妊娠中の引越しの注意点と必要な手続き！産前産後引っ越すならどっち？

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目次

1. 1）妊娠中の引越しの時期やタイミング
2. 2）産前と産後、引越すならどっち？メリット・デメリット
3. 3）妊娠中の引越しで必要な手続き
4. 　①産院の転院手続き
5. 　②住民票の移動
6. 　③妊婦健康診査受診券・補助券の変更手続き
7. 　④母子手帳の交換は不要
8. 4）妊娠中の引越しの注意点
9. 5）妊娠中の引越しはどこに頼む？
10. 　妊娠中も安心して依頼できる引越し事業者を探す方法

1）妊娠中の引越しの時期やタイミング

妊娠中の引越しのタイミングは、妊娠が安定した妊娠12週以降32週未満（妊娠4ヶ月〜9ヶ月前）までがおすすめです。

引越しは普段の生活と違い、重いものを持ち上げるなどの動作もあります。また環境も変わるため、引越しの時期は慎重に検討することが重要です。

※体の状態には個人差があります。妊婦健診などで主治医に相談し、指示に従いましょう。

2）産前と産後、引越すならどっち？メリット・デメリット

引越しを産前・産後に行うメリットやデメリットを紹介します。

産前に引越すメリット・デメリット

産前に引越しするメリットは、ある程度のスケジュールを立てて引越しができることです。
産後は赤ちゃんの世話をしながらの引越し作業で思うように進まないことがあるため、見通しを立てて行動できるのは大きなメリットです。

産前に引越しするデメリットは、転院や体調管理に配慮する必要があるということです。妊娠中は体調が変化しやすく、つわりをはじめとした様々なマイナートラブルも発生します。

産前の引越しが決まったら早めに病院を探し産院の転院手続きを取る必要があります。また妊娠による体調不良などで思うように荷造りや荷ほどきがすすまない場合は家事代行・家政婦サービスの利用がおすすめです。

参考：すこやかな妊娠と出産のために │厚生労働省

産後に引越すメリット・デメリット

産後に引越すメリットは転院の必要がないことです。新しく病院を探す必要がなく、健診などでお世話になった病院で出産まででできるのは、心理的に安心できる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

一方産後に引越すデメリットは、ベビーベッドなど赤ちゃんの荷物が増えているため、引越し費用が割高になってしまう可能性があることです。また出産のダメージや授乳や夜泣きなどで疲労困憊の可能性があり、赤ちゃんをみながらの引越し作業に骨が折れる可能性もあります。

こちらも決して無理はせず、家事代行・家政婦サービスを利用し引越しをすすめていきましょう。

3）妊娠中の引越しで必要な手続き

妊娠中に引越しする場合、必要な手続きが多くなります。妊娠中に必要な手続きを紹介します。

①産院の転院手続き

引越しに伴い病院を変える場合は、引越し先の産院を探す必要があります。

引越し前の産院で紹介状を書いてもらい、引越し先の産院に渡すと予約がスムーズです。

②住民票の移動

妊娠中から出産・産後の様々な助成金を受けるためにも、住民票の移動が必要です。

同じ市区町村内の引越しは転居届を、別の市区町村への引越しは転出届と転入届を提出します。

自治体によっては郵送やオンライン手続きも可能です。

住民票の移動に必要な手続きと詳しい方法は、転居届・転出届・転入届に必要なものと書き方の記事を参考にしてください。

転居届・転出届・転入届に必要なものと書き方｜住民票移動は2週間以内に

転居届・転出届・転入届に必要なものは、提出者の本人確認書類・印鑑・引越し先の住所です。引越しの時に役所に提出するのに必要な書類や書類の書き方、郵送手続き、代理人手続きの方法など詳細を説明します。

参考：転出届（市外へのお引っ越し） │横浜市

③妊婦健康診査受診券・補助券の変更手続き

妊婦健康診査受診券・補助券などは市区町村単位で独自に発行しているため、引越し先では交換が必要です。

転入届の手続きと一緒にまとめて手続きを行いましょう。

なお、隣接の市区町村の場合は引越し前の補助券がそのまま使用できることもあります。窓口で確認しましょう。

参考：妊娠がわかったら│東京都福祉局

④母子手帳の交換は不要

母子健康手帳（母子手帳）の内容は市区町村で大きく違いはなく、交換は不要です。母子手帳の住所欄のみ、引越し先の住所に変更しましょう。

4）妊娠中の引越しの注意点

妊娠中の引越しは普段の生活と比べて、注意してほしい点があります。

引越し作業は重いものを持ったり不用品を処分したり、荷造りや荷解きをしたり、体に負担のかかる作業が多いですよね。

ただでさえ心身ともに疲れる作業なので、絶対に無理はせずこまめに休憩をとりながら作業をすすめましょう。

▶▶▶引越しやることチェックリストはこちら

引越し準備「やることチェックリスト」手続きの流れや荷造りのコツも紹介

荷造り・荷解きはもちろん、引越し前の掃除や家具移動など、体の負担が大きい作業は家族や親族、事業者などに任せることも大切です。

5）妊娠中の引越しはどこに頼む？

引越し事業者はたくさんありますが、妊娠中は次の条件を満たす事業者に依頼することをおすすめします。

妊娠中の引越しに無理は禁物です。スタッフは2名以上でお願いし、気遣いなどの面でより安心できる女性がいると、妊娠中の引越しも信頼しておまかせできますね。

また事前にどのような事業者が来るか、これまで利用した人の口コミなどが分かっていると、安心して利用できます。

妊娠中も安心して依頼できる引越し事業者を探す方法

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見積もりを依頼したら大量のメールや電話が来る、といったことは一切なく、口コミ内容や価格、サービス内容で引越し事業者を比較できます。

また女性スタッフを指定することもできるため、妊娠中はもちろん、一人暮らしの女性やお年寄りの方にも安心してご利用いただけます。

事業者とはアプリで簡単にやり取りできるため、気になっていることや配慮してほしいことも遠慮なく伝えることができます。

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ライター：原田　菜々子
看護師・保健師。感染対策委員として３年間病院で勤務。その後保健師として食事・運動・入浴をはじめとした生活習慣改善指導を行う。専門学校、大学での講義をはじめ、学生・医療従事者・一般の方向けの教育活動にも積極的に従事。

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