
自分で洗濯槽を洗ってみたのに、「洗濯機の中が臭い」「洗濯物に黒や茶色のカスが付く」「洗った洗濯物が臭う」などの症状が改善されない場合は、専門の洗濯機クリーニングを依頼するのがおすすめです。
プロに洗濯機クリーニングをお願いした場合、どのような清掃をしてくれるのでしょうか。この記事では、はじめて洗濯機クリーニングを依頼する方に向けて、清掃の様子をくわしく紹介します。
目次
- 1)プロの洗濯機クリーニングの作業内容は?
- 1-1)洗濯機クリーニングの料金・時間・注意点
- 1-2)洗濯機クリーニングのよくある質問
- 2)【写真で紹介!】プロの洗濯機クリーニング
- 3)おすすめの洗濯機クリーニングサービス
- 4)洗濯機の臭い・汚れの原因
- 5)洗濯機(洗濯槽)の掃除頻度
1)プロの洗濯機クリーニングの作業内容は?
洗濯機クリーニングとは、洗濯機を洗濯槽や排水ホースなどの細かいパーツに分解し、それぞれのパーツの汚れを高圧洗浄機などで徹底洗浄するクリーニングのことです。洗濯槽の裏側や排水ホースの内側に蓄積した黒カビやヘドロ汚れがきれいに落ちます。
洗濯機クリーニングのメリット
洗濯槽の裏側や各パーツの細かい溝など、普段は目に触れない箇所の奥の奥まで分解洗浄します。ドラム式 洗濯機の場合は、掃除が難しいヒートポンプまわりもしっかり洗浄。カビやぬめり汚れを取り除くことで、洗濯物にカビや雑菌が付着するのを防ぎます。
1-1)洗濯機クリーニングの料金・時間・注意点
料金相場
1台:13,000円〜17,000円
※サービスにより対応可能な洗濯機のタイプが異なります。お使いの洗濯機のタイプ(縦型・ドラム式)や、乾燥機能の有無を確認し、予約前に対応の可不可を確認してください。
所要時間目安
3時間
注意点・準備すること
人が一人通れるスペースがあれば作業は可能です。洗濯機本体の移動は必要ありません。分解した洗濯機内部のパーツを洗うために、浴室など水を使える場所が必要です。浴室を使う場合は、椅子や小物を予め移動させておくと良いでしょう。
※作業場所の簡易清掃もサービスに含まれます。
1-2)洗濯機クリーニングのよくある質問
ドラム式洗濯機は全自動洗濯機よりも複雑な構造になっているため、対応していない事業者も多いですが、近年ではクリーニングを受け付けている事業者も増えてきています。 ただし、海外製のドラム式洗濯機などは、特殊な構造のケースが多いため、ドラム式クリーニングに対応している事業者でもクリーニング不可な場合も。依頼前に問い合わせをして確認しましょう。
二層式の洗濯機はクリーニングに対応していない事業者がほとんどです。また、全自動洗濯機でもあまりにも古いものは断られるケースも。しかすべての事業者が非対応というわけではなく、二層式にも古い型にも対応している事業者もあります。
正しいやり方を行えば可能ですが、自分で分解した結果不具合が発生した場合、メーカーの保証が受けられなくなってしまいます。無理をせずに事業者に依頼することをおすすめします。
使用頻度が少ない場合は2~3ヵ月に一回、多い場合は月に1回の頻度が望ましいです。
2)【写真で紹介!】プロの洗濯機クリーニング
①動作確認・養生
まずは動作確認から。ボタンを操作し洗濯機が正常に動くかどうか確認します。

動作確認が終わったら、床や壁に汚れが飛び散らないようシートで養生をします。

洗濯機まわりだけでなく、分解したパーツを洗うお風呂場にも。

②分解


洗濯槽の手間にあるパーツを外すと見えてくる洗濯槽裏の汚れ。

洗濯槽を引っ張り出すと、洗濯槽裏にビッシリと茶色い汚れが……。この汚れが洗濯物に付く茶色いカスの正体です。

上の写真の右側にある三角形のくぼみは、乾燥フィルターに繋がる部分。自宅での掃除では手の届かない箇所です。ここにほこりやゴミが溜まると乾燥の効きが悪くなってしまいます。
依頼者の声
数ヶ月に1度は市販の洗濯槽クリーナーを使って掃除していて、毎回ワカメのようなカビが大量に出てきていたので、しっかりきれいにできていると思っていました。でも、洗濯物につく黒いカスは無くならないし、洗濯機自体の臭いも年々強くなってきていたんです。無香料の洗剤を使ったときは顕著にわかるんですよ。まさかこんなに汚れていたなんて……。
洗濯槽にはまっていたパーツの裏も汚れで真っ黒!

排水ホースには黒カビとホース内側を覆う分厚いヘドロが。


③洗浄
洗濯機を分解したら、本体部分を高圧洗浄機で洗浄していきます。


バケツに真っ黒な排水がどんどん流れてきます
洗濯槽以外のパーツの汚れは、カビ取りのクリーナーを使用し、ブラシや手洗いで一つ一つ丁寧に汚れを落とします。


ホコリやヘドロの塊
④ビフォーアフター

洗濯槽は新品のようにピカピカになりました!

カビやヘドロで真っ黒だった細かいパーツも隅々までスッキリきれいに!

⑤組み立て
分解したパーツを一つ一つ組み立てていきます。

⑥防水パンの清掃
汚れが溜まりがちな防水パンもきれいに掃除し、クリーニングは完了です。

3)おすすめの洗濯機クリーニングサービス
今回、洗濯機クリーニングを依頼したのは、「親切・丁寧・サービス一番」をモットーに掲げている『ひまわり倶楽部』の店長、平野さん。

フレンドリーな笑顔が安心感たっぷり!
メーカーサービスエンジニアの経験で培った、熟練の分解・クリーニング技術を持つスタッフが在籍しており、日立ビートウォッシュやドラム式洗濯機まで幅広く対応。
洗濯機に関する専門知識やクリーニング技術はもちろん、お客様への事前連絡や親切な説明、丁寧な作業が評判となり、約1,000件もの高評価口コミを獲得しています。
その技術力とサービス品質が高く評価され、くらしのマーケットに出店している数ある店舗の中から、特に優れたサービスを提供している店舗として「くらしのマーケットアワード」を受賞しました。
依頼者の声
作業していただいてから数日経ちましたが、依頼して本当に良かったなとつくづく思う日々です。
まず、内部の汚れをその場で確認し、それがきれいになったのを目の前で見て実感できたこと。そして、気になっていた洗濯機の臭いや洗濯物に付いていた茶色いカスも一切なくなり、効きが悪いなと感じていた乾燥も短時間で終わるようになりました。
購入後8年も経っている年季の入った洗濯機なので、あのまま使い続けていたら、洗濯機自体の寿命も縮まっていたと思います。
4)洗濯機の臭い・汚れの原因

洗濯機や洗濯物の臭い、洗濯物につく茶色いカスのような汚れは、洗濯機(洗濯槽)に汚れが溜まっているサイン。
臭いやカスの原因は、洗濯槽裏で繁殖したカビや雑菌です。自宅では確認する術がありませんが、プロの洗濯機クリーニングを依頼して洗濯機を分解してもらうと、洗濯槽の裏側にびっしりとこびりついた茶色い汚れを確認することができます。
洗濯槽の内側に開いている脱水用の穴から入り込んだ衣類の汚れや、溶け残った洗剤などが洗濯槽裏に付着し、それをエサに雑菌やカビ菌が繁殖していきます。
また、洗濯機の中は湿気がこもりやすいため、洗濯機の蓋を閉めたままにしたり、汚れた衣類を入れっぱなしにすると、雑菌やカビが繁殖しやすくなってしまうのです。
※注意※
洗濯機は内部構造が複雑な上、メーカーや機種により構造も異なります。ご自宅での分解は故障や事故に繋がる恐れがあるため、洗濯機の分解洗浄は、プロの洗濯機クリーニングに依頼しましょう。
5)洗濯機(洗濯槽)の掃除頻度
長い間掃除をしていなかった場合や、掃除をしてもまだ汚れが出てくる場合は、しばらく月に一回の頻度で繰り返し掃除をしてください。
定期的に掃除をしている場合は、3ヶ月に一回程度で十分です。そのとき、ついでに排水口や排水ホースなどもチェックして、汚れが溜まっている場合は掃除をしましょう。
ゴミ取りネット・フィルターのゴミは洗濯をするたびにとるようにしてください。
こちらの記事で、自分で洗濯機を掃除する方法をくわしく紹介しています。おすすめの洗剤や、掃除の手順などを解説しているので、洗濯槽を自分で掃除する際に参考にしてみてください。

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