりつつも、千葉さんの口コミを信じて、とにかくまとめようと奮起してその日を迎えました。 口コミは嘘じゃなかった。段ボールにまとめきれなかった細々とした箱物も、伝えていなかった大きいぬいぐるみも。解体して運んでもらうつもりだった大きめの棚も生かして、すべてピッタリ積み込んでいただきました。準備でお疲れでしょうから座っててください、と、優しいお言葉までかけたいただき、本当に恐縮でした。転居先では予定より早く家電が届いてしまい、その設置の時間も嫌な顔ひとつせず、粛々と荷下ろしをしていただいていました。 本当に口コミを、千葉さんを信じてよかったです。いま口コミをチェックされている方の中にも、私と同様に引越しに不安になられている方がいるだろうと思います。でも大丈夫です。きっと千葉さんが助けてくださいます。でもやはり、荷物は多めに見積もったほうがいいです。減る分には問題ないですから。 次回引っ越すときがあれば、また千葉さんにお願いします。そのときはもっと荷物を減らして、楽な引越しでしたと言ってもらいたいと思っています。本当にありがとうございました!

利用時期:2023年4月

出典:口コミ|くらしのマーケット

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エアコンクリーニングエアコンクリーニングを利用する

看護師・保健師。感染対策委員として3年間病院で勤務。専門学校、大学での講義をはじめ、学生・医療従事者・一般の方向けの教育活動にも積極的に従事。家計管理のためにファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、お金のことについても勉強中。

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