
目次
- 1)電化製品の処分方法
- 1-1)買ったお店で処分してもらう
- 1-2)メーカーに処分してもらう
- 1-3)不用品回収業者を利用する
- 1-4)自治体に回収してもらう
- 2)テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の処分方法
- 3)電化製品をすぐに処分したい時はプロにおまかせ
1)電化製品の処分方法
故障や買い替えなどで、古い電化製品を処分する際、一番簡単な方法は購入した店舗で処分することです。しかし、電化製品を買ったお店を忘れてしまったりすることもあると思います。そこで、電化製品を処分する方法を複数紹介します。メリット・デメリットもあわせて紹介するので、自分にぴったりの処分方法を検討してください。

以下の章でくわしく説明します。
1-1)買ったお店で処分してもらう
一番安く済むのは、買ったお店に不要な電化製品を処分してもらうことです。
電化製品の種類にもよっては処分料金として数千円の費用がかかることがありますが、これだけで済みます。
また買い換えの場合は、処分料金は同じ金額ですが、処分費用以外の諸経費を加算されることがありません。
しかし、引き取りに来てもらう形の処分だと、例えばアパートの2階で人力で降ろさないといけないときなどは、処分料金とは別に料金を請求されることがあります。
エレベーターがあれば、手数料として取られることはないかもしれません。
エレベーターなしの3階以上ですと、階が上がるごとに加算されることもあります。
その点、買い換えで処分してもらうときの方が、手数料のような形では料金を取られないことが多いでしょう。
1-2)メーカーに処分してもらう
買ったお店を忘れてしまったり、引っ越しなどの都合で店舗へ足を運べない場合は、電化製品を作ったメーカーに処分してもらうという方法もあります。
メーカーに依頼すれば確実に処分してもらえますが、手続きの関係で処分にある程度時間がかかってしまうというデメリットがあります。
家電の種類などでも違いはありますが、購入店舗で処分する場合と同じく、無料〜数千円ほどの処分料金がかかります。
またメーカーが依頼する事業者によっては、廃棄の電化製品を移動するための手数料も請求されることがあります。
1-3)不用品回収業者を利用する

民間の不用品回収の事業者に回収を依頼する方法もあります。
「電化製品をなんでも無料で処分します」と宣伝している事業者もありますが、安価を売りにしている事業者の中には、悪質な事業者も混じっています。
不用品回収には一般廃棄物収集運搬許可などの資格が必要です。不用品を正しく処分せずに不法投棄を行ったりする悪質な事業者に対して、経済産業省が警告 を出しています。不用なトラブルに巻き込まれないためにも、口コミや料金体系を見て安心できる事業者を探すのがおすすめです。
インターネットで複数の事業者に一括見積もりを取ることもできますが、しつこい電話やメール対応に追われることもあるのであまりおすすめできません。
くらしのマーケットではしつこい対応に追われることなく、家電製品を一気に回収してくれる不用品回収の事業者が多数登録しています。
口コミなどを参考に、お近くの頼れる事業者を探すこともできるので、ぜひ試してみてください。
1-4)自治体の回収を利用する
家電リサイクル法に該当する4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)以外の電化製品は、粗大ゴミとして申請すれば自治体に回収してもらえます。
粗大ゴミシールを近くのコンビニなどで購入し、指定の場所まで運んでください。
デメリットとしては、自分の好きな日時に引取ってもらうのが難しいという点です。急ぎで処分したいときにはあまり向いていません。
2)テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の処分方法
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法に指定されているため、これらの4品目を処分する際にはリサイクル料金がかかるのが普通です。 また、自分で処分場所まで持ち運べる場合を除いて、収集運搬料金がかかります。
家電リサイクル法に指定されている家電の処分方法については、こちらの関連記事でくわしく説明しています。処分の際は参考にしてください。テレビの処分方法
小型のテレビであれば自分でも持ち運べるため、自治体に依頼し回収場所に置くようにするのもおすすめです。

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エアコンの処分方法
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冷蔵庫の処分方法
自分で持ち運ぶのが難しい冷蔵庫は、購入店がわかれば購入店舗に引き取ってもらうか、不用品回収事業者に処分を依頼するようにしたほうが良いでしょう。

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洗濯機の処分方法
冷蔵庫と同じく、洗濯機も自分で持ち運ぶのが難しい家電です。購入店がわかれば購入店舗に引き取ってもらうか、不用品回収事業者に処分を依頼するようにしたほうが良いでしょう。

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3)電化製品をすぐに処分したい時はプロにおまかせ
急な引っ越しなどの都合で手元の電化製品を早く処分したい…ということもあると思います。そういった場合は、不用品回収の事業者に頼めば、自分の都合に合わせた日時で対応してもらえます。
くらしのマーケットでは電化製品を見積もりなしで回収してくれる不用品回収の事業者を明確な料金表と口コミから比較することができます。
処分してもらいたい電化製品が複数ある場合は、値段交渉が可能なこともあるので確認してみましょう。
昨今は特に物が捨てにくい時代です。
物を大切にして、処分するものをできるだけ増やさない努力も必要ですね。