エアコン取り付けの標準工事、内容や用語を教えて!

エアコン購入時に無料の標準取り付けサービスがついてくることがあります。しかし実際は追加料金が必要になることも多いようです。どこまでが標準幸治の内容なのか分かりづらいですよね。そこで主な標準工事の施工内容と、専門用語について解説します。

2019.3.12 更新

標準工事の施工内容

標準工事というのは基本的に取り付け工事しか含まれていません。
ですから古いエアコンから新しいエアコンに買い替えを考えているときには追加料金で取り外し料金がかかってしまいます。
以下はだいたいの量販店の標準工事に含まれているサービス内容です。

標準工事の工程一覧

・エアコン本体と室外機が同じフロアでの取り付け工事
・平地またはベランダに室外機を設置
・室外機を地面に直接置かないようにプラロックを使用
・配管パイプと電線は4mまで追加料金無しで施工可能
・木造、モルタル、石膏、ALC(軽量気泡コンクリート)壁の配管を通すための穴あけを一ヶ所
・コンクリート壁の場合は別料金
・真空引き作業(エアパージ作業)を実施
・既存のアース線への接続

必要な施工環境

施工内容はだいたいどこの量販店も同じなのですが、設置に何が必要なのかなど肝心の情報はたくさんの注釈で書かれていたりしてわかりづらいです。
知らないままだと工事当日に「エアコン取り付け用のコンセントがないので、コンセント増設料金がかかりますよ。」と言われて予期せぬ追加料金がかかることもあります。
実際にどのような追加料金がかかるのか見ていきましょう。

標準工事によくある追加料金

次に追加料金が発生する部品や、料金が比較的大きなものを紹介します。
量販店のホームページを参考にしながら紹介しています。
金額は前後することがありますので参考程度にしてください。

既設エアコンの取り外し

エアコン取り外し料金として4,000円から10,000円ほどかかります。

隠ぺい配管

室内外で穴の位置が異なる隠ぺい配管の場合、別途で見積もりが必要な事業者が多く、30,000円以上かかると考えておいた方が良いでしょう。

エアコン専用コンセントの増設

エアコン専用のコンセントがなく増設をする場合、ブレーカーの位置にもよりますが12,000円から20,000円ほどかかります。

コンクリート壁の穴開け

壁が木材など穴を開けやすい素材ではなく、コンクリートやタイルなどに取り付け用の穴を開ける場合、12,000円ほどかかります。

室外機の特殊設置工事

室外機の置き場所が屋根の上であったり、壁面に取り付ける場合、追加で12,000円以上かかるでしょう。

室内用の化粧カバー

家の中の配線の見た目をきれいにしたいときにつける室内用化粧カバーは、1mまでで10,000円ほどかかります。

L時の化粧カバー

角度を変えて接続するときに必要なL時の化粧カバーは、1つにつき1,000円から2,000円ほどかかります。

特殊な化粧カバー

換気、排気や加湿機能付きエアコン用の室内用化粧カバーは、特別な化粧カバーを用いるため15,000円ほどかかります。

室外用の化粧カバー

家の外壁などに沿って取り付ける化粧カバーは、2mまでで約5,000円かかります。

他にも、追加工事の料金は細かく設定されています。
紹介しただけでもかなり大きな金額ですよね。
エアコン取り付けには追加料金だけでこれだけのお金がかかってしまいます。
標準工事は無料だったり安く依頼することができたりしても、追加でお金がかかる可能性があるという認識が大事です。
どの工事に追加料金がかかるのかを理解しておけば、事業者に追加で工事が必要なものを事前に確認することができます。

わかりづらい専門用語の解説

ここではわかりづらい専門用語を解説しています。 見積もりの段階で事業者としっかり話し合いをするためにもぜひ理解しておきたいですね。

ALC

高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことです。
耐火性、防火性や耐久性などがあるので主に木造や鉄骨などの外側に化粧や防水などのために塗られます。

モルタル

モルタルはセメントと砂と水を合わせて作られた壁材の一種です。
コンクリートとの違いは砂利が入っているかどうかでコンクリートには入っていますが、モルタルには砂利は入っていません。
コンクリートに比べると強度は落ちますが、一般的な壁材の一つで基本的に標準工事内でエアコン取り付け用の穴を開けることができます。

隠ぺい配管

配管が壁の内部や天井裏などに埋め込まれていて見えない状態のことを言います。
つまり室内外で穴の位置が異なるもので、配管が壁の中に隠れて外からの見え方がすっきりとします。
しかしエアコン取り付け工事費は通常の配管より高額になります。
また換気機能がついたエアコンだと取り付け不可であることが多いです。

真空引き

エアパージとも言います。真空ポンプを利用して配管内の空気や水分の除去を行います。
パイプを通して室外機に入っている冷媒をエアコン本体と繋ぐときに、空気が混ざらないように真空にしておく必要があるのです。

大地置き

大地置きは室外機の置き方の一つで、地面に直接置くことを言います。

二段置き

二段置きも室外機の置き方の一つで、エアコンを二つ以上持っているときなどに室外機を垂直に並べて設置することを言います。

ドレンホース

ドレンホースはエアコン用の排水ホースのことです。冷房をつけているときに結露した水滴を外に出すための排水用のホースが必要になります。

プラロック

室外機を浮かすために必要なブロックです。
室外機が雨で浸水するのと同時に熱がこもるのも防ぎます。

アース接続

地面に電気を逃すことを言います。 接地とも言われていて、感電を防止するために行います。

最後に

エアコン設置工事は専門的で難しいイメージもありますが、知識をある程度つけておくことで、事業者に言われるがままではなくきちんと納得して依頼することができます。
また、エアコンを設置する箇所の構造や特徴を事前に伝え、施工内容や追加料金についてきちんと確認をとりましょう。

くらしのマーケットでは、多くのサービスで追加料金や特殊工事の対応可否について明記されているので、自分にあったサービスを見つけることができます。
追加料金についても事前に確認することができるので、当日の思いがけない出費で嫌な思いをしないためにも一度くらしのマーケットを利用してみてはいかがでしょうか。
エアコン取り付け事業者を口コミや料金で比較することができます。

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