引越しをとにかく安く済ませる12のコツ｜単身・家族引越しの両方を紹介

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目次

1. 1）引越しを安く済ませる基本の方法
2. 　①閑散期に引越しする
3. 　②引越しで運ぶ荷物を少なくする
4. 　　不用品を手間なく低価格で処分するには？
5. 　③3社以上の引越し事業者から相見積もりをする
6. 2）引越し料金が高くなるポイント
7. 3）引越しを安く済ませる裏ワザ
8. 　①引越しの時間を指定しない
9. 　②自分で梱包材を用意する
10. 　③自分で梱包する
11. 　④格安引越しに依頼する
12. 4）単身引越しを安く済ませる方法
13. 　①単身パックを利用する
14. 　②宅配で荷物を送る
15. 　③自分で運ぶ
16. 5）家族引越しや長距離引越しを安く済ませる方法
17. 　①家具や家電製品を買い換える
18. 　②引越し会社のキャンペーンを利用する

1）引越しを安く済ませる方法

引越しを安く済ませる基本は、①閑散期に引越しする、②引越しで運ぶ荷物を少なくする、③3社以上の引越し事業者から相見積もりをするの3つです。

すべて対応することが難しい場合は、どれか一つでも心がけると少しでも引越しにかかる費用を安くすることができます。

①閑散期に引越しする

引越しは時期によって安くなります。
1年のうち、引越しの繁忙期は、新生活で生活環境が変わる人が多い2月下旬〜4月上旬です。

引越し料金が比較的安くなるのは10月後半〜11月です。
引越しの時期を選べる場合は繁忙期を避け、11月くらいにすると比較的安く引っ越しできるでしょう。

その他の引越しの閑散時期は「引越し料金を安く抑える引越し依頼のタイミング」という記事で紹介しています。11月の引越しが難しい場合は是非参考にしてください。

引越し料金を安く抑える引越し依頼のタイミング

荷物の量や移動距離が同じでも、引越すタイミングによって料金が変わる場合が多くあります。 繁忙期か閑散期かをはじめ、曜日や時間帯によっても大きく変動します。 知っていればおトクな、引越し料金が安くなるタイミングをご紹介します！

②引越しで運ぶ荷物を少なくする

引越しの料金は、荷物の量（必要人数・トラックの大きさ）と移動距離、その他のオプションサービスの有無で決まります。

そのため、荷物の量を少なくすることで、トラックの大きさを下げることができるなど、引越しにかかる料金を安くすることができます。
引越しが決まったら、計画的に不用品を処分するようにしましょう。

不用品を手間なく低価格で処分するには？

不用品を処分する方法は、自治体の粗大ごみや一般ごみに出す、フリマアプリやリサイクルショップなどでリユースする、不用品回収に依頼するなどがあります。

【自治体のゴミ回収】

自治体のゴミ回収は格安で不用品を処分できる一方、曜日や個数が決まっていたり、自分で運び出す必要があります。

【フリマアプリやリサイクルショップ】

フリマアプリやリサイクルショップは、比較的使用感の少ないものや、ブランド物などは高く売れる可能性もあります。売れたら収入になりますが、売れない可能性もあります。
特にフリマアプリはいつ売れるかわからない、送料がかかるリスクがあります。

【不要品回収】

「時間がない」「不用品がたくさんある」「自分では家から持ち出せない」という場合におすすめなのは、不用品回収を依頼する方法です。
都合の良い日時に一気に家の中の不用品を回収してもらえます。

くらしのマーケットの不用品回収の費用相場

さまざまな困りごとを依頼できるくらしのマーケットは、多数の不用品回収事業者が出店しています。費用相場は以下のとおりです。

くらしのマーケットでは、軽トラック1台3,300円から依頼可能です。※2023年12月時点

「不用品回収ってちょっと不安…」と思った方は、こちらの記事で優良な不用品回収事業者の見極め方をチェックしましょう。

優良な不用品回収事業者の選び方｜ぼったくりに遭わないために

優良な不用品回収事業者を選ぶ方法を紹介します。ぼったくられないために注意すべき不用品回収事業者の特徴は無料と宣伝する事業者やトラックで巡回している事業者です。不法投棄や高額請求などトラブルに巻き込まれないためにしっかり見極めましょう。

③3社以上の引越し事業者から相見積もりをする

引越し事業者を選ぶ際は、3社以上の実績・料金・口コミを比較し、相見積もりをしましょう。
3社以上を比較するとおおよそのサービス内容や料金の相場がわかるので予算を立てることができます。さらに口コミを確認し、引越し当日の様子やオプションサービスの必要・不要もチェックできます。

一括見積もりサイトの意外な落とし穴など、引越し見積もりで確認しておくポイントを記載した記事があります。気になる方はぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。

引越し見積もり依頼の注意点教えて！

引越しが決まったら気になるのが費用のことですね。 見積もりを依頼したら思ったより高かった、見積もりをとったのに当日追加料金を請求された…。 そんな困った！が起きないよう、見積もりを依頼する際の注意点をお教えします！

2）引越し料金が高くなるケース

引越し料金が上乗せされて高くなるケースがいくつかあります。
ご自身の状況に当てはまるか確認し、想定した上で見積もりをとりましょう。

詳しくは、引越し費用が変わるポイントを記載した記事をご参照ください。

引越し料金が高い！費用が高くなる理由5つと安く依頼する解決策

定価がないと言われる引越し料金は、荷物の量や距離はもちろん、時期や状況、事業者によっても大きく変わります。 思っていたよりお金がかかった…という場合も多いので、料金が変わるポイントを把握して節約できるところがないか確認してみましょう。

3）引越しを安く済ませる裏ワザ

引越しを安くするには、基本以外にもちょっとした「裏ワザ」があります。
手間がかかることもあるため、できる範囲で試してみると、引越し料金が安くなる可能性があります。

①引越しの時間を指定しない

引越し事業者によっては引越しの時間を指定しない「時間指定なし（フリー）」プランがあります。
引越し事業者の作業開始時間を指定しない代わりに引越し料金が安くなります。
人気が集中する午前中でなくても良い場合は、時間指定なし（フリー）プランを選ぶと引越し費用が安くなります。

ただし、引越しの作業開始時間が夜になる可能性もありますので、遠距離や荷物が多い引越し、小さいお子さんがいる引越しには向きません。

②自分でダンボールなどの梱包材を用意する

引越し事業者によっては、ダンボールなど梱包材の料金が上乗せされる場合もあります。
ダンボールなどを自分で用意出来る場合は、この費用をカットすることができます。

段ボールは食料品店、家電量販店、カーショップなどで手に入れることができます。
食料品店の段ボールは土や虫などがついている可能性もあるため、飲み物などが入っていた丈夫な段ボールを選ぶことをおすすめします。
詳しくは、引越し用のダンボールの入手方法を紹介した記事に記載していますので、ぜひご一読ください。

引越し用のダンボールの入手方法を教えて！

引越しで必要なダンボールですが、普段から確保している方は少ないですよね。 無料で入手する方法はいくつかありますが、コンビニなどでもらえるダンボールは強度が弱く引越しに適さないことも。おトクに丈夫なダンボールを集める方法を説明します。

【やってみた動画】引越し段ボールの作り方をプロに教わってやってみた

③自分で梱包する

引越し事業者によっては、引越し当日にスタッフさんが梱包してくれるサービスがあります。
忙しい方や引越し準備ができない方にはうれしいサービスですが、荷物を自分で梱包するとその分費用を安くすることができます。

食器の梱包方法

【やってみた動画】食器類の梱包方法をプロに教わってやってみた

お皿やコップなどの割れ物は重ねず、必ず一枚ずつプチプチ・新聞紙などの緩衝材を挟み段ボールに詰めましょう。包丁は新聞紙や厚紙等で包みましょう。

靴の梱包方法

基本的に靴は軽いため、大きなダンボールを一つ用意してたくさんの靴を入れるのがもっとも効率的です。
互い違いになるように靴底を合わせて新聞紙やプチプチで一足づつ包み、靴を横にしてダンボールに詰めていきましょう。

服の梱包方法

衣替えまで着用しない、着る予定がないシーズンオフの服をまずは梱包します。
段ボールに服を荷造りするのが簡単で仕分けもしやすいですが、圧縮袋や衣装ケース・ハンバーボックスをレンタルして運ぶという方法もあります。

こちらの記事では、引越しの服の荷造りの効率的な方法と手順を詳しく紹介 していますので、参考にしてください。

引越しの服の荷造り｜効率的な方法と手順

④格安引越しに依頼する

近年その安さから注目を集めている「格安引越し」。
SNSなどでは、格安引越しに見積もりを出してみると「大手よりも4〜5万円ほど安くなった」という声もあります。

格安引越し事業者の作業内容はシンプルで、養生してから部屋からの運び出し・積み込み・積み下ろし・部屋へ運び込みのみ。
梱包材の用意や梱包は自分で行います。
「余計なサービスは要らない」「近距離引越しだけど自分で運ぶのは難しい」という方にもピッタリです。

くらしのマーケットでも格安引越し事業者が多数出店しており、見積もりはサイトから必要事項を入力するだけ。登録直後に大量の見積もり電話やメールもありません。
サービスによっては女性スタッフを指定することもできるので、一人暮らしの女性やお年寄りの方でも安心です。

格安引越しのトラックの積載量は、下の記事で紹介しています。
引越しに役立つ！トラックの積載量を教えて！をご覧ください。

引越しに役立つ！トラックの積載量を教えて！？

引越しする際、気にしてほしいのがトラックの積載量です。引越し当日荷物が入りきらない、なんてことのないように荷物の量に合わせてトラックを選びましょう。以下でトラックの大きさごとにどのくらい荷物を運べるかを紹介していきます。

くらしのマーケットの格安引越し費用相場

くらしのマーケットでは、最安4,400円〜依頼することができます。※2023年12月時点の情報です

お住まいの地域の格安引越し料金をチェック

安すぎて逆に不安…という方は、利用者の口コミをしっかりチェックしましょう。

くらしのマーケットの格安引越しを利用した方の口コミ

4）単身引越しを安く済ませる方法

単身の引越しは一般的に荷物が少ないため、比較的安く引越しできますが、さらに安くする方法を紹介します。

①単身パックを利用する

単身引越し向けの「単身引越しパック」というプランがある事業者もいます。
コンテナサイズが決まっており、複数の依頼者の荷物をトラックに載せることで運搬コストを削減することが出来る割安なプランです。

ベッドやタンスなど大きな荷物を運ばない場合に利用すると引越し費用を抑えることができます。

②宅配で荷物を送る

衣類や趣味の道具など、引越し後すぐに使わないものはダンボールなどに詰めて宅配で送ると、安くなる場合があります。

宅配の費用の例

※2023年12月時点の情報です。東京都から同じ東京都へ、140サイズの段ボールで宅急便を利用したときの料金を紹介しています。

量が多い場合は引越し事業者に頼んだほうが安くなる場合もあります。利用する場合はきちんと計算しましょう。

参考：ヤマト運輸│宅急便の基本料金 、輸送料金 │佐川急便 、ゆうパックの運賃・料金計算 │日本郵便

③自分で運ぶ

引越しの荷物を自分で運ぶと、引越し事業者に比べて手際やスピードが劣りますが、時間と人出があれば安く引越しできます。

移動距離が短く、車の手配から梱包、搬出入まですべて対応できることが前提です。

またペットがいる方や貴重品が多い方も、自力での引越しがおすすめです。
ペット専門の引越しサービスを除いて、通常引越しの事業者は「標準引越運送約款」というルールに基づいて取引をしていますが、そのルールの中には「宝石貴金属や美術品、骨董品、動植物などの場合は、引受けを拒絶することがある」という記載があります。

動植物や高価な持ち物は、責任を持って自身で運ぶのが一番安心です。

「自分で運ぶ」は逆に費用が高くなるケースもあるので注意

筆者（2人暮らし・荷物の量は一般的）は2023年に40km離れた場所に引越しました。
費用を節約しようと引越し事業者を依頼せず、知人の手伝いで引越しをしましたが、かえって費用が高くなりました。

くらしのマーケットの格安引越しで同じ条件で検索すると2.3万円程度で依頼できる事業者がヒット！
格安引越しに依頼したほうが安かった、と大後悔しました。

また引越し事業者に依頼せず、自分や知人だけで引越しを行うと、以下のようなデメリットがあると感じました。

引越しのプロは、雨天でも安心して任せることができ、運搬技術も確かです。特にくらしのマーケットの格安引越しは大手から独立したプロも多数活躍しており、自分で引越しするよりも費用が安いケースもあります。

くらしのマーケットは①荷物を選んで②事業者を比較して③予約するだけの簡単3ステップのため、事業者に依頼せずに引越しを検討している方も、まずは格安引越し事業者を探してみることをおすすめします。

▶▶▶格安引越しの探し方はこちらをクリック

参考：標準引越運送約款｜国土交通省

5）家族引越しや長距離引越しを安く済ませる方法

家族で引越しする場合や長距離引越しをする場合、自分たちだけで引越しするのは難しいのでどうしても引越し料金が高額になります。
少しでも引越し費用を安くする方法を紹介します。

①大型家具や電化製品を買い換える

引越しする際はできるだけ荷物を少なくすると、引越し費用が安くなることは上記のとおりです。新居で使う家具や電化製品を新しく買い換えると、結果的に安くなることがあります。

新居が決まったら、間取り図を早めに用意し、現在使っている家具や電化製品を使うかどうか判断しましょう。

大型家具を処分する方法は6つあります。詳しく記載された記事をご確認のうえ、安全に正しく処分しましょう。

大型家具の処分6つの方法｜手間をかけずに安く処分するには？

大型家具の処分方法は大きく6つあります。買い替えや引越しですぐにソファーやベッドを処分したい人、できるだけ安く処分したいという人は注目！チャートを使って自分に合ったコスパの高いお得な処分方法がわかります。

電化製品の種類によっては壊れていても「家電リサイクル法」により、粗大ごみとして出せない場合があります。
詳しくは、家電リサイクル法について書かれた記事をご参照ください。

電化製品の処分方法6選｜一番安くて簡単な捨て方は？

電化製品の捨て方を6つ紹介します。家電リサイクル法に定められているテレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・乾燥機はもちろん、その他の電化製品も小型家電リサイクル法に則り正しく処分しましょう。

②引越し会社のキャンペーンを利用する

引越し会社によっては、閑散時期などにキャンペーンを行うところもあります。
割引やオリジナル商品のプレゼントなど、内容は多種多様です。

相見積もりをして差がなければ、キャンペーン内容から選ぶという方法もあります。

6）引越し先の物件が決まったらやること

引越し先が決まったら、まずは引越し事業者を選びます。
その他にも引越し前〜引越ししてからやることをリストにして見える化しておくと、やることの優先順位がつけやすくなります。

引っ越しに伴う手続きや引越しのやることリストはこちらの記事にリストアップしていますので、是非参考にしてください。

引越し準備「やることチェックリスト」手続きの流れや荷造りのコツも紹介

新居が決まってから引越しの後までのやること35個をリスト化しました。引越し予定日の1ヶ月前・2週間前・1週間前・当日・引越し後2週間までにやる手続きや準備することを優先度が高い順に紹介。やることと併せて確認事項や注意点も要チェックです。

他にこんなサービスもあります

【不用品回収】

引越しや大掃除などで使わなくなったものをまとめて回収して欲しい人は不用品回収サービスがおすすめです。処分のための引き取り手がいない方や、自分では処分することができない大きな家具家電を楽に処分したい方は、プロに頼んで簡単に回収してもらいましょう。

不用品回収を利用する

【水回りクリーニング】

水回りクリーニングとは、キッチン・レンジフード（換気扇）・浴室・洗面台などの水回りをいくつかまとめてプロが掃除するサービスです。年に一度の大掃除、普段の掃除を楽にしたい方、新生活を始める方など、水回りを一気にきれいにしたいときにおすすめです。

水回りクリーニングを利用する

ライター：畑野 佳奈子
掃除が苦手でしたが…くらしのマーケットで紹介しているお手軽な掃除方法をフル活用しています。食品衛生責任者、整理収納アドバイザー準1級取得。

くらしのマーケットは、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

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