
引越し時など自宅の整理をしていると大量に出てしまう不用品。処分方法に迷い、チラシなどを参考に不用品回収業者に回収・買取をお願いする場合が多いと思います。
しかし、「どんな作業員が来てくれるのか」「金額は最終的にいくらになるのか」といった本当に知りたい情報がイマイチわからず、不安になってしまうこともありますよね。
実際、一人暮らしの女性や学生、高齢者をねらって、悪徳業者が不当な金額を請求するケースも相次いでいるようです。
悪徳業者に騙されることなく、信用できる事業者を選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
今回は「信用できる不用品回収業者の選び方」について解説します。
目次
- 1. 不用品回収業者の信用度を確かめるための「基準」とは?
- 【豆知識】「不用品回収」と「廃棄物収集」の違いにご用心
- 2. 「要注意」の不用品回収業者の特徴
- ①チラシで「無料」と宣伝する不用品回収業者
- ②地域をトラックで巡回している不用品回収業者
- 3. 不用品回収(処分)サービスの種類と選び方
- 4. 不用品回収サービスの料金相場
- 5. 引越し会社の不用品引取サービスってどうなの?
- 6. 不用品買取サービスってどうなの?
- 買取りができない物
- 7. 不用品回収業者は料金・口コミで選べる!
1. 不用品回収業者の信用度を確かめるための「基準」とは?
まずは、信用できる不用品回収業者かどうか確かめるときに役に立つ基準(許可)について知っておきましょう。
不用品回収業を商売としてやっていくためには、前提として「古物商許可」を都道府県の公安委員会から受けている必要があります。
悪徳業者は、この古物商許可を受けていない場合があります。不用品回収業者に問い合わせる際には、事業者のホームページなどを見て許可の有無を確かめておきましょう。
【豆知識】「不用品回収」と「廃棄物収集」の違いにご用心
豆知識として「不用品回収」と「廃棄物収集」の違いについて補足して解説します。
そもそも不用品回収業とは、一般家庭などで不要となった品物をリユース・リサイクル可能なものとして回収を行う事業のことを指します。
つまり、不要となった品物を「再利用できるもの」として回収し、それらを売買・交換することによって収益を得る事業のことを言うのです。
一方、壊れたり腐敗したりして再利用できなくなった廃棄物を回収してもらう「廃棄物収集」はどうでしょうか。
一般の家庭ごみや廃家電、破損・腐敗した家具や産業廃棄物などの「廃棄物」を回収・処分することは、原則として自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた事業者しかできません。現状、一般廃棄物収集運搬業の許可の新規取得は極めて難しいため、限られた事業者しか廃棄物収集は行えないことになっています。
廃棄物処理法違反となった場合、懲役や罰金等の罰則が科せられることがあります。これは事業者側が注意すべきルールではありますが、依頼する側も予備知識として知っておいて損はありません。
2. 「要注意」の不用品回収業者の特徴

①チラシで「無料」と宣伝する不用品回収業者
ポストに不用品回収業者のチラシが入っていることがありますよね。
このチラシに「無料で回収します」「どこよりも高く買い取ります」と過剰な宣伝文句が書かれていることもしばしばです。
しかし、出張して不用品を回収するのにコストが発生していないはずがありません。
回収料金は無料であったとしても、高額な「交通費」を請求されたり、「運搬費用」という名目で別料金を請求される場合があります。その巧妙な手口に呆れてしまうほどです。
都合のよい売り文句に騙されて、悪徳業者を選ばないよう注意しましょう。
②地域をトラックで巡回している不用品回収業者
軽トラックなどで地域を巡回している不用品回収業者・廃品回収業者を見かけたことはありませんか?
多くの場合「無料で回収します」とスピーカーで鳴らしながら集客していますが、こちらも安易に信用してはいけません。
先ほどと同様に言葉巧みに「交通費がかかる」「トラックの停車料金がかかる」などと利用者を脅す事業者が後を絶たないのです。
「無料ほど高いものはない」とはまさにこのこと。十分注意するようにしましょう。
3. 不用品回収(処分)サービスの種類と選び方
回収あるいは処分してもらう不用品の量や個数、売り出したときの価値(市場価値)によって処分方法は異なります。参考として以下の表を参考にしてください。
※注意※
サービス内容や料金は必ず事業者に確認してください。
おすすめの不用品処分方法 | 不用品の状態 |
---|---|
不用品回収 | 不用品の量が多い 不用品のサイズが大きく1人で搬出が難しい 不用品の種類が多岐に渡る |
リサイクルショップ | 不用品が運べる程度の量 不用品が運べる程度のサイズ 不用品がブランド品や骨董品、美術品、輸入家具などの高級品 不用品が未使用品、または状態がいい |
引越し事業者 | 不用品が1点〜少量 不用品が一般的な家具家電のみ 不用品を引越し当日まで使用する |
自治体などのゴミ収集 | 不用品に破損・傷・汚れ・臭いがある 不用品が再利用できない |
大型家具から小物まで、不用品の種類が多い場合は、複数の事業者に依頼するのも手です。大型の物は不用品回収、高値で引き取ってもらえそうな物はリサイクルショップに持ち込むなど、状況に合わせて処分方法を検討してみてください。
4. 不用品回収サービスの料金相場
料金相場は以下の表の通りです。回収する不用品の量により料金は異なるため、目安として参考にしてください。
内容 | 相場料金 |
---|---|
軽トラック | 10,000円〜18,000円 |
2トントラック | 30,000円〜40,000円 |
5. 引越し会社の不用品引取りサービスってどうなの?

引越しと不用品処分を一度にできるのが、引越し会社が提供している不用品引取りサービス。 引越し作業と同時に行うため、出張費がかからず引取り料金がおトクになる場合が多いのがメリットです。
事業者によっては、引越しとセットであれば引取り料金が無料もしくは格安になることも。買取りを希望する場合は、買取りの可不可も事前に確認しておきましょう。
※注意※
家電リサイクル法により、回収料金の支払いが定められている家電は、回収料金無料の対象にはなりません。
引越し事業者により引取りが可能な品目は異なり、品目ごとに細かく料金が設定されている場合も多いため、不用品が多い場合は不用品回収サービスがおすすめです。
6. 不用品買取りサービスってどうなの?

不用品買取りサービスの多くは、「回収する不用品の中で買取り可能な物があれば買取ります」もしくは「買取りが可能な物のみ査定をして引き取ります」というものです。依頼すればすべて買い取ってくれるとは限らないので注意しましょう。
買取り可能な不用品があった場合は買取り査定を行い、不用品回収料金から買取り金額を差し引いてくれます。もちろん、買取金額の方が高い場合は、回収料金が相殺されるため利益を得ることができます。
ただし、高額買取りにはブランド・使用年数・市場価値の有無など条件があるので、買取りの可不可や買取りができなかった場合の回収費用は事前に確認しておきましょう。ネットでの料金シミュレーションや、電話で見積もりをしてくれる事業者も多くいます。
※注意※
不用品が多数ある場合を除いて、家電などメーカーや品番、状態がわかればある程度金額が見積もれるにも関わらず、「実際に見なければ金額が出せない」と訪問見積もりを迫ってくる事業者には注意しましょう。
買取りができない物
買取りできるかできないかの基準は事業者により多少異なりますが、買取り不可になるケースが多いのは、以下のような物です。
- 完全に破損していて使えない物
- 需要がなく中古品でも再利用が難しい物
- 衛生上再利用が難しい物(下着・ピアス・マットレスなど)
- 汚れや傷、臭いがある物
- 製造から6年以上経過している物
7. 不用品回収業者は料金・口コミで選べる!
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