
目次
- 1) エアコン掃除事業者の作業内容は?1分の動画でわかる
- 2) プロの事業者が行うエアコン掃除の作業内容は?
- 3) 事業者が行うエアコン掃除の料金相場は?
- 4) エアコン内部の掃除はプロに任せて!スプレーNGの理由
- 5) プロに掃除を依頼するタイミングや頻度は?
- 6) エアコンを掃除しないとカビや汚れが部屋中に!?
1)エアコン掃除事業者の作業内容は?1分の動画でわかる
プロの事業者によるエアコン掃除を1分の動画にしてみました。
【動画】1分でわかるプロの技術|エアコンクリーニング
2) プロの事業者が行うエアコン掃除の作業内容は?
所要時間 | 60分-120分 |
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エアコン内部の掃除をしていますか?
エアコンを使っていて、なんとなくカビ臭い、ホコリ臭いと感じたら、お掃除どきです!
プロの事業者によるエアコン掃除が、一般の方の掃除と比べて、どこがすごいのかというと、エアコンの内部のカビや汚れ、ホコリを、水や洗剤を使って、徹底的に掃除できるという点です。
プロのエアコン掃除事業者の実際の作業内容を写真とともに、みてみましょう。
①エアコンのフロントパネルなど外せるパーツは全部外す

プロの事業者によるエアコン掃除では、エアコンのフロントパネルやフィルターはもちろん、吹き出し口のルーバーなど、外せるパーツはすべてを外して、徹底的に隅から隅まで掃除します。
周囲を汚さないよう養生もしてくれるので、安心です。
②外したパネルやフィルターなど洗剤で水洗いする

外したフロントパネルやフィルター、ルーバーなど、洗える部品は、すべてプロ専用の洗剤で水洗いします。
③エアコン内部を高圧洗浄機などで水洗いする

素人では掃除できないエアコン内部を高圧洗浄機などで水洗いし、エアコン内部のカビ、汚れ、ホコリを徹底的に洗い出します。

ここで出てきた掃除後の水は、どこのご家庭も真っ黒です。
④水洗いしたパーツやエアコン内部が乾燥したらエアコン掃除完了

高圧洗浄で水洗いしたエアコン内部をしっかり乾燥させます。
最初に洗ったフィルターやフロントパネルなども乾いていることを確認したら、仕上げの掃除をして、パーツを元に戻してエアコン掃除は終了です。
カビ臭さやホコリ臭さ、見えていたけど掃除できなかった黒カビやホコリもすっかりキレイになりました。
オプションで、消臭・抗菌コーティング、室外機の掃除も依頼できます。
3) 事業者が行うエアコン掃除の料金相場は?
プロの事業者によるエアコン掃除の料金は、エアコンのタイプや台数、オプションの有無で異なるのが一般的です。
くらしのマーケットの例でご紹介しましょう。
エアコンクリーニングの相場
壁掛けタイプ1 台 | 8,000円〜 9,000円 |
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壁掛けタイプ2 台 | 15,000円〜16,000円 |
壁掛けタイプ3 台 | 21,000円〜22,000円 |
オプション/消臭抗菌コート | 1,000円〜 2,000円 |
オプション/室外機洗浄 | 3,000円〜 4,000円 |
オプション/お掃除機能付き | 5,500円〜 6,500円 |
4) エアコン内部の掃除はプロに任せて!スプレーNGの理由

くらしのマーケットに出店しているエアコン掃除のプロ230人へ行ったアンケートでは、事業者の81%が「市販のエアコンスプレーによる内部の掃除はしないほうがいい」というアンケート結果に...。
実際に、一般の方が自分でエアコンの内部掃除をして、故障や破損といったトラブルを引き起こす事例は非常に多く、掃除しきれなかったホコリがエアコンをつけるたびに落ちてくるようになってしまったというケースもよく聞かれます。
エアコン内部の掃除は、プロの事業者であっても、数年かかって習得していくような技術が必要なんです。それだけに、一般の方が行うことは、おすすめしません。

エアコン用スプレー(クリーナー)の使い方と180人のプロがオススメしない理由
エアコンを自分で掃除しよう!と考えた時、エアコン用スプレー(クリーナー)を思いつく方も多いと思います。でもちょっと待ってください。私たちが掃除のプロ230人に調査したところ、80%の人が「エアコンスプレーをオススメしない」と回答しています。その理由を詳しく解説します!
※「くらしのマーケット」エアコンクリーニングカテゴリ出店者へのアンケート調査(2019年11月実施)
5) プロに掃除を依頼するタイミングや頻度は?

●風が吹き出す部分に、中に黒い点(カビ)やホコリが見える
内部にもカビやホコリがたくさん溜まっている可能性があります。
●フィルター掃除をしたのに、エアコンから嫌な臭いがする
取り切れないエアコン内部のカビや汚れからくる臭いでしょう。
●ここ最近、エアコンの空気が冷えにくい・暖まりにくい
エアコン内部のホコリや汚れがたまると、目詰まりを起こして冷却・暖房機能が低下します。
●2年以上は、プロのエアコンの内部掃除をしていない
年に1度の頻度が理想です。少なくても2年1回のエアコンクリーニングが必要です。
●上記には、まだ当てはまらない場合、まずは自分でエアコン掃除も可!
エアコンの汚れやカビが気になるけど、まだ上記には当てはまらないという方は、自分でエアコン掃除を試してみましょう。
▼参考:「エアコン掃除を自分で簡単にできる方法」を、写真と動画で詳しく解説しています。

エアコン掃除は自分で簡単に!失敗しがちなポイントを解説
自分でやるエアコン掃除だって家にある道具だけで30分で終わります!手順は簡単。フィルター洗ったら、エアコンの吹き出し口や内側を掃除して完了!めんどくさいエアコン掃除法だからこそ簡単がいいですよね!失敗しがちなポイントやおすすめ掃除頻度も解説します。
6)エアコンを掃除しないとカビや汚れが部屋中に!?

エアコン内部に溜まったホコリや汚れはカビ菌の大好物。
さらに、エアコン内部の温度と湿度は、カビにとって最も生息しやすい環境!そのため、汚れやホコリが溜まったエアコン内部を掃除しないでいると、カビの繁殖・増殖を防ぐことはできません。
先ほどのくらしのマーケットが行ったエアコン掃除のプロへのアンケート調査でも、93%ものプロが、エアコン掃除を自分で行う際に「一番気をつけた方がいい」と回答したのは「素人では取りきれないエアコン内部のカビ」でした。
フィルターやその付近に溜まった汚れやカビは、エアコンの風とともに、再び、室内に放出されます。
自分や家族が長い時間を過ごす室内だけに、プロの事業者によるエアコン掃除についても、一定のタイミングで行えるように検討しましょう。